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松本清張傑作映画ベスト10 1 砂の器 (小学館DVD BOOK) 単行本 – 2009/9/9

4.2 5つ星のうち4.2 7個の評価

松本清張原作の傑作映画と、解説本を組み合わせたシリーズの第1巻。栄光の階段を上りつつあった天才音楽家が、その運命ゆえに犯した殺人。解説本は、見どころ、製作者のインタビュー、原作との違い、時代背景など。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2009/9/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/9/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 32ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4094804013
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094804010
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 7個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
7グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松本清張が原作。映画化されたこの作は、原作を越えている!
野村芳太郎が監督、脚本は橋本忍、山田洋次。登場する俳優は当時を実際に体験し、怒りきっている。彼らの姿そのものなのだ。
なぜ、「砂の器」なのか、この映像化された動きをみよう。映像で納得。
緒形健はなぜ殺されたのか。
役者丹波哲朗の最高作でもある。森田健作。笠知衆も登場。森田健作、そして、天才ミュジッシャン加藤剛。愛人は島田陽子、さらに婚約者等、渥美清も出ている。戦争、敗戦、戦後が見事に描かれている。ハンセンシ病への差別。
なぜ、この事件が起きたのか。背後を知る。
いや、若き人に知って欲しい。
敗戦後の日本。加藤剛は生き、苦しきも堂々と第二の道を歩まんとしている。
しかし、丹波哲朗が朗々と語るあの時代。涙。今こそ、何回も観ないといけない。
解説本は見事。いい作品を小学館は残してくれた。
必見。この作品を観ることなくして死ぬことあい無かれ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今頃なぜ古い松本清張のDVDが・・・と思ったものの興味本位から第1巻を購入。
途中から、刑事役である丹波哲郎が過去を振り返るシーン「ただ想像するしかありません・・・」から始まる過去のシーンが涙を誘う。
なぜ、日本の美しい風景をバックに過去が進行する。そして殺害事件が次第に解明されていく。その殺害にあった背景とは・・・。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月16日に日本でレビュー済み
いいものはいい。
ただし、映画そのものが傑作なのは言うまでもないので、
《DVDブック》としての魅力に特化して言うと、

1、映画作製時期をイメージさせる解説、写真。
2、撮影を担当した川又昴のインタビュー。
3、川本三郎の委曲を尽くしたエッセイ。
4、重厚で品格のあるブックデザイン。

…ということになろうか。
特に、邦画の魅力に精通し、名著『ミステリと東京』の著者でもある
川本氏の文章は、本書の価値をかなり高めている。

映画について言えば、
ロードショウ時から何度も映画館で観た上、数年前には、
デジタルリマスタリング上演で久々に観て感銘を新たにしたし、
今さらとも思ったが、やはりいいものいい。
脚本、配役の妙はもちろんだが、今となってみると、
秋田、島根、石川、伊勢などの地方の景観美を、
ドラマと一体化して収めたことが、ほんとうに貴重。

松本清張をして原作よりいいと言わしめた名画の、
文字通り永久保存版にふさわしい一冊。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月20日に日本でレビュー済み
「砂の器」に引き続き、DVD−BOOK化される10作品は、
廉価版、レンタル等々、いつでも安価に接することができる作品ばかりなので、
これをわざわざ購入するのは、正直、書斎を飾る目的以外に無さそうだ。
実際、この「砂の器」のBOOK部分は、ベテランカメラマンの川又昂氏の談話
はともかく、製作当時の世相ニュース等、全く意味が無いものが多い。
秋には、清張作品のBOXも続々発売され、1作当りのコストから考えるとそちら
を購入する方が絶対得である。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月19日に日本でレビュー済み
『砂の器』はもう何度観たか数え切れない。評者のなかでは「これぞオールタイム・ベスト」というべき作品だ。勿論原作の小説も読んでいるが、物語としての密度、構成の妙では圧倒的に映画版の方が上なのは衆目の一致するところだろう。クライマックスで流れる『宿命』も実に素晴らしい。
反面、常々物足りなく思ってきたのは、松竹から出るVHSビデオやDVDに解説書の類いが全くないことだった。ひと昔前は、メイキング映像を用意するなど考えられなかったし、ソフト化されて繰り返し観られるだけで御の字だったわけだから、致し方ないことなのだが……。この作品が作られてから35年経ち、関係者にも亡くなられた方が多いことを今回の解説本から改めて知った。インタビューが載っている撮影監督の川又昂氏も既に83歳。まさにぎりぎり間に合った感じだ。とは云え4頁ではあまりに少ない。どうせならもっとたっぷり制作秘話を聞きたかったのに。
また、川本三郎氏の作品解説もちょっと淡白な印象を拭えない。評者が思うに、本作のテーマである親と子の宿命、その哀しさが最も表れているのは今西警部補が事件の犯人・和賀英良=本浦秀夫ではないかと本浦千代吉に質したのに対し、千代吉が悲痛な呻きを漏らしつつこれを否定したシーンだ。立派に成長していた最愛の息子。でもここで親子の名乗りをあげてしまえば、折角輝かしい人生を歩みつつある息子に迷惑を掛けてしまう……。いまだに涙なくして観れない。川本氏の解説はこの部分を全くスルーしてしまっており、大変残念だ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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