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小学生のための読解力をつける魔法の本棚 (教育単行本) 単行本 – 2009/7/3
中島 克治
(著)
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購入オプションとあわせ買い
小学生の時期こそ、読解力を育てる最大のチャンスです!
「本を読むのに、国語ができない」
そう悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。
では、どんな本をどう読めば、読解力がつくのでしょうか?
麻布学園中学・高校の国語教師である著者が、「本を読むのに国語ができない謎」を解き明かし、家庭でできる国語力アップのための読書法を公開します。
中学受験生はもちろん、低学年から活用できる「読解力を高めるための本の読み方」を徹底的に解説。
また、読解力は、勉強のためだけでなく、人が豊かに生きていくために必要な、判断力や思考力のベースにもなります。そんな人間力を育むためにおすすめの、170冊のブックリスト付きです。
「本を読むのに、国語ができない」
そう悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。
では、どんな本をどう読めば、読解力がつくのでしょうか?
麻布学園中学・高校の国語教師である著者が、「本を読むのに国語ができない謎」を解き明かし、家庭でできる国語力アップのための読書法を公開します。
中学受験生はもちろん、低学年から活用できる「読解力を高めるための本の読み方」を徹底的に解説。
また、読解力は、勉強のためだけでなく、人が豊かに生きていくために必要な、判断力や思考力のベースにもなります。そんな人間力を育むためにおすすめの、170冊のブックリスト付きです。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2009/7/3
- 寸法13 x 1.6 x 18.8 cm
- ISBN-104098373866
- ISBN-13978-4098373864
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商品の説明
著者について
麻布学園中学・高校を経て、東京大学文学部卒業。博士課程に進んだ後、麻布学園中学・高校国語科教諭となる。
幼い頃からの膨大な読書経験と、さまざまなジャンルの本に対する深い造詣をもって、
人間性を育てて深めるための読書の重要性を伝え、読書への関心を高める指導を精力的に行っている。
幼い頃からの膨大な読書経験と、さまざまなジャンルの本に対する深い造詣をもって、
人間性を育てて深めるための読書の重要性を伝え、読書への関心を高める指導を精力的に行っている。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2009/7/3)
- 発売日 : 2009/7/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4098373866
- ISBN-13 : 978-4098373864
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 210,702位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年12月30日に日本でレビュー済み
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子ども用に購入し良かったので入学祝にお友達にプレゼントしました。ためになったと喜んでいただけました。
2019年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者は国語系の問題集も出されていますが、それらが本当に子に取り組ませる(付き合わせる)価値のあるものなのかを判断する材料のひとつになればと考え、購入・一読しました。
内容としては、書き写し・音読・調べ・要約、紹介文作成の薦めは、自宅でいつもやるには時間的にも大変そうだなと思いながらも、方法論とそれが基づいている考え方として言おうとしていることはわかりました。ただ、その後、中学入試の問題例とその解説に多くの紙幅が割かれ、最後は、読書リストに相当の紙幅が割かれるかたちになっており、本として読むべきところが殆どありませんでした。もちろん、問題例は中学入試で問われる「読解力」の具体的イメージを得るために、また、要約付きの読書リストは読書タイトルのレパートリーとするうえで、それぞれ意味はあるとは思います。ただ、それらは分量的に多過ぎではないでしょうか。
