宮野先生の本は数冊読みました。
ヒロインの過去を伏線で綺麗に回収してくれ、涙腺を刺激される作品が多くて好きです。
今のところ一番泣いたかもしれません。
でもちゃんのハッピーエンド!
そこまでの盛り上がりもいい!!
この作品で強いて不満を言うならいちゃつくシーンをもっと見たかったくらいです。
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幽霊伯爵の花嫁 (小学館ルルル文庫) 文庫 – 2011/6/24
ライトノベル大賞「優秀賞&読者賞」W受賞
侯爵家の血を引く、天涯孤独(ル:てんがいこどく)の美少女サアラ。彼女は、身を寄せる遠縁の家の息子と婚約していたが、幽霊伯爵と呼ばれるコルドン伯爵の17人目の妻として嫁ぐことに! 更に嫁ぎ先は、墓地に囲まれ夜な夜な幽霊が現れるという場所で!? 妻に無関心な夫、何故かよそよそしい使用人達。ところが、サアラはのびのびと毎日を満喫し、逆に夫を翻弄して……!? 美しく強かに、少女は恋と幸せをつかみ取る!
侯爵家の血を引く、天涯孤独(ル:てんがいこどく)の美少女サアラ。彼女は、身を寄せる遠縁の家の息子と婚約していたが、幽霊伯爵と呼ばれるコルドン伯爵の17人目の妻として嫁ぐことに! 更に嫁ぎ先は、墓地に囲まれ夜な夜な幽霊が現れるという場所で!? 妻に無関心な夫、何故かよそよそしい使用人達。ところが、サアラはのびのびと毎日を満喫し、逆に夫を翻弄して……!? 美しく強かに、少女は恋と幸せをつかみ取る!
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/6/24
- ISBN-104094521933
- ISBN-13978-4094521931
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/6/24)
- 発売日 : 2011/6/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4094521933
- ISBN-13 : 978-4094521931
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,235,769位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
賞を受賞している作品ならば、まあ大丈夫かなと思い購入。
主人公サアラは、ある意味傲慢で気高く、予想を裏切る言動をするところが面白い。
墓守りという仕事だけでもくらいのに、
ジェイクが暗すぎ。子持ちだってことが、わかるだけで、今のところ、わくわくする魅力が感じられません。
けれど、サアラの魅力が次はどうなるのだろうと、期待をだかせるので、次巻に期待します。
金額については、携帯のストアの方が200円以上も安いので、迷ったのですが、ぎっしり文字が詰め込まれて読みにくいのでkindleで購入しました。価格を下げる努力をしてほしい。
主人公サアラは、ある意味傲慢で気高く、予想を裏切る言動をするところが面白い。
墓守りという仕事だけでもくらいのに、
ジェイクが暗すぎ。子持ちだってことが、わかるだけで、今のところ、わくわくする魅力が感じられません。
けれど、サアラの魅力が次はどうなるのだろうと、期待をだかせるので、次巻に期待します。
金額については、携帯のストアの方が200円以上も安いので、迷ったのですが、ぎっしり文字が詰め込まれて読みにくいのでkindleで購入しました。価格を下げる努力をしてほしい。
2019年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
序盤は「極端なキャラクターばっかり出てくる話だなー、まぁ面白くするためだ、仕方がない」と思いつつ読んでいました。
読み終わった今、それら極端な性格が実に美しい形で説明され、自然な説得力を与えられている事に感服しています。
美しさは情景の表現にも感じ取れます。夜の墓場、晩秋の寂れた館、凍てついた湖、簡潔に描写されているにも関わらず鮮明に脳裏に浮かび上がってきます。清涼な空気を吸い込んだような心地になれました。
読むことができて本当によかったです。
素晴らしい時間を有り難うございました。
読み終わった今、それら極端な性格が実に美しい形で説明され、自然な説得力を与えられている事に感服しています。
美しさは情景の表現にも感じ取れます。夜の墓場、晩秋の寂れた館、凍てついた湖、簡潔に描写されているにも関わらず鮮明に脳裏に浮かび上がってきます。清涼な空気を吸い込んだような心地になれました。
読むことができて本当によかったです。
素晴らしい時間を有り難うございました。
2020年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どこまでも強いヒロインに、清々しいとしか思えない読後感です。
