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羽月莉音の帝国 10 (ガガガ文庫) 文庫 – 2012/2/17

至道流星 (著), 二ノ膳 (イラスト)

12

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全世界を揺るがす革命の物語、ついに終幕!

『革命部の栄光のために!』
かけ声とともに膨大な数のミサイルが日本へ向けて飛び立っていった――。全世界から宣戦布告を受けた俺たちの新生国家『大革命部帝国』は、国連から国家として承認を受けるために、この世界大戦を勝ちきらねばならない。電撃戦で日本の主要戦力を奪うことに成功した俺たちは、次なる敵・アメリカ軍の全力攻撃に備えていたのだが、敵は俺たちが予想だにしなかった方法で攻撃を仕掛けてきた!
世界大戦の勝敗行方は?
革命部の新世界構想とは?
超弩級のスケールで描く少年少女たちの革命の物語、ついに終幕!

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本の長さ

360ページ
言語

日本語
出版社

小学館
発売日

2012/2/17
ISBN-10

4094513256
ISBN-13

978-4094513257
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2012/2/17)
発売日 ‏ : ‎ 2012/2/17
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 360ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4094513256
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094513257

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12

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木同山

良かったです。

2014年7月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

読んでみてとても面白かったです。本の状態もとても良いものでした。

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Amazon カスタマー

ラストの終わり方は少し残念ですが、読んだ人の記憶に確実に残る傑作でした

2016年7月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　全巻通してご都合主義な展開ですし、そんなことしたら具体的な別の問題が起きないか？と疑問に思うこともある作品ですが、他のラノベと一線を画すレベルの作品です。
　これからの人間社会の在り方を改めて考えさせられましたので、是非ラノベの本来の読者層であるこれから中学生、高校生(ギリギリ大学生)になる方に読んでもらい、自身の思想・信条の一助にしてもらいたいです。

　個人的には日本の似非左翼政党、似非左翼団体、それらに同調する似非左翼の皆様方に読んでいただき、まともな左翼思想を学んでいただきたい。
　また「好敵手オンリーワン」「大日本サムライガール」「東京より憎しみをこめて」を先に読んでこちらを読んでない方にもオススメ致します。

　最後に、販売部数が少ないという理由だけでこの作品がアニメ化していない、する気配もないことを残念に思います。

2012年9月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

現状の借金資本主義崩壊をソフトランディングさせる方法としてこの結末は悪くないと思いました。
ただこの方法論だと、凶悪経済テロリストが世界経済をぶっ壊した、になっちゃうので世界が得られる教訓が少ないなーとは思います。それでも、それを抜きにしても結末までハラハラさせられます。そしてオチはベタベタです。だがそれがいい。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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水烈

最後の結末で評価が5から2に下がりました（ネタバレ）

2013年11月20日に日本でレビュー済み

この作者の書くものは、確かに面白いと思います。
私自身この巻の途中まで面白いと思いましたから

ですが、最後にヒロインが生き残り、今度ははなにをしようかというような台詞をしゃべった時、私はこの物語への評価が一気にさがりました。

シリーズ全体に俗に新右翼と呼ばれる方たちの思想がよく表れています。
それは一つの味ではありました。
しかし、その思想に基づき米国や西洋社会の陰謀論を描き、彼らを悪としても、主人公たちが一定数の人間を殺したことにはかわりがありません。
そして、それが信念に基づき、精一杯生きた物語だったらよかったのですが、結末のセリフを見るとヒロインがそれまでどれだけの主張をし、様々な事を話したとしても、愉快犯としての側面を強く感じてしまいました。
途端にこの物語の登場人物たちが、それまでの物語中での彼らの活動に反して、薄っぺらいテロリストに見える結果となりました。
よって私は物語の結末が、それまでの物語のテーマの一部を否定していると思いましたので☆2とさせていただきます。

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motimoti

ほぼオールラウンドの構成、そして一つ抜けているところ

2014年5月9日に日本でレビュー済み

作者さんの凄いところは、民衆から見る悪人というステロタイプな権力者像ではなく、
実際に生きていそうな等身大の権力者を描けていることです。
これは自身その側で生きていた人か、よほど偏見なく他者を想像できる人でないと困難でしょう。

人は救うほどのものかね？
救おうとしても彼らが台無しにする。私はそのたび失望してきた。
そう欧州系のトップは言う。

ただ、一つもったいないと思うのは通貨システムの根幹に一つ誤解があることです。
確かに金は通貨の担保としての力が少しはありますが、現状において通貨の担保は
資源、軍事力、技術力、であり、円は日本の技術においてその価値を担保されているといっていいでしょう。
金をストーリーに組み込むと展開は楽になるもののリアリティーがない。