いずれにせよ、一部の中学入試の問題は、この筆者のような人がかかわって作成されている可能性があることは視野に入れておく必要があるなと思いました。
内容としては、書き写し・音読・調べ・要約、紹介文作成の薦めは、自宅でいつもやるには時間的にも大変そうだなと思いながらも、方法論とそれが基づいている考え方として言おうとしていることはわかりました。ただ、その後、中学入試の問題例とその解説に多くの紙幅が割かれ、最後は、読書リストに相当の紙幅が割かれるかたちになっており、本として読むべきところが殆どありませんでした。もちろん、問題例は中学入試で問われる「読解力」の具体的イメージを得るために、また、要約付きの読書リストは読書タイトルのレパートリーとするうえで、それぞれ意味はあるとは思います。ただ、それらは分量的に多過ぎではないでしょうか。
いずれにせよ、一部の中学入試の問題は、この筆者のような人がかかわって作成されている可能性があることは視野に入れておく必要があるなと思いました。
2022年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
氏の本は2冊目だが、塾講師の書くもののように国語の解法技術だけを追究する姿勢ではなく、
生徒という人間があってその上に国語指導があるという学校教師らしいスタンスが好ましい。
以下に惹かれたフレーズを挙げてみる。
・読解力とは、本を読んで書かれている内容を理解し、また、行間から書き手の言いたいこと
をくみ取る力
・読解力は豊かな心を育てるために必要なもの
・麻布学園の国語の入学試験問題が記述中心なのは、学校として、受験する子どもたちに、
本当の意味での読解力があるかどうかを知りたいからであり、本当の意味で国語ができる
子に入学してほしいと思うから
・どんな場合でも、親は子どもの前で人の悪口を言うべきではない
・親の言葉は子どもにストレートに伝わってしまいますから、配慮が必要
・日々の生活の中で、常にものごとを前向きかつ肯定的に考える習慣づけをする
・読解力を高めるために最もおすすめするのは、やはり「読書」
・基本的に、読書とは楽しむもの~国語の成績を上げたいとか、読解力をつけるために本を
読むというのでは本末転倒。しかし、読書が読解力をつける基礎になるのもまた、間違い
のない事実~名作をたくさん読む子に国語ができる子が多いのは確か
・自分なりの言葉で表現できる力~をつけるには、文章を読みながら「要するに作者は……
と、考えているんだな」と、心の中で言いかえてみるのが効果的
・国語の読解問題を攻略する力を育てるためには、日ごろ読む本の選定が重要~できれば
名作を中心に、人の心の動きに向かわせてくれるような作品を選んで、読んでほしい
・作品を精読できているかどうかを確認できるのが音読~音読をさせると発音やイントネーション
によって、どこが理解できていないかが、すぐにわかります
・教科書を利用し、本文を書き写す~分量は、毎日少しずつでもできるように~取り組み
やすいボリュームに調整~大切なことは、できるだけ毎日書かせること
・4年生ごろになって「書き写し学習」によって丁寧に文字が書けるようになり、漢字や
語句の意味を調べたり、段落ごとの見出しもうまくつけられるようになってきたら、
「読んだ本の内容を400字にまとめる」と~読解力が効果的に高まる
・読解力を高めるには、行間も読み取らなければならないような文学作品をおすすめします
・読解問題が解けなかったのであれば、ひたすら復習することをおすすめします~丁寧に
復習し、なぜ間違ったのかを反省するだけで必ず次につなげていけます
・子どもの能力を信じること。すべてはここから始まります。「何があろうと大丈夫。この
子はちゃんとできるようになるはずだ」という思いと、「どうして間違えたのか」という
具体的な検証の努力が合わさったとき、子どもは伸び始める
・必ず本文を読んでから設問を読むようにしてください。設問を先に読んでしまうと設問の
内容に引きずられてしまい、正確な読解ができないこともあるから
・子ども時代の読書経験は、その後の人生の土台となります
・学年を問わず、読書に勤しみ出すと、一定期間後に必ず学力がぐんと伸びる
人間を支える豊かな国語力を育むのは読書だと教えてくれた。
生徒という人間があってその上に国語指導があるという学校教師らしいスタンスが好ましい。
以下に惹かれたフレーズを挙げてみる。
・読解力とは、本を読んで書かれている内容を理解し、また、行間から書き手の言いたいこと
をくみ取る力
・読解力は豊かな心を育てるために必要なもの
・麻布学園の国語の入学試験問題が記述中心なのは、学校として、受験する子どもたちに、
本当の意味での読解力があるかどうかを知りたいからであり、本当の意味で国語ができる
子に入学してほしいと思うから
・どんな場合でも、親は子どもの前で人の悪口を言うべきではない
・親の言葉は子どもにストレートに伝わってしまいますから、配慮が必要
・日々の生活の中で、常にものごとを前向きかつ肯定的に考える習慣づけをする
・読解力を高めるために最もおすすめするのは、やはり「読書」
・基本的に、読書とは楽しむもの~国語の成績を上げたいとか、読解力をつけるために本を
読むというのでは本末転倒。しかし、読書が読解力をつける基礎になるのもまた、間違い
のない事実~名作をたくさん読む子に国語ができる子が多いのは確か
・自分なりの言葉で表現できる力~をつけるには、文章を読みながら「要するに作者は……
と、考えているんだな」と、心の中で言いかえてみるのが効果的
・国語の読解問題を攻略する力を育てるためには、日ごろ読む本の選定が重要~できれば
名作を中心に、人の心の動きに向かわせてくれるような作品を選んで、読んでほしい
・作品を精読できているかどうかを確認できるのが音読~音読をさせると発音やイントネーション
によって、どこが理解できていないかが、すぐにわかります
・教科書を利用し、本文を書き写す~分量は、毎日少しずつでもできるように~取り組み
やすいボリュームに調整~大切なことは、できるだけ毎日書かせること
・4年生ごろになって「書き写し学習」によって丁寧に文字が書けるようになり、漢字や
語句の意味を調べたり、段落ごとの見出しもうまくつけられるようになってきたら、
「読んだ本の内容を400字にまとめる」と~読解力が効果的に高まる
・読解力を高めるには、行間も読み取らなければならないような文学作品をおすすめします
・読解問題が解けなかったのであれば、ひたすら復習することをおすすめします~丁寧に
復習し、なぜ間違ったのかを反省するだけで必ず次につなげていけます
・子どもの能力を信じること。すべてはここから始まります。「何があろうと大丈夫。この
子はちゃんとできるようになるはずだ」という思いと、「どうして間違えたのか」という
具体的な検証の努力が合わさったとき、子どもは伸び始める
・必ず本文を読んでから設問を読むようにしてください。設問を先に読んでしまうと設問の
内容に引きずられてしまい、正確な読解ができないこともあるから
・子ども時代の読書経験は、その後の人生の土台となります
・学年を問わず、読書に勤しみ出すと、一定期間後に必ず学力がぐんと伸びる
人間を支える豊かな国語力を育むのは読書だと教えてくれた。
2010年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供と本のかかわり方。
読解力について とてもわかりやすく 適切に記載されていて とても参考になりました。
ただただ 読んでいるだけでなく モット奥の深い読ませ方について 実践していきたいと思えるものでした。
心の成長を見守りたい。そう思える1冊です。
読解力について とてもわかりやすく 適切に記載されていて とても参考になりました。
ただただ 読んでいるだけでなく モット奥の深い読ませ方について 実践していきたいと思えるものでした。
心の成長を見守りたい。そう思える1冊です。
2012年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「おすすめブックリスト」が素晴らしいと言う書評を見て、孫のために購入したのですが、期待していたのと違いました。絵本や詩の本の部分は、子供や孫に読んでやった本が多く入っておりほぼ適当だと思います。しかし、低・中学年の部に「赤毛のアン」、「銀河鉄道の夜」、「星の王子さま」、「ガリバー旅行記」、「野菊の墓」、「走れメロス」「飛ぶ教室」、「にんじん」、「坊ちゃん」などが入っているのは、納得できません。低学年と言えば、6,7歳ですが、その子らに、例えば「走れメロス」を読んで紹介文を書くことを勧めているように見えながら、「中学生のための・・・」では、同じ本で同じことををお母さんに勧めています。「走れメロス」は中学で良く読まれ、試験問題などにも出る本だと聞いていますから、著者には手慣れたものでしょうが、何ともちぐはぐです。
問題と考えていることの一例として「星の王子さま」をとると、これは約50年前に内藤先生の名訳で読んで以来の、私の愛読書の一つですが、この本は子供だけでなくに大人にも向けられていると考えています。まずこの本は作者(サン・テックス)より約20才年長であった親友のレオン・ヴェルトに捧げられています。色々言い訳は書いてありますが、これは非常に大事なことだと思います。著者の言うように、心を打つ言葉もいくつもありますが、自分の星に帰るために王子さまが蛇に咬まれて死にますが、その前から死へ向けての恐れと覚悟のような言葉がいくつも出て来るのが、それ以上に心を重くします。何故死ななければならなかったか、責任の重さとはどんなものか、小さい子供達が読み解くことが出来るでしょうか。これを考えるには、同じ著者の「戦う操縦士」や、「ある人質への手紙」、当時の書信などを読むことと、その当時の彼の行動を知る必要があると思います。そうでなければ、本の全体としての意味が掴めないと思います。(これらはプレイヤード版でまとめて見ることが出来ますが、フランス語の出来る小学生は少ないでしょうから、むずかしいでしょう)。
高学年向けの本の中にも、「ビルマの竪琴」、「ライム麦畑でつかまえて」、「車輪の下」、「トニオ・クレーゲル」、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」、「老人と海」、「嵐が丘」、「ジェーン・エア」等年齢的に難しい本があると思います。
例えば、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」には、ラルフ・レイトンの序文が付いていて、その中で各挿話が面白いし全体も面白いと書いていますが、ファインマンの同僚であったロバート・レイトンを父に持ち、相応の年齢であったラルフには、ファインマンの話が十分理解できたでしょうが、上級生とはいえ、書名となった「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と言った、アイゼンハート学院長の奥さんのご主人が、どんな人かは、知らない小学生がが殆どだと思います。それでは面白味が半減します。原爆の開発に向けてのウラン分離の方法に関しての討論に、トールマン、コンプトン、オッペンハイマー等々の大家が出て来ますが、必ずしも専門家ではないトールマンが座長で、しかも、上手く討論をまとめるたのに感心した話とか、同じ「プリンストン時代」の中でホイーラーの指導を受ける中で、ファインマンの有名な陽電子の解釈である、陽電子とは未来から過去へ向けて逆に走る電子であるのヒントを得たらしいこと、「違った道具箱」の中の、積分記号下での微分の効用も、ロス・アラモスにおけるハンス・ベーテの影響で計算力を磨く話も、コーネル時代に女学生を漁る話も、更に後半の「7%の解」の中のベータ崩壊に関する彼のパリテイの破れのアイデアとその実験を同僚のラムゼイがしないで、リー・ヤンの論文に基づいて同じ中国人のウー女史がした話と、その後のベータ崩壊に関する彼とゲルマンとの共著の論文の話などは、小学生には、難し過ぎるのではないでしょうか。金庫破りなどは、大人はともかく、小学生で経験した人は極めて希でしょうし、小学校の低学年からそんなことをするのは教育上も勧められないのではないかと思います。(私はBANTAM BOOKSの廉価版を見ていますから、日本訳と違うところが有るかも知れませんが、大差はないと思います)。
他の本についても、特に「トニオ」や「ハックルベリー・フィン」(特にジムの社会的立場)などは述べたいことが多々ありますが、長くなるので省略します。
また、ブックリストの本についている書評に、不正確なところがあるのも気になります。一例を上げると、吉川英治の「三国志」では「もとはこの時代の出来事を記した歴史書であり・・」と書いてありますが、吉川英治の本は、羅漢中の「三国志演義」の翻案であり、陳寿著・裴松之注の歴史書の「三国志」を基に書いたものではありません。面白いのは「演義」の方ですから、子供が読むにはそれが適しているのでしょうが、紹介は正確であるべきです。
