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うちの魔女しりませんか? 3 (ガガガ文庫) 文庫 – 2012/4/18

4.5 5つ星のうち4.5 6個の評価

魔女はそこにいた。世界すべてを敵に回して。

魔女が、絶滅危惧種として保護されている世界。地上最後の魔女・ミラとの出会い、そして別れを経験した少年・文哉は、魔女を探して遠く異国の地で行方不明になった父親を捜すことにする。旅先で偶然出会った少女・マーヤになぜか惹かれる文哉。しかし、マーヤは人と出会おうとせず家に引きこもり、「人間も、魔女も、どっちも大嫌い!」と文哉に言うのだった……。 マーヤの過去に秘められた秘密、そして父親の探していた「魔女の楽園」とは?――その日、魔女は地上からいなくなり、僕らの旅も終わる。少年と魔女の物語、第三弾。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2012/4/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/4/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4094513388
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094513387
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 6個の評価

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山川進
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年5月13日に日本でレビュー済み
 3巻にして、ようやく完成形を見た気分です。
 先の1〜2巻には不満点が少なからずありましたが、これには全く文句なし。

 主人公は1巻の文哉君が再び登板していますけど、お話としてはこれ一冊できっちり成立しているあたりも嬉しいところ。
 2巻は1巻のストーリーへ依存し過ぎているのがネックでしたからね。

 もしも既刊が手に入らないようであれば、この3巻から読み始めても問題ないくらいだと思います。1巻のクライマックスに関して、若干のネタバレ要素はありますが。

 また既刊のどちらかだけでも読んでいて、ほんの少しでも魅力を感じた方は、ぜひともこの3巻を手に取ってください。
 これを読まずにこのシリーズを見切ってしまうのは、絶対にもったいないと保証します。
(いやもし2巻しか読んでいない方がいたら、先に1巻を読んだ方がいいでしょうけど。ただし1巻が今一つでも、3巻はきっと楽しめます)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月4日に日本でレビュー済み
時期遅れのレビューです

前二作と違い、かなり重たい描写が続きます
ライトノベルでも種族や民族による差別描写を描いた作品は珍しくありませんが
普通の現代日本人が魔女が連れであるために様々な差別を当事者として経験する物語になっています
ヒロイン・マーヤが育った孤児院の院長すらマーヤに対して徹底的に冷たい態度を取るような描写は
甘い描写をライトノベルに期待する方には不向きだと思われます

だからこそ魔女の楽園を探して消息を絶った父を追う文哉が身を挺してマーヤを庇う姿や
孤独に生きて頑なだったマーヤが文哉との距離を縮めていく姿は活きてきたのだとも言えます
今回も起承転結の転までは良いが、結の部分で駆け足になる作者の癖は相変わらずですが、もはやこれは
一つの作風であるとして認めるべきでしょうし、それが認められない方は読むべきではないと思われます

欠点は改善されてないが、魔女という人間とは異なる存在の描き方には工夫が感じられた三作目でした
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年4月17日に日本でレビュー済み
1巻からのあとのお話です。
2巻で、グランドホテル方式を使ったので、
1巻から3巻へ飛んでも支障ありません。

お話としては、1冊で閉めてくれる形式です。

正直なあらすじに、読後、驚きました。
作者買いなので、あらすじを知らずに読みました。

2巻から3巻までの8ヶ月の間に
学園カゲキ! (ガガガ文庫 や 1-1) 全6巻を読んでいたので、
山川先生の「遊び・ギミック」楽しみにしていました。

物語の核心に触れることやあまりネタバレをしないレビューを
心掛けているので(あらすじに書いてあることや目次は許容範囲と考えています)、
中途半端なレビューになってしまい、すいません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート