90年代初頭の本で、当時の野球の外国人助っ人の話が枕になってるのでその部分は今となっては分からない話も多いかな
だけど内容は豊富で幕府から明治政府への移行で梯子を外された人の話もあれば
日本人への技術の継承に苦労した人の話もあるし
日本が気に入って移住してしまった人の話もある
わざわざ日本に来てくれる人は、母国でゴタゴタがあった人もいるし
強烈な信仰心や使命感を持ってる場合もある
ただキリスト教の布教とセットで専門知識のある宣教師が来日しても
結局日本側が知識だけ取得して宣教は進まなかった、という話もある
明治期のキリスト教がエリートにだけ一部広がっただけなのはなぜか、というのも描き出している
お雇い外国人という言葉のように、何を受容して何を拒否するかの選択権を日本側が持っていた
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開化異国助っ人奮戦記 (小学館ライブラリー 52) 新書 – 1993/11/1
荒俣 宏
(著)
- 本の長さ347ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1993/11/1
- ISBN-104094600523
- ISBN-13978-4094600520
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
明治時代に来日し、文明開化の基礎を固めるのに大きな貢献をした札幌農学校のクラーク先生や鹿鳴館を設計したコンドルなど"お雇い外国人たち"のエピソードや功績をさぐり、その後の人生を追跡したドキュメント。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1993/11/1)
- 発売日 : 1993/11/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 347ページ
- ISBN-10 : 4094600523
- ISBN-13 : 978-4094600520
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,218,402位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2013年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は明治時代に日本にいたお雇い外国人の活躍について簡潔に説明してあり、更におもしろく語ってあります。
そのころの日本の時代の背景もよく分かり、文化l技術のレベルも知ることができて素晴らしい本です。
出品者の手配もとても満足しています。
そのころの日本の時代の背景もよく分かり、文化l技術のレベルも知ることができて素晴らしい本です。
出品者の手配もとても満足しています。
2014年2月2日に日本でレビュー済み
ベルツとかクラークなどは有名であるが、ほかの多くの人たちはわりと日本人に忘れられた存在ではなかろうか。明治期の学術、経済、文化などの発展に力を貸してくれた人たちを、それぞれに関してはそんなにページ数があるわけでもないが知ることができる。
作者は日本が江戸期に鎖国政策を取ったことで欧米からの侵略をまぬがれたと言っている。ある程度は正しいかもしれないが、もし鎖国政策を取っていなかったらそれだけ西洋に技術などの点で水を開けられることもなかったので国力も早くついたのではないか、とも思われる。
快楽亭ブラックはどこか漫画で読んだ気がするし、最近ゆるキャラになったレルヒさんなども出てくる。
作者は日本が江戸期に鎖国政策を取ったことで欧米からの侵略をまぬがれたと言っている。ある程度は正しいかもしれないが、もし鎖国政策を取っていなかったらそれだけ西洋に技術などの点で水を開けられることもなかったので国力も早くついたのではないか、とも思われる。
快楽亭ブラックはどこか漫画で読んだ気がするし、最近ゆるキャラになったレルヒさんなども出てくる。
2011年2月14日に日本でレビュー済み
1991年に出た単行本の文庫化。
明治〜昭和期に日本に来た外国人「助っ人」たちの活躍を紹介した本である。
中心となっているのは、明治期の「お雇い」外国人たちで、オランダ人軍医のボードイン、西陣で織物復興に活躍したフランス人のジュリー、お札のデザインをしたイタリア人のキヨソーネなどが取り上げられている。
そのほかにも、アメリカから来て建築に腕を振るった伝道者のヴォーリズ、戦後日本野球を発展させたW・K・ヨナミネ、バレリーナのパブロバなども。
簡単に人物と来日のきっかけ、した仕事といったところが解説されている。
分かりやすく面白い人物評伝だ。
明治〜昭和期に日本に来た外国人「助っ人」たちの活躍を紹介した本である。
中心となっているのは、明治期の「お雇い」外国人たちで、オランダ人軍医のボードイン、西陣で織物復興に活躍したフランス人のジュリー、お札のデザインをしたイタリア人のキヨソーネなどが取り上げられている。
そのほかにも、アメリカから来て建築に腕を振るった伝道者のヴォーリズ、戦後日本野球を発展させたW・K・ヨナミネ、バレリーナのパブロバなども。
簡単に人物と来日のきっかけ、した仕事といったところが解説されている。
分かりやすく面白い人物評伝だ。
2005年4月23日に日本でレビュー済み
明治時代、西欧近代国家を急速にたちあげるべく、日本は海外から、さまざまな分野で専門家の外国人を招いた。そんな有名・無名の外国人の中から荒俣氏好みの異人を、生粋の好奇心で紹介した一冊である。