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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫 わ 3-16) 文庫 – 2014/11/18
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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 全14巻 新品セット』 こちらをチェック
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新しい年、新しい関係、新たなる想い。
冬休み。のんびりとした年の瀬、そして年明け。
合格祈願の初詣や買い物など、予定外の外出が重なる八幡が新年の街で出会ったのは、雪ノ下陽乃と葉山隼人、そして……。
教室で、部室で過ごしてきた時間で、お互いのことを少しは知ったように思えた。でも知らないことの方がたくさんあるのだろう。今も、そしてこれからも。
冬休みが終われば、2年生とという学年ももうあとわずか。新学期にざわめく教室にはある人物の「噂」が流れていた。
望むと望まざるとに拘わらず、同じ場所で過ごす時間は刻一刻と減っていく。
そんな雰囲気だからなのか、奉仕部に持ち込まれた、ある依頼……その依頼は今までに知ることのなかった彼ら、彼女らの別の一面を映し出すことに。
自分のしたいことが、相手の望むことは限らない。本当の気持ちが伝えたい気持ちとも限らない。誰かが知っているその人が、その人の本当の姿とは限らない。
今を大切にしたいと思えば思うほど臆病になって、考えているのに答えは見つからないし、走っているのにゴールが見えない。
彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。
冬休み。のんびりとした年の瀬、そして年明け。
合格祈願の初詣や買い物など、予定外の外出が重なる八幡が新年の街で出会ったのは、雪ノ下陽乃と葉山隼人、そして……。
教室で、部室で過ごしてきた時間で、お互いのことを少しは知ったように思えた。でも知らないことの方がたくさんあるのだろう。今も、そしてこれからも。
冬休みが終われば、2年生とという学年ももうあとわずか。新学期にざわめく教室にはある人物の「噂」が流れていた。
望むと望まざるとに拘わらず、同じ場所で過ごす時間は刻一刻と減っていく。
そんな雰囲気だからなのか、奉仕部に持ち込まれた、ある依頼……その依頼は今までに知ることのなかった彼ら、彼女らの別の一面を映し出すことに。
自分のしたいことが、相手の望むことは限らない。本当の気持ちが伝えたい気持ちとも限らない。誰かが知っているその人が、その人の本当の姿とは限らない。
今を大切にしたいと思えば思うほど臆病になって、考えているのに答えは見つからないし、走っているのにゴールが見えない。
彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2014/11/18
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104094515232
- ISBN-13978-4094515237
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2014/11/18)
- 発売日 : 2014/11/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 343ページ
- ISBN-10 : 4094515232
- ISBN-13 : 978-4094515237
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 341,063位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正しい意味で自意識過剰な人たちの高校生活を書いた本作ですが、今回は進路選択という題材を元にイケメン葉山について思いをよせる、という内容になっています。
事件が起こり、人間関係が破綻する、といったことは本作では起こりません。なので比企谷の自己犠牲などを思い描いていると肩すかしを食らうでしょう。
今回は比企谷があれこれ考えたあげく、葉山自身があっさりと解決してしまいます。
比企谷が推理した想像の中の葉山は問題からの逃避を選択していましたが、現実の葉山は問題を受け入れ、乗り越えていきました。葉山は自律した人間であり、比企谷に対して対抗心を持っているため、乗り越えられなかったとしても比企谷の助けは借りなかったでしょうが。
本作のもう一人の主役を挙げるならヒロインである雪ノ下です。
本シリーズの中盤以降の雪ノ下の家族問題は頻繁に取り上げられているのですが、解決どころか問題の本質が何なのか、すらまだ明らかになっていません。雪ノ下が家族を避けていることだけが描写されます
問題の大小はありますが、葉山の強さと雪ノ下の弱さが印象深い作品でした
事件が起こり、人間関係が破綻する、といったことは本作では起こりません。なので比企谷の自己犠牲などを思い描いていると肩すかしを食らうでしょう。
