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武装神姫 3 (ガガガ文庫 く 1-11) 文庫 – 2013/4/18

4.7 5つ星のうち4.7 14個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2013/4/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/4/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 309ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4094514090
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094514094
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 14個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
14グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲームのノベライズは一部を除いて失敗する事が多いでしょう。
コミカライズに比べればまだマシでしょうが・・・
このシリーズが出たと聞いたとき、『ゲームのノベライズだし酷いんだろうな・・・』と思いつつ購入すると
なんとこれが凄かった、読んでも頭が痛くならないしまったく気持ち悪さがない。メタネタもない。ク・・・ラノベ主人公もいない!
買ってから直ぐに一度も休憩を入れずに読み終えてしまいました。これはそういうシリーズです。

たぶんと言うより確実に作家さんの技量が凄いのでしょう
展開はいわゆるハードボイルド。今では貴重な和製ハードボイルドですよ!
なんと言っても主人公が格好いいです。軽口を叩きます。でもそれは計算されています。決して自分に酔っていない。
ラノベにありがちな若造臭い理由で突っ走ったり、「無理で道理を捻じ曲げる()」ような事はしません
この大人びた格好いい主人公の描き方はやっぱり作家さんの技量ですね。

そしてハードボイルドといえばヒロイン!ヒロインは勿論神姫です。おっさん主人公に神姫ヒロイン、
おっと変態臭がしてきましたね!いいえ、これが変態っぽくないんです
相棒である神姫と主人公、これはとても深い信頼で結ばれている事が分かります
神姫には神姫の過去が、そして主人公にも過去があるからです。これが主人公コンビに深みを与えています。
イラストもカッコ可愛いですね。神姫可愛いです。

さて本巻の内容ですが、一巻に比べたらミステリっぽさは少ないと思います。
旅先で厄介ごとに巻き込まれるのはハードボイルドの宿命でしょうか。しかし希望のある終わり方でした
多分同じシリーズだからでしょうが、犯人も「まあ、こいつか・・・」と何となく予想できる人物です

その代わりアトラのかわいさが増しましたね。この巻の挿絵のかわいさはシリーズ一だと思います
嫉妬したりやきもち焼いたりします。でも主人公はほかのヒロインになびいたりしないので安心ですね

不満点としてはもう少し神姫との日常パートがあれば・・・おまけ短編でもいいのでもう少し読みたいです・・・
それでも非常に面白い作品である事は確かです。もっと続いて欲しいですね!長文失礼しました

こっちをアニメ化したらもっと話題に・・・いやアニメも十分面白かったんですけど・・・
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回も前回までと同様にバトルシーンの盛り上がりは「見事!」の一言でした。今回は戦闘シーンに人間が直接介入するような場面はあまりなかったので、神姫同志の戦闘がメインです。
ストーリーの方はほかのレビューで多々書かれていますが、個人的には交換が持てました。
勝手に基準を設けようとするのなら「PSP版のヴァルハラ編のストーリーが好き」という方なら、おそらく読めると思います。・・・「みぎぃ」のあの人が嫌いな方には強くお勧めします(笑)
それ以外にもどちらかといえば悪役は悪役らしく最後までしていてほしいという人なら、最後まで読んでも楽しめると思います。
以前のレビューにも書いたかもしれませんが、武装神姫を心底愛している人には是非とも読んでほしいラノベです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月18日に日本でレビュー済み
ハードボイルドの基本を押さえている作品です。
雰囲気を味わいたければ、買って損の無い作品なのは今までと変わらずです。
神姫の可愛さがささやかな華を添えているのも相変わらず。

とはいえ、今までこの作品にお付き合いした方なら心配は無用でしょうが、一般の可愛い女の子を愛でたい作品とは本作は異なります。
犯人は分かりやすいので、ミステリには向きませんが……。
今回は、神姫の扱いに関してエグさが目立ちます。
直接的な被害もさる事ながら、精神的に来るものも多いです。
武装神姫を愛でたい気持ちの多い人ほどキツさを感じるのではないでしょうか。
その反面、今までで一番ハッピーな結末を迎えているように、私は読みました。

あと、巻末の短編は、武装紳士・淑女を感じられる内容でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一巻の『LOST DAYS』からこの作品の虜になってしまった。
思えば、あの喪失感。
耳朶の下がチリチリと悲鳴を上げ、喉の奥から競り上がるほろ苦さ……。
そして心の臓から体中に伝播してゆく温もり。

この物語の主人公・神宮寺という中年刑事は、今作で言う。
「人間、四十を越えると、過去がついて回る」  ――p.102より一部抜粋
彼の過去でこのシリーズを語るならば、
第一作目『LOST DAYS』で神姫と出会い、そして決意する。
第二作目『STARY DOGS』においては、その決意の第一歩と言えた。
救えなかった神姫、どうにもならなかった想い
を全て神宮寺は命を背負うようにして、前進し続けるのだ。

