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日本論の視座: 列島の社会と国家 単行本 – 2004/7/1

4.6 5つ星のうち4.6 5個の評価

「日本」という国号の由来は、意味は? それはいつ定められたのか。自らの国号の正確な意味を知らないまま、「日本国」が語られ、「均質性の高い日本民族」という意識が深く根を下ろし、「常識」とされてきた。著者は、その意識が「国旗」「国歌」の強制にも端的に現れており、こうした「日本民族」論の抑圧性と閉鎖性の克服こそが急務であると語る。 檜物師(ひものし)や桂女(かつらめ)などの職人・商人をはじめ、遊女や楽人(がくじん)など芸能に携わる人びとや博打(ばくち)、乞食(こつじき)、悪党など、中世社会のさまざまな人びとの生活を通して、多様な日本の実像を描き出し、単一民族・国家論を喝破する。 今回、新たに赤坂憲雄氏の解説を加え、新装版として再登場。
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商品の説明

出版社からのコメント

日本はいつからか。単一民族・国家論を衝く

内容(「MARC」データベースより)

「国旗」「国家」おしつけの根拠は何か? 「日本民族」論のもつ抑圧性と閉鎖性を支えつづけてきた、旧来の歴史認識を根底から打破。中世社会から新たな歴史像を提起する。1990年刊を一部改変し、再構成したもの。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2004/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 286ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4096262099
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4096262092
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 5個の評価

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網野 善彦
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代に生きる人たちは、日本という社会や日本人のメンタリティを知るためには歴史を学ばなければ分からない。ところがその歴史は、一様に我々に提示されていないのが実情で、どうしたらいいだろうか?

この本は、そんな問題意識を抱いている人には最適な資料だろうと思います。

教科書やマスコミに書かれている歴史を鵜呑みにして疑うことを面倒がる人には、当初は面食らい、この先読み進もうか躊躇されるかもしれないが、歴史は年代を線引きして明確に把握されてたり、一握りの支配者層が動かしているわけではなく、日本列島の中でも一様な文化や暮らしがあったわけではないことがよくわかる。
民族的にも単一の国ではないし、島国として他国から孤立し続けてもいなかった。
当然、天皇なる神様が「日本」を作ったのでもない。

日本文化・民族の独自性・均質性を強調し、天皇のもとに一貫していたとする歴史観が、戦後ふたたび息を吹き返してきたように感じるのは、私だけでしょうか。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
網野史学のエッセンスと思って読んだのですが、いままで読んできた既刊書を超えるものを期待したのですがあまりかわりばえしないようにおもいました。