ある意味、とても面白い。
ひねくれ加減は、最高でした。
ある意味、とても面白い。
ひねくれ加減は、最高でした。
2016年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とーっても美人でかわいいのに、堂々とそれを自分の武器だと言ってしまう。
低次元の嫌がらせはきちんと相手にお返しを申し上げる。
残念な自信家なのかと思ってしまうのだけど、それだけではなくて。
婚家に湧いて出てくる悪霊なんか端も引っ掛けてなくて、かえってその歌声で、魅了してしまったり。
自らの容姿に自信を持ちそれを堂々と公言し、恐れを知らず突き進むような(相手がだれであっても、気品を持った丁寧語を使い、ある意味慇懃無礼なところもある)彼女の言動に一同は呆然とするのだけれど、なぜか彼女のペースに巻き込まれ、彼女がどうしてそうあるのか、惹きつけられていく。
彼女は過去にある恐ろしい体験をしたのであるが、そこからの生きとし生けるものへの彼女の考え方、生き方は、それほどまでの体験をした人間がその境地にたどり着けるかどうか。
彼女の核心の一言は、自分が自分であることの根本的意義を思い起こさせてくれる。
彼女は強烈なまでに、自らに対して前向きなのだった。
こんな最強最恐のヒロインっていたかなあ。
タイトルの幽霊伯爵ってかなりインパクト強いはずなんだけど、そんなものこの最強無敵な花嫁にかかればかわいいおこちゃまに思えてしまう。
STORIEの試し読みが面白くて、続きが読みたくなって、つい電子書籍をポチッとしてしまった。
最強の花嫁サアラに幸あれ(もう彼女は幸せなのだった)‼︎
低次元の嫌がらせはきちんと相手にお返しを申し上げる。
残念な自信家なのかと思ってしまうのだけど、それだけではなくて。
婚家に湧いて出てくる悪霊なんか端も引っ掛けてなくて、かえってその歌声で、魅了してしまったり。
自らの容姿に自信を持ちそれを堂々と公言し、恐れを知らず突き進むような(相手がだれであっても、気品を持った丁寧語を使い、ある意味慇懃無礼なところもある)彼女の言動に一同は呆然とするのだけれど、なぜか彼女のペースに巻き込まれ、彼女がどうしてそうあるのか、惹きつけられていく。
彼女は過去にある恐ろしい体験をしたのであるが、そこからの生きとし生けるものへの彼女の考え方、生き方は、それほどまでの体験をした人間がその境地にたどり着けるかどうか。
彼女の核心の一言は、自分が自分であることの根本的意義を思い起こさせてくれる。
彼女は強烈なまでに、自らに対して前向きなのだった。
こんな最強最恐のヒロインっていたかなあ。
タイトルの幽霊伯爵ってかなりインパクト強いはずなんだけど、そんなものこの最強無敵な花嫁にかかればかわいいおこちゃまに思えてしまう。
STORIEの試し読みが面白くて、続きが読みたくなって、つい電子書籍をポチッとしてしまった。
最強の花嫁サアラに幸あれ(もう彼女は幸せなのだった)‼︎
2011年7月28日に日本でレビュー済み
感想は、先にコメントされていた雪月花さんと同じです。(いきなり名前を使ってごめんなさい)
でも、新人作家さんの作品で久しぶりに楽しく読むことができました。
たしかにサアラの夫となったジェイクの性格がつかみづらいし、二人が恋に落ちていく場面がもうちょっとほしかったという感じ。
でも、誰かに守ってほしいという女性より、自分から幸せをつかみに行くような個性的なヒロインに好感が持てました。
最後のページが近づくたびにわくわくさせられました。
次の作品は、編集者さんにびしびし磨かれて、もっと楽しく読めると期待して4つ星にしました。
次回は5つ星☆をつけたいです。
でも、新人作家さんの作品で久しぶりに楽しく読むことができました。
たしかにサアラの夫となったジェイクの性格がつかみづらいし、二人が恋に落ちていく場面がもうちょっとほしかったという感じ。
でも、誰かに守ってほしいという女性より、自分から幸せをつかみに行くような個性的なヒロインに好感が持てました。
最後のページが近づくたびにわくわくさせられました。
次の作品は、編集者さんにびしびし磨かれて、もっと楽しく読めると期待して4つ星にしました。
次回は5つ星☆をつけたいです。
2011年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【あらすじ】
これまでの16人の花嫁を実はみんな殺してしまったのでは……と噂される
幽霊伯爵の17番目の花嫁に選ばれたサアラ。嫁ぎ先である屋敷は墓地の中
に建っていて、夜になると幽霊が徘徊するという恐ろしい場所だった。
しかし、可憐な容姿とは裏腹に美しく強かなサアラは、幽霊を恐れることな
く日々を楽しみ、更には妻に無関心な夫ジェイクまでをも翻弄する――
【感想】
この作品の一番の魅力は、美しくも強かなサアラの造形だと思います。自分が
美しいことをちゃんと分かっていて、それを最大の武器にしてしまう強かなヒ
ロインは、本当にパワーがありました。今までにないヒロインで良かったです。