相棒はおなじみアーンヴァル型の明朗快活で純真無垢のアトラ。
だったのだが、彼女もまた人間と同じように成長する。
ちょっとオマセになり、ちょっと厄介事に首をつっこむようになり。
そして嫉妬だってする。
そんな彼女にマスター・神宮寺もたじたじになる場面が散見される。
読んでいて楽しい。

今までの小説・武装神姫シリーズから見ればビター成分が少々欠けた作品になっている。
それは作者からの、前作までの苦きに耐えた読者と神宮寺への御褒美だと思ってありがたく頂戴する事にした。

☆4つ。
登場人物が少なく、すぐに黒幕が分かる点がミステリーとしては落第。
ただし、だからと言ってつまらない訳ではない。
神姫をナンパする中年刑事、過去の女、相棒の嫉妬、極秘潜入捜査、悲劇の神姫、激しいバトル……。
読んでいてワクワクするシークエンスはふんだんに用意されていて、一層この小説の武装神姫ワールドへいざなってくれる。

「昔はもっと大人しくて、純真無垢だったんだがね。環境が悪いんだろうな……。だがまあ、可愛いことには変わりはない。
……よければ写真を見せようか? キッチンでアイドルソングを歌いながら踊ってるムービーもあるぞ?」
――p.173より一部抜粋

是非!!

という訳で今作も超オススメです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3巻ともなると、やはり1・2巻をすでに買われている方が殆どだと思われます
その中に、もしかしたら「この作者はあまりミステリーというのは得意じゃないのか?」と思われている方もいるかもしれません

今回は他の方も書かれている通り、その点が顕著です
勘の鋭い人は安心感を持って読み進めることができることでしょう

いや違う 自分はこの小説にそんなハードなものは求めていない 神姫が可愛く・かっこよければそれでいい!という方には満足できるのではないでしょうか
神姫バトルの表現力はなかなかのもので、感情移入のできる人なら文面から彼女たちの挙動を思い描くことができるでしょう
ですが、その神姫バトルでのマスターの無力さというのも今まで通り、人によっては今回はより顕著に感じられるかもしれません
バトマスプレイヤーならば神姫バトルにおける自分の役割はかなり重要なのだと認識されているでしょうから、この作品の場合バトロンに近いかもしれません

人間、つまりマスターを主軸に考えると今まで以上にもどかしい作品となっております(2巻もかなりのものでしたが)
アニメ神姫とはまた違った意味で「神姫を中心とした」展開です 人間サイドのお話は・・・あまり期待なされない方がいいと思います
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月18日に日本でレビュー済み
アルトレーネです。
可愛いです。
私をこの道に引き込んだ娘です。リペイント版もお迎えすれば良かった。

神姫のライトノベル第三弾。アーンヴァル型を主役に見立てれば、一巻ではストラーフ型が、二巻ではハウリン型がゲストでしたが、今回はアルトレーネ型がゲスト神姫となります。
今回も世界観のベースはPSPゲームです。プレイした経験がある方はニヤリとできる場所もあります。
二巻ではご都合主義的展開が気になったと書きましたが、今回はそのような点も見当たらず楽しめました。物語の最後にはちょっとしたサプライズも用意されています。

刑事物と見るならば誰が黒幕か見破りやすかったのがマイナスポイント。もっともラノベの枠の中で考えるならば、このレベルが一番適正値かもしれません。

ラノベで刑事物をやろうとする場合、戦闘要素を入れにくいが故の地味さ。主人公をオッサンにすると感情移入しにくく、子供にすると物語が軽くなる等の問題が生まれます。この作品は神姫を上手く使うことで、これらの問題を解決しています。神姫と刑事物というのはなかなかいい組み合わせと言えるのではないでしょうか。

武装神姫というコンテンツ自体の先行きが不安視される中で、この作品が出るだけでも嬉しく思います。刑事物のお陰で実質的に一話完結のストーリーとなっており、巻数を重ねる作品によくある中だるみへの心配もしなくていいでしょう。長く続いて欲しいシリーズです。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月1日に日本でレビュー済み
今回の事件は前作ほどのハデさはありません。
前作の事件規模のものが、毎回起きては神宮司警部もたまったものではないでしょうけれど。

話自体、悪くないのですが、所々登場人物の行動や心境に強引さが目立ちました。

それにしても、一巻で出てきた味のあるキャラがいるのに出てこないのが勿体ない!

次巻があれば、名前だけですが、バトマスのあの人も出てきていることですし、推理小説的な事件があればと思います。

あっ、採点が甘いのは短編の穂波さん萌えたからです(笑)