今回は比企谷があれこれ考えたあげく、葉山自身があっさりと解決してしまいます。
比企谷が推理した想像の中の葉山は問題からの逃避を選択していましたが、現実の葉山は問題を受け入れ、乗り越えていきました。葉山は自律した人間であり、比企谷に対して対抗心を持っているため、乗り越えられなかったとしても比企谷の助けは借りなかったでしょうが。
本作のもう一人の主役を挙げるならヒロインである雪ノ下です。
本シリーズの中盤以降の雪ノ下の家族問題は頻繁に取り上げられているのですが、解決どころか問題の本質が何なのか、すらまだ明らかになっていません。雪ノ下が家族を避けていることだけが描写されます
問題の大小はありますが、葉山の強さと雪ノ下の弱さが印象深い作品でした
2014年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まあ、あほみたいに前巻までを読みこんでますからね、その分様々な点で評価を厳しく見てしまいがちなのですが、やはり、凄く楽しめたと思います。
俺的には評価がこれを下回ることはない感じ。最高です。
いい点を書いてから気になった点を書くとしますが、
まずやはり各キャラがいいですわ。個性がある、共感できる、推察できる、意外性がある、心に来る、納得できる、心配してしまう。
やはり八幡視点でずっと織りなされて行きますが、面白いんだなー。
この作品の煽りなんかにある、うわさが流れるとか、絶対彩ちゃんの性別疑惑だわーとか思ってましたが(嘘)、
なんか、フライングゲットできた人たちにわーわー書かれて、かなりびくびくしながら読んだものですが、
こういう話の前進の仕方もあるかなとやはりすごく楽しめた次第です。
てか雪乃が、関係性も含め成長、というか変化していってるんですよね。
それがまあからさまに分かるっていい方もあれですが、とにかくなんか心にきましたわ。
かーちゃんもでてきたし、いろいろ考えられて本当に楽しめています。
ふう。
では気になった点を。
葉山のキャラというか台詞まわしに違和感を感じてしまった。
葉山は難しい。別に言っていることがおかしいってわけじゃないんだが、屈指の難解な人物だけに、そのセリフ一言一言を吟味せざるを得ず、ちょっとした一言が自分の葉山像とずれを生じさせてしまっている感じぐぬぬ。
最後の方、うちとかぞとかそんな細かい単語の一つ一つの話…
という超個人的な理由でした。前の方は違和感ないんですけどね。
もっとも個性のないセリフを言う人物だけに、しかも…だから仕方はないのですが、現在悩み中という意味で楽しんでいます。
あ、もう一つ良かった点を。
いろはが(ry
書き出したらきりがないので以上で汗
俺的には評価がこれを下回ることはない感じ。最高です。
いい点を書いてから気になった点を書くとしますが、
まずやはり各キャラがいいですわ。個性がある、共感できる、推察できる、意外性がある、心に来る、納得できる、心配してしまう。
やはり八幡視点でずっと織りなされて行きますが、面白いんだなー。
この作品の煽りなんかにある、うわさが流れるとか、絶対彩ちゃんの性別疑惑だわーとか思ってましたが(嘘)、
なんか、フライングゲットできた人たちにわーわー書かれて、かなりびくびくしながら読んだものですが、
こういう話の前進の仕方もあるかなとやはりすごく楽しめた次第です。
てか雪乃が、関係性も含め成長、というか変化していってるんですよね。
それがまあからさまに分かるっていい方もあれですが、とにかくなんか心にきましたわ。
かーちゃんもでてきたし、いろいろ考えられて本当に楽しめています。
ふう。
では気になった点を。
葉山のキャラというか台詞まわしに違和感を感じてしまった。
葉山は難しい。別に言っていることがおかしいってわけじゃないんだが、屈指の難解な人物だけに、そのセリフ一言一言を吟味せざるを得ず、ちょっとした一言が自分の葉山像とずれを生じさせてしまっている感じぐぬぬ。
最後の方、うちとかぞとかそんな細かい単語の一つ一つの話…
という超個人的な理由でした。前の方は違和感ないんですけどね。
もっとも個性のないセリフを言う人物だけに、しかも…だから仕方はないのですが、現在悩み中という意味で楽しんでいます。
あ、もう一つ良かった点を。
いろはが(ry
書き出したらきりがないので以上で汗
2019年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の頃から比べれば雪ノ下は随分変わったと私自身感じた。残された高校生活をどうのように過ごし、どのような結末になるか本当に気になる。今この瞬間の関係が続くことを祈りつつも本物を見つけて欲しいとも思ってしまう。
2018年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作を買うほど好きになる作品はありませんが,このシリーズは全て揃えました
2015年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発売のタイミングに合わせて1~9巻をまとめ買いしたのは内緒w
書店で買ったので棚に空間ができました(但しその日だけ
物語としては
一山超えて一息、と言ったところでしょうか。
目下の話題は進路。
それぞれの未来は・・・?