問題と考えていることの一例として「星の王子さま」をとると、これは約50年前に内藤先生の名訳で読んで以来の、私の愛読書の一つですが、この本は子供だけでなくに大人にも向けられていると考えています。まずこの本は作者(サン・テックス)より約20才年長であった親友のレオン・ヴェルトに捧げられています。色々言い訳は書いてありますが、これは非常に大事なことだと思います。著者の言うように、心を打つ言葉もいくつもありますが、自分の星に帰るために王子さまが蛇に咬まれて死にますが、その前から死へ向けての恐れと覚悟のような言葉がいくつも出て来るのが、それ以上に心を重くします。何故死ななければならなかったか、責任の重さとはどんなものか、小さい子供達が読み解くことが出来るでしょうか。これを考えるには、同じ著者の「戦う操縦士」や、「ある人質への手紙」、当時の書信などを読むことと、その当時の彼の行動を知る必要があると思います。そうでなければ、本の全体としての意味が掴めないと思います。(これらはプレイヤード版でまとめて見ることが出来ますが、フランス語の出来る小学生は少ないでしょうから、むずかしいでしょう)。
高学年向けの本の中にも、「ビルマの竪琴」、「ライム麦畑でつかまえて」、「車輪の下」、「トニオ・クレーゲル」、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」、「老人と海」、「嵐が丘」、「ジェーン・エア」等年齢的に難しい本があると思います。
例えば、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」には、ラルフ・レイトンの序文が付いていて、その中で各挿話が面白いし全体も面白いと書いていますが、ファインマンの同僚であったロバート・レイトンを父に持ち、相応の年齢であったラルフには、ファインマンの話が十分理解できたでしょうが、上級生とはいえ、書名となった「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と言った、アイゼンハート学院長の奥さんのご主人が、どんな人かは、知らない小学生がが殆どだと思います。それでは面白味が半減します。原爆の開発に向けてのウラン分離の方法に関しての討論に、トールマン、コンプトン、オッペンハイマー等々の大家が出て来ますが、必ずしも専門家ではないトールマンが座長で、しかも、上手く討論をまとめるたのに感心した話とか、同じ「プリンストン時代」の中でホイーラーの指導を受ける中で、ファインマンの有名な陽電子の解釈である、陽電子とは未来から過去へ向けて逆に走る電子であるのヒントを得たらしいこと、「違った道具箱」の中の、積分記号下での微分の効用も、ロス・アラモスにおけるハンス・ベーテの影響で計算力を磨く話も、コーネル時代に女学生を漁る話も、更に後半の「7%の解」の中のベータ崩壊に関する彼のパリテイの破れのアイデアとその実験を同僚のラムゼイがしないで、リー・ヤンの論文に基づいて同じ中国人のウー女史がした話と、その後のベータ崩壊に関する彼とゲルマンとの共著の論文の話などは、小学生には、難し過ぎるのではないでしょうか。金庫破りなどは、大人はともかく、小学生で経験した人は極めて希でしょうし、小学校の低学年からそんなことをするのは教育上も勧められないのではないかと思います。(私はBANTAM BOOKSの廉価版を見ていますから、日本訳と違うところが有るかも知れませんが、大差はないと思います)。
他の本についても、特に「トニオ」や「ハックルベリー・フィン」(特にジムの社会的立場)などは述べたいことが多々ありますが、長くなるので省略します。
また、ブックリストの本についている書評に、不正確なところがあるのも気になります。一例を上げると、吉川英治の「三国志」では「もとはこの時代の出来事を記した歴史書であり・・」と書いてありますが、吉川英治の本は、羅漢中の「三国志演義」の翻案であり、陳寿著・裴松之注の歴史書の「三国志」を基に書いたものではありません。面白いのは「演義」の方ですから、子供が読むにはそれが適しているのでしょうが、紹介は正確であるべきです。
2009年12月26日に日本でレビュー済み
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大人が自分のために・・・・・
読んでも、役立つのではないでしょうか。
素晴らしい。
読んでも、役立つのではないでしょうか。
素晴らしい。
2017年9月15日に日本でレビュー済み
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思ったより使えない感じでした。親が使えるともっと思えるような作りにして欲しかった。
2015年4月13日に日本でレビュー済み
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内容は分かりやすく、納得いくものですが、実践できるかどうかが問題です。