終わってほしくありませんでした。それが読み終わってからの感想でした。もちろん良い意味でです。きっとこの気持ちは、イスラでずっと旅をしていたい、というキャラクター達と似たような気持ちなんでしょうね。
なんか今すっからかんです。終わっちゃったなーって呆けています。
でも、非常に楽しめました。1〜5巻通じて、全く飽きを感じず、どんどんどんどん時を忘れて読み続けてしまいました。
一番印象に残ったのはやっぱりアリエルの想いのシーンです。2人の気持ちがじんじんと伝わってきて、切なかったです。
締めには本当に余韻があるというかなんというか。あの世界に引き込まれたような気分でした。
と、いろいろ書きましたが、自分はやはりこの作品大好きです。確実に自分の中で一大旋風を起こしました。
ぜひぜひ追憶から読んでみてください。
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とある飛空士への恋歌 5 (ガガガ文庫) 文庫 – 2011/1/18
王道スカイ・オペラ、堂々完結!
「行きましょう。我々の戦場へ」
空の一族との交渉権、全権を委任され、空族飛空要塞に赴いたイスラ外務長アメリア・セルバンテス。神聖レヴァーム王国からもたらされた情報では、聖泉への侵入者を例外なく排除してきた空の一族自ら交渉を求めてくることは、至極稀なことだという。双方共に多くの犠牲を出し、戦力を失い、結果要求されたのはただひとつ。風呼びの少女ニナ・ヴィエントの身柄だった。
そんな情報を得つつも、無力に夜空を見あげることしかできないカルエル。彼女はイスラの管区長、代表であり、カルエルは一介の飛空科生徒。この大事な時期に会うことなど不可能に思われた。しかし、休戦協定案がまとまったその日、ある人物のおかげで、カルエルは千載一遇の機会を得る。30分後に出立する彼女に、カルエルは告げる。
「このまま逃げよう、ふたりで。空の果てまで」
かつての力を取り戻し、愛すべき人を救った風呼びの少女。革命によりすべてを失い、かけがえのない生を得た元皇子。ふたりの選ぶ道、未来は……。
そしてイスラは、空の果てにたどり着く。
王道スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ最新作「恋歌」、堂々の完結!!
【編集担当からのおすすめ情報】
『新世紀エンタメ白書2009』ブックランキング1位、2008年 Amazonエディターランキング1位、2008年Amazon売り上げランキング6位、2009大学読書人大賞2位。アニメ映画制作進行中の『とある飛空士への追憶』と世界観を同一にする「飛空士」シリーズ最新作「恋歌」、ついに完結。いまだかつてない感動をあなたに!
「行きましょう。我々の戦場へ」
空の一族との交渉権、全権を委任され、空族飛空要塞に赴いたイスラ外務長アメリア・セルバンテス。神聖レヴァーム王国からもたらされた情報では、聖泉への侵入者を例外なく排除してきた空の一族自ら交渉を求めてくることは、至極稀なことだという。双方共に多くの犠牲を出し、戦力を失い、結果要求されたのはただひとつ。風呼びの少女ニナ・ヴィエントの身柄だった。
そんな情報を得つつも、無力に夜空を見あげることしかできないカルエル。彼女はイスラの管区長、代表であり、カルエルは一介の飛空科生徒。この大事な時期に会うことなど不可能に思われた。しかし、休戦協定案がまとまったその日、ある人物のおかげで、カルエルは千載一遇の機会を得る。30分後に出立する彼女に、カルエルは告げる。
「このまま逃げよう、ふたりで。空の果てまで」
かつての力を取り戻し、愛すべき人を救った風呼びの少女。革命によりすべてを失い、かけがえのない生を得た元皇子。ふたりの選ぶ道、未来は……。
そしてイスラは、空の果てにたどり着く。
王道スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ最新作「恋歌」、堂々の完結!!
【編集担当からのおすすめ情報】
『新世紀エンタメ白書2009』ブックランキング1位、2008年 Amazonエディターランキング1位、2008年Amazon売り上げランキング6位、2009大学読書人大賞2位。アニメ映画制作進行中の『とある飛空士への追憶』と世界観を同一にする「飛空士」シリーズ最新作「恋歌」、ついに完結。いまだかつてない感動をあなたに!
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/1/18
- ISBN-104094512489
- ISBN-13978-4094512489
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/1/18)
- 発売日 : 2011/1/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 262ページ
- ISBN-10 : 4094512489
- ISBN-13 : 978-4094512489
- Amazon 売れ筋ランキング: - 421,624位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
聖泉で起こった空族との熾烈な争い。それはクレアという生贄を空族に与えることで終息した。カルエルは誓う絶対に奪い返すと。憎悪しかなかったカール・ラ・イールはニナを許し、愛を受け入れる。心の在り方次第で人はいくらでも幸せにもなれるし、いくらでも許すことだってできる。空族からクレアを奪還するために、バレステロス共和国に戻ってきたカルエルは演説を行い、見事に民衆の心を掴み扇動することに成功し、第二次イスラ計画は発足される。飛空士の訓練学校での仲間との別れ、養父と義姉、義妹との別れ。そしてカルエルは飛空機へ搭乗し聖泉を目指す。
終わりました。恋歌。性急な終わり方でしたね。神聖
終わりました。恋歌。性急な終わり方でしたね。神聖
2021年10月6日に日本でレビュー済み
記憶があるままでももう一回読みたい!