ただ、序盤の段階で減価通貨と負の所得税について触れているので、
万人のための持続可能な社会についてはこれで答えは出ている。
だが、それは絶対に実現しないというリアリズムがこの作品の面白いところだ。
権力者だけではなく、人々が嫌がる。民族主義、家族主義がある限りこれは成立せず、人は相争い、首を絞めあう。

最終的に革命部が独立しえてもせいぜい日本銀行の支配権を握る程度。
中央銀行を支配したところで出来ることは私腹を肥やす程度で、負の所得税や相続税についてはタッチできない。
ここから先どうするつもりだったのか語られていない。
むしろやろうとして人々の愚かさゆえに挫折するという物語が描かれてもよかったかもしれない。

彼女は、無駄だと解っていて、一時的な調整を世界に与えるため、、
そして人間がどうしようもない身勝手で視野狭窄で互い争ってばかりのどうしようもない存在と知って、、、
知ったことかと世界にアプローチしています。
正に彼女は個であった。燦然と輝く生がそこにあったのだ。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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！乱れ雪月華！

感動をありがとう。

2012年2月21日に日本でレビュー済み

前巻羽月莉音の帝国 9 の最後では、
ついに戦いの火蓋が切って落とされました。

発射された約2000基の巡航ミサイル。攻撃目標は日本。

「ミサイルは、実はハッタリなんじゃない？」
と自分は予想していましたが、
彼らの革命はそんな生易しいモノではありません。
妥協は一切なしです。

その後の展開としては、、、革命部が勝つ、敗北する、別な展開がある、
など様々想像できますが、これは読んでからのお楽しみということで。

最終巻では、有史以来繰り返し行われてきた戦争の方法が
現代ではどのように変化したのか、を学ぶことができます。
攻撃対象とその方法、情報統制、勝利条件などですね。

改めて、このラノベは現代経済を楽しく学べる良書だと思いました。
全巻を通じて白熱したストーリーで、スケールは桁違いでしたが(笑)、
題材や事象は現実世界に存在するモノだけです。
（約2年間続いた作品でしたが、約一世紀の出来事を復習できました。）

「あとがき」で作者は多くを語っていませんが、
大事な事を言っていると身に染みました。
次の革命は、我々が起こす番かもしれません。　

なお、至道先生の新シリーズは、好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)
となり、こちらも面白いですよ。　By雪

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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spring226

遅ればせながら

2012年4月17日に日本でレビュー済み

この巻で完結することは9巻のあとがきで明示されていたので、どう決着するのか興味津々で読み始めた
確かに高校生五人組（一人は大学生になってしまっているが）で世界を揺るがす革命なんてできるわけがない
荒唐無稽な設定のラノベだとしても
それでも今後さらなる革命へと向けて突き進む五人組の勢いはすごいと思う

巻末のエピローグ含めた2章分は、シリーズ通して初めて主人公以外の語り手が登場する
今までずっと、スケールの大きすぎる話なのに、主人公の一人語りでやってきた
だから、小説の表現としてとても難しいことだと感心していた
しかし、締めくくりがこれでいいのだろうか？
とは思ったが、シメはこれしかないともいえる
落語の真打が最後に登場するようなものか（ちょっと違うか）
で、大トリは革命部にもっとも近いあの女が語る
これは客観的に革命部を俯瞰した初めての描写だ
そして、ついにあの謎ドリンクの正体が明らかに！（どうでもいい話だが）

最初に第五章を読んだ時は、てっきり巳継が未来の総理大臣になったオチかと思ってしまったが
大原総理はあんなことになっても失脚しなかった
五人組の意志を、そして海胴の遺志を継ぐことのできる人は、彼しかいない、いや、彼でないといけない
地味キャラだったけど一番の立役者かな

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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小枝。

大人買い。

2013年1月15日に日本でレビュー済み

全巻大人買いして三日で読破しました。
物凄い面白かったです。
(*'艸`)

ラストは予想通りだったので、建国した後を15巻あたりまでもう少し続けてもらいたかったのですが、現在の若者に未来を預ける意味では、ベタなオチで良かったんでしょうね。
(`・ω・' )

若年層向けのラノベとしては難しい内容なのですが、知識として知るだけでも面白く読めると思われます。
ちょーオススメです。
Σd( `・ω・')ビシッ!

次は大日本サムライガールを大人買いします。
( ￣+ー￣)ノ

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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羽月莉音の帝国 10 (ガガガ文庫) 文庫 – 2012/2/17

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