この巻でも話のスケール拡大(特に金銭面)と緊張感が止まりません。
そして、春日恒太がまた活躍します。
全6章構成ですが、まず前巻からの続きです。
ロシア大統領プチロフとの交渉ですが、何とか？無事に手打ちとなり、
梨音の父親も取り戻します。
しかし、その手切れ金が、、、何と200兆円！
革命部の赤字はこれで莫大となります（ここまで1章）。
何とか起死回生の策を模索しているところに、
某新聞社の記者コリンズから取材の話が、、、。
何と「革命部は存亡の危機にある！」と話を切り出し、
それを裏付ける情報を提示する。
もちろん、取材を受けた巳継と恒太は突っぱねるが、
コリンズは諦めない（2、3章）。
みんなが金策に奔走する中、何と恒太が究極の手段を思いつく！
梨音も納得し、ここからはこの手段を実現するため、一致団結で行動する。
一方、コリンズも諦めるつもりはなく、各メディアに情報を持ち寄るが、
その度に巳継たちがマスメディアの買収を図る。（4章から）
果たして、革命部の一手の実現が先か、自転車操業がバレるのが先か。
そして、その後に出会う大物とは、、、。
この巻では、経済市場(証券取引所など)やメディア戦略について学べます。
特にマスメディアの買収劇を読んでいると、実社会のメディアの情報も
真偽はしっかり見極める必要があること痛感させられますね。
このハラハラするマネーゲームを見ていると、タイミングというものが
いかに大事か実感させられます。
規模とスリルがインフレするこの物語。次巻も目が離せません。 By月
(皆さんのパラダイムシフトを生み出す一冊になると思いますよ。)
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