とにかく良かった!美しい物語だった!
この小説に出会えた幸運に感謝!
とにかく良かった!美しい物語だった!
この小説に出会えた幸運に感謝!
2018年7月7日に日本でレビュー済み
追憶を一年前に読んで色々あって最近恋歌を読みました。
結論から言うと、とても僕の好きな物語だった。2巻までは全然盛り上がりという盛り上がりもなくページをめくる手もゆっくりとしていたけど3巻からページをめくる手が止まらなかった。まだ訓練生であるけれど一生懸命生きようと約束を守ろうとする姿に感動した。
カルがクレアに言った『生きろ』という三文字の言葉もすっごく良かったと思う。
ただアリエルにも報われて欲しかったとも思う。ずっと一緒にいて支えてきた存在だからアリエルのハッピーエンドが見たかった。
命かけて飛ぶ恋歌の登場人物はほんとにカッコよかった。
さあ、夜想曲を読もうではないか。
結論から言うと、とても僕の好きな物語だった。2巻までは全然盛り上がりという盛り上がりもなくページをめくる手もゆっくりとしていたけど3巻からページをめくる手が止まらなかった。まだ訓練生であるけれど一生懸命生きようと約束を守ろうとする姿に感動した。
カルがクレアに言った『生きろ』という三文字の言葉もすっごく良かったと思う。
ただアリエルにも報われて欲しかったとも思う。ずっと一緒にいて支えてきた存在だからアリエルのハッピーエンドが見たかった。
命かけて飛ぶ恋歌の登場人物はほんとにカッコよかった。
さあ、夜想曲を読もうではないか。
2011年1月21日に日本でレビュー済み
とある飛空士への恋歌シリーズ第5巻。堂々の完結です。
各登場人物のそれぞれの成長が描かれ、また作品世界の全貌も明かされます。
特に、前巻で主人公が過去を受容し克服することによってヒロインに対する自分の本当の気持ちに気づいたので
中盤の展開は切ないものがありました。しかし、それが新たな展開の布石となりクライマックスへと
つながります。また、シリーズを通して仲間との絆、家族との絆、愛しい人との絆、様々な人とのつながりの中で主人公が
成長していき、この5巻では第1巻を彷彿とさせるシーンもあり主人公の成長がわかる良い対比となっていました。
また、ヒロインに対する自分の思いを高らかに言うくだりはとてもよかった。
一方、大切に思うからこその別離もあり切ないシーンもあります。しかしながら、たとえ切なくてもどこか
希望が持てるような綺麗な描写はさすがだと思います。
また、なんといっても空を自在に飛び回る描写は素晴らしい。本当にGを感じ、風を感じて飛んでいる光景が
思い描かれます。
そして、あのラスト。余韻を十分に感じさせる終わり方ですね。
ただ、クレアの登場シーンが若干少なめかもしれません。まあ、物語上の必然ではありますが個人的にはもっと
読みたかったかも。
作者の伝えたいメッセージが特によく表現された巻だったと思います。前作、”追憶”と合わせて本当に
読んで損のない作品です。おすすめします。
各登場人物のそれぞれの成長が描かれ、また作品世界の全貌も明かされます。
特に、前巻で主人公が過去を受容し克服することによってヒロインに対する自分の本当の気持ちに気づいたので
中盤の展開は切ないものがありました。しかし、それが新たな展開の布石となりクライマックスへと
つながります。また、シリーズを通して仲間との絆、家族との絆、愛しい人との絆、様々な人とのつながりの中で主人公が
成長していき、この5巻では第1巻を彷彿とさせるシーンもあり主人公の成長がわかる良い対比となっていました。
また、ヒロインに対する自分の思いを高らかに言うくだりはとてもよかった。
一方、大切に思うからこその別離もあり切ないシーンもあります。しかしながら、たとえ切なくてもどこか
希望が持てるような綺麗な描写はさすがだと思います。
また、なんといっても空を自在に飛び回る描写は素晴らしい。本当にGを感じ、風を感じて飛んでいる光景が
思い描かれます。
そして、あのラスト。余韻を十分に感じさせる終わり方ですね。
ただ、クレアの登場シーンが若干少なめかもしれません。まあ、物語上の必然ではありますが個人的にはもっと
読みたかったかも。
作者の伝えたいメッセージが特によく表現された巻だったと思います。前作、”追憶”と合わせて本当に
読んで損のない作品です。おすすめします。
2012年5月27日に日本でレビュー済み
全部読み終えた感想としては、もったいない、というのが正直なところです。
追憶と夜想曲はよかった。
でも、この恋歌はあまりに冗長すぎで、最後は尻切れ的な印象を否定できません。
全5巻を通じて起承転結が分かれている感じで、
1巻の途中までが起、そこから3巻の途中までが承、
そこから5巻の途中までが転、最後が結というように感じました。
さすがにこれでは冗長すぎで、1巻や2巻で投げ出す読者も多いかと思います。