次巻も楽しみですねv
書店で買ったので棚に空間ができました(但しその日だけ
物語としては
一山超えて一息、と言ったところでしょうか。
目下の話題は進路。
それぞれの未来は・・・?
次巻も楽しみですねv
2015年2月21日に日本でレビュー済み
一言で言うなら9巻が良すぎた。
その後に出たのが、だいぶ前の話になる6.5巻。
そしてようやく、という気持ちで迎えた10巻がこの内容だと若干期待外れのように感じる。
今回の物語は、主人公の対極でありライバルのように描かれている葉山隼人を主軸とした問題を解決する話なのだが、
物語の根幹、本当のテーマのようなものはそれとは関係が無く、今後の最終章に向ける人間関係や問題の整理が主のように思える。
やや、ネタバレになってしまうのだが、
今回の物語は終始、葉山隼人の進路、それを友人達に話さない理由という問題の解決に主人公は動かされる。
しかし、その解決に至るまでの過程は淡々と進み、友人に聞いてみるもわからないという状況が繰り返し続く。
そして解決した問題も、さして大事だったようには思えない。
おそらく今回の物語のポイントは、問題を解決することではなく、問題の解決のために友人達に相談するという行為を通して、
登場人物たちの心情や立ち位置など、その人物がどういったキャラクターなのかをはっきりさせることが目的だったように思える。
また、過去の雪乃と葉山の関係性の描写や、雪乃の母親が登場するなど、今後主人公が関わっていくであろう新たな問題を示唆している。
それが顕著に現れているのが、物語の端々に挟まれている「手記」と最後の章での陽乃と主人公である八幡の会話だろう。
したがって、10巻は今後の物語の布石になる巻なのだと考えられる。
しかし、今回の表のテーマとなる問題と、その解決までの流れが単調であることから、
物語は起伏がなく盛り上がりに欠けるものとなっている。
そして物語全体を通しての大元となるであろう今後の問題は、はっきりさせず匂わせるように描かれている。
そのことが不穏な空気を感じさせ、読了感はあまり良くない。
9巻がとても動きがあって盛り上がる巻だったので、その流れを止めずに話に緩急をつけてほしかった。
そして、ナンバリングが10巻という節目であったことも期待してしまった一因だったように思う。
高すぎた期待が実際の作品とのギャップを生んで楽しめなかったようでとても残念。
一皮剥けた奉仕部の和気あいあいとした姿がもう少し見たかった。
その後に出たのが、だいぶ前の話になる6.5巻。
そしてようやく、という気持ちで迎えた10巻がこの内容だと若干期待外れのように感じる。
今回の物語は、主人公の対極でありライバルのように描かれている葉山隼人を主軸とした問題を解決する話なのだが、
物語の根幹、本当のテーマのようなものはそれとは関係が無く、今後の最終章に向ける人間関係や問題の整理が主のように思える。
やや、ネタバレになってしまうのだが、
今回の物語は終始、葉山隼人の進路、それを友人達に話さない理由という問題の解決に主人公は動かされる。
しかし、その解決に至るまでの過程は淡々と進み、友人に聞いてみるもわからないという状況が繰り返し続く。
そして解決した問題も、さして大事だったようには思えない。
おそらく今回の物語のポイントは、問題を解決することではなく、問題の解決のために友人達に相談するという行為を通して、
登場人物たちの心情や立ち位置など、その人物がどういったキャラクターなのかをはっきりさせることが目的だったように思える。
また、過去の雪乃と葉山の関係性の描写や、雪乃の母親が登場するなど、今後主人公が関わっていくであろう新たな問題を示唆している。
それが顕著に現れているのが、物語の端々に挟まれている「手記」と最後の章での陽乃と主人公である八幡の会話だろう。
したがって、10巻は今後の物語の布石になる巻なのだと考えられる。
しかし、今回の表のテーマとなる問題と、その解決までの流れが単調であることから、
物語は起伏がなく盛り上がりに欠けるものとなっている。
そして物語全体を通しての大元となるであろう今後の問題は、はっきりさせず匂わせるように描かれている。
そのことが不穏な空気を感じさせ、読了感はあまり良くない。
9巻がとても動きがあって盛り上がる巻だったので、その流れを止めずに話に緩急をつけてほしかった。
そして、ナンバリングが10巻という節目であったことも期待してしまった一因だったように思う。
高すぎた期待が実際の作品とのギャップを生んで楽しめなかったようでとても残念。
一皮剥けた奉仕部の和気あいあいとした姿がもう少し見たかった。