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幽霊伯爵の花嫁-首切り魔と乙女の輪舞曲- (小学館ルルル文庫 み 4-2) 文庫 – 2011/10/26

4.3 5つ星のうち4.3 38個の評価

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美しく傲慢に、恋する最強ヒロイン再臨!!

サアラは退屈だった。コルドン伯爵家へ嫁いで2か月、夫のジェイクに恋したサアラは、やや一方的な新婚生活を心から満喫していた――10日前までは。仕事で領地を離れたジェイクに、サアラの機嫌は日に日に悪くなり……ついに領地を飛び出して!? 一方、首切り魔の幽霊を捕縛しに来たジェイクは、傍にいないサアラが何故か気にかかり? 「どうやら私はきみが好きらしい」暴走する花嫁と恋を自覚した夫の、予測不能な夫婦関係の行方は!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2011/10/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/10/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 251ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4094522069
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094522068
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 38個の評価

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宮野 美嘉
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年3月10日に日本でレビュー済み
一巻で、世界観が確定したので、キャラ達がのびのびと動いてる感じがしました。
個性的なヒロインなので、それに振り回される方々と、それに同調できる方々とが分かれて、行動が展開しつつ話が上手く最後にまとまっているのが、よくできてるなー、と感心しました。
新婚なのに、愛のない結婚からのスタートなので、恋をするところから始める夫婦、というのも、ありがちな設定なのに、この二人は面白く噛み合わずに、すれ違っていて、そこが私にはツボでした。
幽霊の過去を暴いていくストーリーですが、ヒロインも壮絶な過去を持ってるように、なかなかシビアな設定となっていて、際も甘いも飲み込んできたヒロインとヒーローだからこそ、成り立つストーリーなんだな、と納得でした。
2019年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サアラは他人とは違った常識を振りかざし、やりたい放題。でも放埓な訳じゃなくて、あくまでもジェイクと一緒にいたい、無表情に見えていろいろ物語るジェイクの顔を見ていたいという思いで、ジェイクに付きまとい、いや、間違えました、ジェイクを助けて走り回ります。
ジェイクが領地を離れてまで挑んでいるのは首切り魔の幽霊レニーを取り押さえること。複雑な裏のある事件は実は切ない物語なのですが、なにせ若い女性を殺して首を切断するのですから、グロテスク。挿絵は無いから良いものの、映像を思い浮かべたくないですね。これだけだとグロいのが苦手なレビュアーにとっては★2つ。
しかし、ジェイクのサアラに対するラブが形をはっきり現わしてきたところは読んでいてウズウズニヤニヤしてしまいます。互いに魅かれあう唯一無二の異性にはなり切ったようでめでたい。サアラもジェイクにプレゼントをもらって胸を熱くするし、第1巻に続く素敵なラブストーリーです。ここでの加点で★4つと致しましょう。
アシェリーゼがサアラを心配してしょっちゅう出てきて、アシェリーゼ押しのレビュアーは良いなあと思うのですが、あまり活躍できなかったのがちょっと残念。
2011年11月10日に日本でレビュー済み
幽霊伯爵の花嫁、作者いわく『らぶ&ぐろ増量』の第2巻!
でもどちらかというと『らぶ&せつなさ増量』でした・・・。

主人公のサアラは相変らず良い性格してます(笑)
前巻で夫のジェイクに恋をしたサアラの、猪突猛進だけど乙女なアプローチが可愛いですv
サアラの行動はどこをとってもジェイクへの愛情に溢れていて微笑ましい。
今回の話の核である首切り魔に対しての啖呵も良かったな。

そして前の巻ではサアラやアシェリーゼ様や、ジェイクの息子のエリオスに食われがちだったジェイクも、この巻ではかなり印象変わってます。
というか、意外に情熱的で驚きました!
相変らず無表情で無愛想で何を考えてるのかわからないけど、彼は行動が凄かった!!
サアラに振り回されて可愛いひとの印象が強かったけど、彼も結構サアラを振り回すタイプですね。
むしろ私は惚れましたvv
何だかんだで割れ鍋に綴じ蓋夫婦。お似合いですvv

そして首狩り魔レニーと首なし幽霊ミミの話は涙なしでは語れない。
これは是非本編を読んでほしいですね。
いつか二人が幽霊だとしても穏やかに寄り添って暮らせますようにと願わずにはいられません・・・。

この話大好きなので是非今後もシリーズとして続いていってほしいです!
次が出たら迷わず買います!増田先生の挿絵もほんと素晴らしいv
ほんと頑張ってほしい新人さんですねv
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公サアラはとにかく人の話を聞きません(笑)
自分の思うままに行動し、ひたすら自己中論理を繰り広げる様に若干クドさを感じたけど、全体的に飽きずに読めました。

それというのも無表情仮面ジェイクがサアラの言動に戸惑い、自分の感情に起伏が出始めたのが面白かったからかもw
ラストは、おぉっ!というラブな展開で終わってます。
ハッピーエンド大好きなので、そこで評価は上げました♪

それにしてもサアラの「自分はスーパー常識人なんだ」という認識、何とかならないですかね・・・?
自分が美しいのは百も承知で、それを公言する&幽霊のようなあいまいな存在など恐くな〜い、なんていう時点で普通ではないと思うんですけどね〜w
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月1日に日本でレビュー済み
【あらすじ】

サアラに何も言わず、ジェイクはアスガント領に仕事へ出掛けてしまった。
コルドン家の屋敷に取り残されたサアラは、ジェイクに会えない日が続き
日に日に機嫌を悪くしていく。

退屈に耐え切れなくなったサアラはとうとう屋敷を飛び出し、ジェイクの
元へと向かう。

ジェイクの仕事は、首切り魔レニー・ガスティンの幽霊を捕縛することだ
った。レニーは三十年前に十三人の女性を殺害した後、全員の首を切り落
としたという凶悪犯だ。

そしてレニーは、コルドン伯爵家の墓地にいる首なし娘の幽霊ミミーと
関係があるようで……

【感想】

前巻では全然目立っていなかったジェイクの場面が増えていて、この巻で
漸く彼のキャラクターが掴めるようになっていました。

ジェイクとサアラの絡みも増えていて、恋愛色も強くなっていると思います。
ただし、サアラとジェイクなので、ちょっと独特な甘さです(笑)

少し気になったのは地の文が大幅に減り、情景描写などが少なくなっていたこと
です。この手の作品は雰囲気作りがとても大事だと思いますので、文章には少々
引っ掛かりを覚えました。

また、首なし幽霊ミミーと首切り魔レニーを巡るミステリー仕立てですが、個人
的に二人の事情は後味が良くなかったです。救いがありません。

次の巻は、この辺りのことにもっと拍車がかかっていますので、この巻が肌に合
わなかったという方は、次の巻も合わないでしょう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート