息子は小学校の時に借りて気に入り
購入しました。
最後ほろりとする内容です。
北欧の話なのかおしゃれな家族だと
おもいました。ちょっとマニアックかな
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THE MAN おぢさん ペーパーバック – 2003/12/11
レイモンド・ブリッグズ
(著),
林 望
(翻訳)
おじさんと少年の、出会いから別れまでの4日間を描いた感動の絵本!
ある日、少年の部屋に小さなおじさんがやってきます。「3日だけ泊まらせてくれ」と言うおじさんに、少年は食事を出したり、自分の靴下を切って服を作ってあげたりして、2人だけの秘密の生活が始まります。「おじさんはどこから来たの? ETじゃないの? それとも妖精?」とたずねる少年に対して、「ばかを言うな。小さくてもわしは人間だ!」怒るおじさん。だんだん険悪になる2人の関係……。おじさんと少年の出会いから別れまでが、ブリッグズならではのコマ割りと生き生きした会話で、ドラマチックに展開されます。人と人とがわかりあうことの難しさを問いかける問題作。壊れてしまって初めてわかる友情の大切さが心に響きます。子どもから大人まで広く読める絵本。
ある日、少年の部屋に小さなおじさんがやってきます。「3日だけ泊まらせてくれ」と言うおじさんに、少年は食事を出したり、自分の靴下を切って服を作ってあげたりして、2人だけの秘密の生活が始まります。「おじさんはどこから来たの? ETじゃないの? それとも妖精?」とたずねる少年に対して、「ばかを言うな。小さくてもわしは人間だ!」怒るおじさん。だんだん険悪になる2人の関係……。おじさんと少年の出会いから別れまでが、ブリッグズならではのコマ割りと生き生きした会話で、ドラマチックに展開されます。人と人とがわかりあうことの難しさを問いかける問題作。壊れてしまって初めてわかる友情の大切さが心に響きます。子どもから大人まで広く読める絵本。
- 本の長さ64ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2003/12/11
- ISBN-104097270664
- ISBN-13978-4097270669
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商品の説明
商品説明
『ゆきだるま』のレイモンド・ブリックスが、今回少年の相手に選んだのは、なんと小人の、おじさん。しかも、かわいらしいはず、という期待をあっさりと裏切る、理屈っぽくて頑固で不潔な(脇をぼりぼり掻くし、とてもくさい)、おじさんなのだ。ブリッグズお得意のマンガのようなコマ割りをしたページと1枚絵のページを組み合わせた構成で、独特の雰囲気。
月曜の朝、真っ裸の小さなおじさんに起こされた少年は否応なく世話をやくはめになる。パンや牛乳、ジャム、紅茶、銘柄(庶民的で体に悪そうな)を指定して、おこづかいで買わせる。部屋で肉を焼かせる。ビールを飲む。上流志向の人々を皮肉るようなおじさんの態度は、痛快だ。
「わしは小さくなんかないぞ。わしは、わしの大きさであるにすぎん。きみはきみの大きさであるようにな」。おじさんは、かわいい小人、珍しい生き物として扱われることを断固拒否し、大人の毅然とした態度を決して崩そうとはしない。一方で、小人である限りは誰かの手を借りなくてはならないという事実も存在していて、そのことでふたりはきちんとぶつかり合い、ケンカもする。そんなふうにして、師弟関係のような固い友情がふたりの間に築かれていく。
訳者、林望の「あえて辛口の乾いた言葉で訳してある」という言葉どおり、文章量もとても多く、難しい言葉が頻発する。だが、臆せず、子どもにも読んであげたい。すぐには理解できなくとも、愛すべきこの「おぢさん」に、子どもたちは成長するごとに違う感情を抱くことだろう。(門倉紫麻)
出版社からのコメント
ある日、少年の部屋に突然現れた小さなおじさん。心優しい少年は、おじさんに食べ物をあげ、服も作ってあげて、二人だけの秘密の生活が始まるのですが…。人と人がわかりあうことの難しさを問いかける話題の絵本。
内容(「MARC」データベースより)