その結果、あまり本が売れず、あたかも途中で打ち切るような終わり方になったのではないかと
勝手に推測します。
1巻から5巻までの内容で冗長的な部分を切り落とし、
2冊くらいの分量でまとめていたら、評価は大分違っていたように思います。
飛空士シリーズに学園ものの要素を入れるというのはいいと思うのですが、
それはそれで、それぞれの巻に盛り上げどころを持ってこないと、
さすがに小説としてはどうかと思います。
それでも5巻まで読んだのはそれなりに面白いからです。
ただ、追憶と夜想曲が傑作であっただけに、どうしてもそれと比較して、
辛口にならざるを得ません。
次回作に期待しています。
追憶と夜想曲はよかった。
でも、この恋歌はあまりに冗長すぎで、最後は尻切れ的な印象を否定できません。
全5巻を通じて起承転結が分かれている感じで、
1巻の途中までが起、そこから3巻の途中までが承、
そこから5巻の途中までが転、最後が結というように感じました。
さすがにこれでは冗長すぎで、1巻や2巻で投げ出す読者も多いかと思います。
その結果、あまり本が売れず、あたかも途中で打ち切るような終わり方になったのではないかと
勝手に推測します。
1巻から5巻までの内容で冗長的な部分を切り落とし、
2冊くらいの分量でまとめていたら、評価は大分違っていたように思います。
飛空士シリーズに学園ものの要素を入れるというのはいいと思うのですが、
それはそれで、それぞれの巻に盛り上げどころを持ってこないと、
さすがに小説としてはどうかと思います。
それでも5巻まで読んだのはそれなりに面白いからです。
ただ、追憶と夜想曲が傑作であっただけに、どうしてもそれと比較して、
辛口にならざるを得ません。
次回作に期待しています。
2011年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『とある飛行士の恋歌』このシリーズ事態は確かにおもしろかったし、楽しめたと思います。
しかし、これが完結巻で無ければと前置きを付けなくてはなりません。内容に関してになるので、
読んでない方への配慮の為簡潔に致します。
1.政治的な交渉ごとに関して余りにも淡白である。
2.空の果てとそこへ往き来の過程が余りにも簡単な行程になっている。
3.主人公とヒロインの関係、その後をちゃんと書かず、周りの人間模様を書いてしまっている。
私は以上の事柄から著者の方が、結末を書くのを読者の想像に委ね。放棄した印象を受けた。
前作もその傾向は見られたが、まだ綺麗にまとまっていた印象がある。
これが完結巻と言われても消化不良で腑に落ちない点が余りにも大きく感じる。これが小説ではなく、
伝記であるなら致し方ないが、小説であるのであれば、お話の結末をちゃんと書くべきである。
その様に私は感じた。
しかし、これが完結巻で無ければと前置きを付けなくてはなりません。内容に関してになるので、
読んでない方への配慮の為簡潔に致します。
1.政治的な交渉ごとに関して余りにも淡白である。
2.空の果てとそこへ往き来の過程が余りにも簡単な行程になっている。
3.主人公とヒロインの関係、その後をちゃんと書かず、周りの人間模様を書いてしまっている。
私は以上の事柄から著者の方が、結末を書くのを読者の想像に委ね。放棄した印象を受けた。
前作もその傾向は見られたが、まだ綺麗にまとまっていた印象がある。
これが完結巻と言われても消化不良で腑に落ちない点が余りにも大きく感じる。これが小説ではなく、
伝記であるなら致し方ないが、小説であるのであれば、お話の結末をちゃんと書くべきである。
その様に私は感じた。
2012年7月7日に日本でレビュー済み
物語に関しては他のレビューを見ていただくとして
5巻で完結したこの物語は
とても忘れられないものになりました。
実際、まだまだ続けられそうなくらいの
ボリュームのある冒険なのですが
それでもここで終わるのも正解だったのではないかと思います。
最後はとても駆け足でクレアなんて出番が少ない状態。
しかし、この「恋歌」は果たして誰の歌なのか。
最後まで読んで表紙を眺めた時に全て分かります。
だからこれで正しいんです。
メインヒロインのお話はあの瞬間完結したのですから。
壮大なスケールの恋のお話し。
深く感動しました。
5巻で完結したこの物語は
とても忘れられないものになりました。
実際、まだまだ続けられそうなくらいの
ボリュームのある冒険なのですが
それでもここで終わるのも正解だったのではないかと思います。
最後はとても駆け足でクレアなんて出番が少ない状態。
しかし、この「恋歌」は果たして誰の歌なのか。
最後まで読んで表紙を眺めた時に全て分かります。
だからこれで正しいんです。
メインヒロインのお話はあの瞬間完結したのですから。
壮大なスケールの恋のお話し。
深く感動しました。