長い間、封じら孤独と空腹に苛まれていた狼の物ノ怪。
式鬼神遣いの少女、紡葉によって今の世に出され名を与えられ彼女の式鬼神の仲間に加えられる。
狼の物ノ怪、狛朧の一人称で、紡葉と彼女の式鬼神たちとの出会い、式鬼神遣いの役割や昼と夜のお仕事などなど何もわからない狛朧とともに知って行く感じの作りです。
古参の式鬼神達は渋い貫禄の大蛇、パティシエの狐、龍の双子の少年らイケメン揃い。もちろん紡葉も良い娘でキャラ紹介の見開きイラストは、そこだけで楽しい位。狛朧もやんちゃそうな凛々しい青年です。
式鬼神らは表はカフェ、裏はそのテのトラブル相談所である『陰陽カフェ』で働いてる。そしてそこに新しく狛朧と猫の少女…と言うか幼女が加わって行くのですが…。
狛朧は「いずれ紡葉を喰らう」宣言をしているのですが、夜襲は夜這いモドキのサービスシーンだし、心を許さず食うか食われるかみたいなハラハラ感はありません。狛朧は多少戸惑いつつも、けっこうすんなり新たな環境を快く思ってる。
二本立てのお話の後半も、鬼門から現れる鬼を紡葉と狛朧が二人で迎え撃つところ、戦う描写はなく記憶がないうちに一瞬でカタがついてしまってたりしたので、場面が迫ってこないまま終わってしまいました。
怯んでしまった紡葉とか、戦いで記憶を飛ばす狛朧、鴉に何か因縁が…?とか、先に繋がってく部分として濁してるようにも取れるけれど、体よく省いちゃったようにも読めました。
全体としてひとつの文が短く、二行に渡る文章がなくページの下部はかなり白い。
スピーディーな運び、とも言えなくないけれど、描き込んで欲しいところもそんな調子で。
ラブチックなシーンも犬族系親愛の表現は、人でやったらやばいです、というのにヒロインはドギマギ来てたけれど、今のところきゅんと来なくって残念でした。
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陰陽カフェへようこそ (小学館ルルル文庫 か 1-11) 文庫 – 2011/1/26
イケメン揃いの陰陽カフェ、店員は式神…!
神社に併設された人間と物の怪のトラブルシューター「インヤン・カフェ」。店員は全員イケメンの式神で、主は式神遣いの紡葉。ある日、ひょんなことから紡葉は妖狼を助ける。狼は狛朧という名の式神となるが、紡葉に従う気がなく、それどころか紡葉を食べようと夜這いまでしてしまい……!? 野性味たっぷりの男子となった狛朧とカッコ可愛い紡葉&個性的な式神たちが活躍する、胸キュンのジャパネスク・ラブファンタジー!
神社に併設された人間と物の怪のトラブルシューター「インヤン・カフェ」。店員は全員イケメンの式神で、主は式神遣いの紡葉。ある日、ひょんなことから紡葉は妖狼を助ける。狼は狛朧という名の式神となるが、紡葉に従う気がなく、それどころか紡葉を食べようと夜這いまでしてしまい……!? 野性味たっぷりの男子となった狛朧とカッコ可愛い紡葉&個性的な式神たちが活躍する、胸キュンのジャパネスク・ラブファンタジー!
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/1/26
- ISBN-104094521844
- ISBN-13978-4094521849
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/1/26)
- 発売日 : 2011/1/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 266ページ
- ISBN-10 : 4094521844
- ISBN-13 : 978-4094521849
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,643,711位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月5日に日本でレビュー済み
2011年3月6日に日本でレビュー済み
明るくて軽いものが読みたくて、タイトルとイラストに惹かれて買いました。
最初に驚いたのが、紡葉ではなく狛朧の語りで話が進むこと。
お話は、あらすじ通りに、陰陽師の力を持った神社の当主が、ご近所やともだちの家の神社で起こった面倒ごとを、イケメン揃いの式鬼神たちとともに解決していくというそのままストーリーでしたが、狛朧の語りが面白いやら可愛いやらたまりませんでした。他にもたくさん登場する神様たちがやたらと可愛い。このお話はとにかく可愛いです。それに尽きます。凛々しい紡葉のキャラも好感が持てました。
ただ、ひとつ文句を言いたいのは、登場人物紹介で、ストーリーがある程度進んでから仲間に加わる猫の式鬼神が、すでに仲間として紹介されてしまっていたことです。これには読む楽しみを減らされました。
それでも、可愛らしさ満点で癒されましたので、次巻も楽しみです。
最初に驚いたのが、紡葉ではなく狛朧の語りで話が進むこと。
お話は、あらすじ通りに、陰陽師の力を持った神社の当主が、ご近所やともだちの家の神社で起こった面倒ごとを、イケメン揃いの式鬼神たちとともに解決していくというそのままストーリーでしたが、狛朧の語りが面白いやら可愛いやらたまりませんでした。他にもたくさん登場する神様たちがやたらと可愛い。このお話はとにかく可愛いです。それに尽きます。凛々しい紡葉のキャラも好感が持てました。
ただ、ひとつ文句を言いたいのは、登場人物紹介で、ストーリーがある程度進んでから仲間に加わる猫の式鬼神が、すでに仲間として紹介されてしまっていたことです。これには読む楽しみを減らされました。
それでも、可愛らしさ満点で癒されましたので、次巻も楽しみです。