少年の部屋に突然現れた手のひらくらいの小さなおじさん。二人の4日間だけの不思議な生活を通して、人と人とがわかり合うことの意味を問いかける、ブリッグズの話題作。子どもから大人まで広く読める絵本です。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2003/12/11)
- 発売日 : 2003/12/11
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 64ページ
- ISBN-10 : 4097270664
- ISBN-13 : 978-4097270669
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,185,063位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,163位英米文学研究
- - 76,543位アート・建築・デザイン (本)
- - 82,413位絵本・児童書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
片手でつかめるくらいの小さな男が、子供の部屋にやってきて
いっしょに生活するという話しで思い出したのが、昔観た映画「水の旅人」。
男は侍で、ファンタジー仕立ての作品でした。
さて、この「おぢさん」のほうはと言うと、体のサイズ以外は非常に
まっとうな人間として描かれています。特別な能力がある訳でなく、
腹もへれば、トイレにも行くし、風呂に入んなきゃ臭いしで、本当に
血の通った人間として存在感にあふれてるんです。
しかも突然この世に現れたわけでなく、それなりの人生経験や人間界
での修羅場をくぐっているようで、男の子との問答ではするどい言葉
でやりこめ、うまく自分の要求を通してしまうしたたかさも持ってるんです。
とはいっても悲しいかな、男の子の世話なしではまともに生活できない。
絵本としては異例に文章量が多く、全てが2人の対話。
2人の微妙な力関係が揺れ動く中、人間と人間のつきあいについて、
根源的な所へと導かれていきました。
ちょっと余談を。
職場でニガテな上司がいて面と向かうと緊張するのですが、
この本を読んだら、不思議と無意識に作っていた壁がくずれていくのを
体感しました。
いっしょに生活するという話しで思い出したのが、昔観た映画「水の旅人」。
男は侍で、ファンタジー仕立ての作品でした。
さて、この「おぢさん」のほうはと言うと、体のサイズ以外は非常に
まっとうな人間として描かれています。特別な能力がある訳でなく、
腹もへれば、トイレにも行くし、風呂に入んなきゃ臭いしで、本当に
血の通った人間として存在感にあふれてるんです。
しかも突然この世に現れたわけでなく、それなりの人生経験や人間界
での修羅場をくぐっているようで、男の子との問答ではするどい言葉
でやりこめ、うまく自分の要求を通してしまうしたたかさも持ってるんです。
とはいっても悲しいかな、男の子の世話なしではまともに生活できない。
絵本としては異例に文章量が多く、全てが2人の対話。
2人の微妙な力関係が揺れ動く中、人間と人間のつきあいについて、
根源的な所へと導かれていきました。
ちょっと余談を。
職場でニガテな上司がいて面と向かうと緊張するのですが、
この本を読んだら、不思議と無意識に作っていた壁がくずれていくのを
体感しました。
2004年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『スノーマン』のレイモンド・ブリッグズの絵本が、『イギリスはおいしい』のリンボウ先生こと林望料理人の手にかかってできた辛口の絵本。リンボウ先生のラヂオ番組を聞いて早速購入。“The Man”を『おぢさん』と訳すところはさすがリンボウ先生。
ところどころにでてくる英国の日常品ブランドの数々は、以前住んでいた者にはとても懐かしいものばかり。ゆで卵の「黄身はトローリと。とはいえ、白身はしっかりと固まっているようにな。」なんてところは、おもわずうなずいてしまう。原本は1992年に出版されているが、当時訳されたとしても、こういうニュアンスが分かる人はそれほど多くなかったのでは、と思う。90年代の英国ブームを経て、満を持しての訳出。
どっぷり英国風の、人と人がつきあうってことはどんなことなのか、を考えさせてくれる、とってもいい絵本。
ところで最後のページのおぢさんの置き手紙。原本ではどんな字なんだろう?