ただ、ヒロインの造形に歪みがあったり、思考が作者の都合によって導かれて
いるところがありましたので、そこが非常に勿体なく思いました。例えば、終
盤、おじいさんの真相が語られた後、サアラがあることを悟る流れは、持って
いき方がどうにも不自然でした。何故、そこでそう悟ったのか、矛盾が生じて
いるので、辻褄の合うように展開させて欲しかったです。
更に言えば、見下されることを何より厭っているサアラが、「下さった」と感
じるのも不自然です。これらの矛盾点があった為、せっかくの良いシーンがも
やもやした思いで霞んでしまったのが、非常に残念でした。
サアラが最初からジェイクの優しさを見抜いていたり、彼だけは騙せないだろ
うと思う心境も、よく分かりませんでした。その辺りの心理描写は、もう少し
丁寧に掘り下げて描いて欲しかったです。
また、ヒロインの強烈な個性と、登場回数も多く生意気だけど憎めない息子の
エリオスの影に、ヒーローであるジェイクが隠れてしまっている点も残念なと
ころでした。もう少し、サアラとジェイクのやりとりが欲しかったです。
色々と難・矛盾点はありましたが、最後まで飽きることなく読み進めることが
出来ましたので、新人さんの力強さを感じる一作でもありました。
これまでの16人の花嫁を実はみんな殺してしまったのでは……と噂される
幽霊伯爵の17番目の花嫁に選ばれたサアラ。嫁ぎ先である屋敷は墓地の中
に建っていて、夜になると幽霊が徘徊するという恐ろしい場所だった。
しかし、可憐な容姿とは裏腹に美しく強かなサアラは、幽霊を恐れることな
く日々を楽しみ、更には妻に無関心な夫ジェイクまでをも翻弄する――
【感想】
この作品の一番の魅力は、美しくも強かなサアラの造形だと思います。自分が
美しいことをちゃんと分かっていて、それを最大の武器にしてしまう強かなヒ
ロインは、本当にパワーがありました。今までにないヒロインで良かったです。
ただ、ヒロインの造形に歪みがあったり、思考が作者の都合によって導かれて
いるところがありましたので、そこが非常に勿体なく思いました。例えば、終
盤、おじいさんの真相が語られた後、サアラがあることを悟る流れは、持って
いき方がどうにも不自然でした。何故、そこでそう悟ったのか、矛盾が生じて
いるので、辻褄の合うように展開させて欲しかったです。
更に言えば、見下されることを何より厭っているサアラが、「下さった」と感
じるのも不自然です。これらの矛盾点があった為、せっかくの良いシーンがも
やもやした思いで霞んでしまったのが、非常に残念でした。
サアラが最初からジェイクの優しさを見抜いていたり、彼だけは騙せないだろ
うと思う心境も、よく分かりませんでした。その辺りの心理描写は、もう少し
丁寧に掘り下げて描いて欲しかったです。
また、ヒロインの強烈な個性と、登場回数も多く生意気だけど憎めない息子の
エリオスの影に、ヒーローであるジェイクが隠れてしまっている点も残念なと
ころでした。もう少し、サアラとジェイクのやりとりが欲しかったです。
色々と難・矛盾点はありましたが、最後まで飽きることなく読み進めることが
出来ましたので、新人さんの力強さを感じる一作でもありました。
2019年10月20日に日本でレビュー済み
「美しくしたたかに、恋と幸せをつかみ取る少女」という紹介で手に取りましたが、ヒロインのサアラはそれどころではない大物でした。彼女が心から真っ赤な血を流して残酷な世界を知り、人間とは何かを考え抜いた上で笑顔の仮面を被っていたのだと分かった時は衝撃で腰が抜けました。サアラはライトノベルの枠には収まらない傑出した、味のあるキャラです。
サアラと幽霊伯爵ジェイクとの結びつきと並行してジェイクと亡くなった母のアシェリーゼの屈折した関係も見えてきて、サアラがその両方を解きほぐしていくとともに、サアラ自身も救われる。その触媒になるのが元婚約者のカインとサアラの再会、カインとジェイクの対決とサアラのジェイクへの告白というのがよくできています。そしてその後に、ジェイクとの喧嘩を持ってくるのが作者の凄技。
レビュアーもサアラの爆発に圧倒され、目を開かされ、そして恋心に火をつけられました。
その後、第8巻まで続くということで、しばらくサアラに楽しませてもらえそうです。アシェリーゼも好きなので、また出て来ないかな。
サアラと幽霊伯爵ジェイクとの結びつきと並行してジェイクと亡くなった母のアシェリーゼの屈折した関係も見えてきて、サアラがその両方を解きほぐしていくとともに、サアラ自身も救われる。その触媒になるのが元婚約者のカインとサアラの再会、カインとジェイクの対決とサアラのジェイクへの告白というのがよくできています。そしてその後に、ジェイクとの喧嘩を持ってくるのが作者の凄技。
レビュアーもサアラの爆発に圧倒され、目を開かされ、そして恋心に火をつけられました。
その後、第8巻まで続くということで、しばらくサアラに楽しませてもらえそうです。アシェリーゼも好きなので、また出て来ないかな。