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復活『最後の晩餐』 (ショトル・ミュージアム) 単行本 – 1999/11/15
片桐 頼継
(著)
キリストは何かを語っていた。ユダの目はキリストをとらえていた。食卓の上のメインディッシュは魚料理だった。大がかりな修復の結果、レオナルドの傑作『最後の晩餐』が数々の新発見とともに色鮮やかに甦った!
- 本の長さ127ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1999/11/15
- ISBN-104096060216
- ISBN-13978-4096060216
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商品の説明
出版社からのコメント
修復で500年ぶりに色鮮やかに甦った、美術史上もっとも有名な作品、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』。本書では、修復後の部分写真を多数掲載して、ダ・ヴィンチならではの細部の克明な描写と鮮やかなオリジナルの色を日本で初紹介。
内容(「MARC」データベースより)
ユダの目はイエスをとらえていた。イエスは何かを語っていた。テーブルの上のメインディッシュは魚料理だった-。今世紀最大の修復作業により、完成後はじめて真実の姿を現した「最後の晩餐」のすべて。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1999/11/15)
- 発売日 : 1999/11/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 127ページ
- ISBN-10 : 4096060216
- ISBN-13 : 978-4096060216
- Amazon 売れ筋ランキング: - 307,457位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後の晩餐の修復前と修復後を細かく比較出来る非常に便利な本です。他のレビューにもあるとおり、解説も細かく発見が多い本です。おすすめです。
2011年12月26日に日本でレビュー済み
レオナルド・ダ・ヴィンチの名作「最後の晩餐」は、修道院の
食堂の壁に描かれたということを初めて知ったとき、なるほど、
日本で銭湯(大浴場)の壁に富士山を描くようなものか・・・と
思ったが、そんなことを言うとバチがあたるだろうか。
本書によるとこの絵は、レオナルドの技法にも問題があったよう
だが、痛みが激しいだけでなく、修復を試みた人たちが勝手にその
上から別の絵を描いたりしたほか、イエスの足元あたりの壁に穴を
開けて通路を作るなど信じられないことが起こったほか、戦争の
被害にも会い、よくぞ今まで残っていたものだと感嘆せざるを得な
い。
近年の修復作業の結果、蘇った「最後の晩餐」をよく見ると、
これまで見えなかったものが見えてきた。イエスたちが食べていた
のは魚の切り身であり、それにかけて食べるためあろうか、レモン
の薄切りが皿に載っている。イエスや弟子たちの表情やからだの
動き、壁のタペストリーやうしろの窓からの景色、テーブルクロス
の折り目に至るまで、いろいろなことが修復によって見えてきた
ことが、拡大図と解説でよくわかる。レオナルドがそこまで深く考
えたうえで描いていたとは驚きだ。
絵画を見る、というのは、ここまで、このようにして見るものなの
だ、という「絵画の見方」を説明したものとしても、本書は非常に
有益であった。
食堂の壁に描かれたということを初めて知ったとき、なるほど、
日本で銭湯(大浴場)の壁に富士山を描くようなものか・・・と
思ったが、そんなことを言うとバチがあたるだろうか。
本書によるとこの絵は、レオナルドの技法にも問題があったよう
だが、痛みが激しいだけでなく、修復を試みた人たちが勝手にその
上から別の絵を描いたりしたほか、イエスの足元あたりの壁に穴を
開けて通路を作るなど信じられないことが起こったほか、戦争の
被害にも会い、よくぞ今まで残っていたものだと感嘆せざるを得な
い。
近年の修復作業の結果、蘇った「最後の晩餐」をよく見ると、
これまで見えなかったものが見えてきた。イエスたちが食べていた
のは魚の切り身であり、それにかけて食べるためあろうか、レモン
の薄切りが皿に載っている。イエスや弟子たちの表情やからだの
動き、壁のタペストリーやうしろの窓からの景色、テーブルクロス
の折り目に至るまで、いろいろなことが修復によって見えてきた
ことが、拡大図と解説でよくわかる。レオナルドがそこまで深く考
えたうえで描いていたとは驚きだ。
絵画を見る、というのは、ここまで、このようにして見るものなの
だ、という「絵画の見方」を説明したものとしても、本書は非常に
有益であった。
2006年6月30日に日本でレビュー済み
「ダ・ヴィンチ・コード」のミステリーにおいて「最後の晩餐」は非常に重要な位置づけにある。「ダ・ヴィンチ・コード」を読んで(映画で見て)、「最後の晩餐」に非常に興味を持って本書を読んだ。本書では写真が多用されており(しかも重要な部分は拡大されており)、その写真に基づきながら解説しているため、非常に理解しやすい。キリスト教の背景についても若干解説されており、より理解を深めることができた。1,600円と少し高いのが難点であるが、1枚の絵に秘められたミステリーについて考えることができた。NHKでも紹介された「最後の晩餐」の推測CG画は一見の価値がある。