あぁ、また英国に行きたくなっちゃった。。。
ところどころにでてくる英国の日常品ブランドの数々は、以前住んでいた者にはとても懐かしいものばかり。ゆで卵の「黄身はトローリと。とはいえ、白身はしっかりと固まっているようにな。」なんてところは、おもわずうなずいてしまう。原本は1992年に出版されているが、当時訳されたとしても、こういうニュアンスが分かる人はそれほど多くなかったのでは、と思う。90年代の英国ブームを経て、満を持しての訳出。
どっぷり英国風の、人と人がつきあうってことはどんなことなのか、を考えさせてくれる、とってもいい絵本。
ところで最後のページのおぢさんの置き手紙。原本ではどんな字なんだろう?
あぁ、また英国に行きたくなっちゃった。。。
2003年12月17日に日本でレビュー済み
絵本というスタイルや『おぢさん』というひらがなのタイトルにだまされてはいけない。
ここには人間の出会いから別れまでの間の思いやりやら対立やらといった様々なやりとり、心の動きが淡々と観察され、辛辣な言葉に凝縮されている。
絵本であるからもちろん、絵も見所であるが、この絵本は文字も多く、イギリスの生活に密着しすぎて日本人にはなじみのない事柄などについては小さな文字で何と語釈までついている。
もちろんこどもに読んでやって良いものであるが、この内容には、むしろ大人の方が強い衝撃や共感を受けるのではなかろうか。
ここには人間の出会いから別れまでの間の思いやりやら対立やらといった様々なやりとり、心の動きが淡々と観察され、辛辣な言葉に凝縮されている。
絵本であるからもちろん、絵も見所であるが、この絵本は文字も多く、イギリスの生活に密着しすぎて日本人にはなじみのない事柄などについては小さな文字で何と語釈までついている。
もちろんこどもに読んでやって良いものであるが、この内容には、むしろ大人の方が強い衝撃や共感を受けるのではなかろうか。
2018年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スノーマンとかサンタシリーズはとても味があるけど・・・これはちょっと・・・
2020年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな作家さんです。
社会に対する皮肉まじりなメッセージ性のある作品が多いと感じますが、こちらは特に哲学的な要素があります。
内容的には小さなお子さんに読み聞かせるタイプの絵本ではないような…
社会に対する皮肉まじりなメッセージ性のある作品が多いと感じますが、こちらは特に哲学的な要素があります。
内容的には小さなお子さんに読み聞かせるタイプの絵本ではないような…
他の国からのトップレビュー
Annette Wheatley
5つ星のうち5.0
Favorite childhood book
2021年9月12日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I used to have this book when I was a kid. I lost it over time and was so glad I was able to find another one and in such great condition.
WeeBee
5つ星のうち5.0
The Man
2017年2月4日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Thank you so much Onylex for this tape - Having arrived promptly, in perfect condition / exactly as described, I am now excited as just about to wrap up, with a jar of Frank Coopers Oxford Marmalade as a present for adult son, who used to listen continuously to The Man on tape while following the book as a young child.
This humorous, yet clever children's story is about a very demanding miniature man who decides to come and stay for while with a young boy at his home. It is a great story for children and adults to listen and read together.
This humorous, yet clever children's story is about a very demanding miniature man who decides to come and stay for while with a young boy at his home. It is a great story for children and adults to listen and read together.
steve
5つ星のうち5.0
the Man
2014年1月4日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
I am really happy with this product but I don't understand why I have to write this much about it.
solidair77
5つ星のうち5.0
The best of Briggs - stunning illustrations
2017年7月27日に英国でレビュー済みAmazonで購入
My favourite book from Briggs. Both the illustrations and story really captured my imagination as a child growing up in the early 90's. I still have the original copy and recently purchased a copy for my 4 year old niece. She might be a touch too young to read it herself but she's perfectly able to follow the story when read to her in conjunction with allowing her study the beautiful, immersive illustrations. Makes me feel very nostalgic!
Julie A. Smith
5つ星のうち5.0
An Author/Illustrator For All Ages!
2014年12月2日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Raymond Briggs has been a favorite author/illustrator, since THE SNOWMAN. I have all of his books, even though I am 68, I still re-read them--especially, his post-nuclear war picture book! I consider Mr. Briggs an extremely talented artist and writer--for all ages!