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青い山脈 (新潮文庫 い 1-4) 文庫 – 1952/11/1
石坂 洋次郎
(著)
- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1952/11/1
- ISBN-104101003041
- ISBN-13978-4101003047
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1952/11/1)
- 発売日 : 1952/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 301ページ
- ISBN-10 : 4101003041
- ISBN-13 : 978-4101003047
- Amazon 売れ筋ランキング: - 466,626位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見た目とても古いですが、中身はとても新鮮で一気に読んでしまいました。
2018年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
青い山脈ってどこにあるの?とある人から聞かれたので読んでもらうつもりで購入しました。
その人は行方不明になり、渡していません。
その人は行方不明になり、渡していません。
2017年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うまく外圧に乗っかって、きのうまでは「はい」と答えていた人間がきょうからは「いいえ」と答える本だ。映画の中で沼田校医が「こんな将来がいいなあ」と言って原節子に張り倒される場面があるが、つまるところあれが民主主義と男女平等である。だがあの映画(1949年)から現在にいたるまで、日本の医者は黒澤明の「赤ひげ」ではなく山崎豊子の「財前教授」を目指している。女子中学生(当時の学制では女性は女子中学5年まで。旧制高校に進学することはできなかった)たちも口々に「姑の面倒を看るのは厭だから次男や三男と結婚して核家族で暮らす。でも長男の家は金持ちがいい」と言う。ちょっと資料を引いてみるとこの話は「若者の男女交際をさわやかに描いた青春小説」と解説されているが、いかんとも肯んじ難い。この小説の映画化に最初に名乗りを挙げたのは東宝だったが、労組の「ブルジョワ思想の原作である」という突き上げをくって放擲。次の会社もその次の会社も権利を放棄して、一周して東宝に戻ってきたという経緯があるらしい。
ほとんど最後で小説は大きな展開を見せる。ひとりの登場人物が「さわやかな青少年」と形容するには到底無理があると思われる行動に出る。ここから先は ---- どうだろう、わたしにはなにか言う資格が無いので、人名をふたり挙げておく。「山口良忠判事」「岡田資(たすく)中将」。
ひとは軽々に「いのちがけでやれ」「殺されてもイヤだ」など口にするが、自分のほうが山口判事や岡田中将よりももっと国を憂いているぞと言い切れる人がもうすこしいてくれればなあ、と他人事で思う。
ほとんど最後で小説は大きな展開を見せる。ひとりの登場人物が「さわやかな青少年」と形容するには到底無理があると思われる行動に出る。ここから先は ---- どうだろう、わたしにはなにか言う資格が無いので、人名をふたり挙げておく。「山口良忠判事」「岡田資(たすく)中将」。
ひとは軽々に「いのちがけでやれ」「殺されてもイヤだ」など口にするが、自分のほうが山口判事や岡田中将よりももっと国を憂いているぞと言い切れる人がもうすこしいてくれればなあ、と他人事で思う。
2013年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒロイン・寺沢新子が、“愚連隊(笑)”のアンチャンと水中戦を戦うシーン
ってあったよな・・・・と、ふと思い出してまた読みたくなり。
えっ〜、今は絶版ですか〜。
かれこれもう30年近く前、高校生であった私は、ちょっと文学青年気取り。
「好きな作家は、太宰治」。
・・・・・ところが、同じ青森県出身・石坂洋次郎氏の作品は、
「読んでます」なぞと明言することはなく、あくまでこっそりと・・・・。
イヤ、昭和の最後の頃、いくらでも石坂作品以上に“過激な性描写”を売り
にした小説なんて、いくらでもあったわけですが。
あらためてオジサンとなって『青い山脈』を再読してみると、
寺沢新子が、キラキラと眩しくて、とっても魅力的。
ツンツルテンのセーラー服に赤緒の下駄、の初登場シーンなんて、十二分に
刺激的じゃありません?
ってあったよな・・・・と、ふと思い出してまた読みたくなり。
えっ〜、今は絶版ですか〜。
かれこれもう30年近く前、高校生であった私は、ちょっと文学青年気取り。
「好きな作家は、太宰治」。
・・・・・ところが、同じ青森県出身・石坂洋次郎氏の作品は、
「読んでます」なぞと明言することはなく、あくまでこっそりと・・・・。
イヤ、昭和の最後の頃、いくらでも石坂作品以上に“過激な性描写”を売り
にした小説なんて、いくらでもあったわけですが。
あらためてオジサンとなって『青い山脈』を再読してみると、
寺沢新子が、キラキラと眩しくて、とっても魅力的。
ツンツルテンのセーラー服に赤緒の下駄、の初登場シーンなんて、十二分に
刺激的じゃありません?
2015年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
石坂洋次郎の古い本を最近よく読んでいますが、本屋にも置いてほしいと思います。
2008年3月18日に日本でレビュー済み
他のレビューの評価が良かったのでここで三ツ星を付けてしまうのはちょっと抵抗があるのですが、読んでみてそこまで共感できませんでした。新聞連載当時から絶大な支持を受け、刊行されるやいなや大ベストセラーとなった本書。内容はこの時期特有の旧体制の打破という典型的なものです。
一人の少女の恋愛をめぐって学校が二分し恋愛を認めるべきか否かと、意見を戦わせるという、少々リベラルな筋書き。たぶん著者は「青年達の自由な恋愛を認め、封建的な考え方は打破すべきだ!」とこの小説を通して言いたかったんでしょうね。読んでいて著者の熱意が伝わってきます。筋書きそのものも確かに他のレビューアーの方がおっしゃる通り、若者らしい情感や描写に溢れ、読んでいて気持ちよくはなります。特に問題となる男女の関係は非常に洗練されており、ボート乗り場で不良と戦う所は思わずハラハラさせられてしまいました。なんとかなってホッと胸を撫で下ろしたり。ただの青春小説として読めば何ら抵抗なく本当に気分よく読めるでしょう。これは本当にそう思います。
しかし、先述したように著者の主張が全面に押し出されていて物語が恣意的過ぎるきらいがあります。実際に意見を戦わせる場面では一応山場は用意されるのですが、その作り方がなんというか素直に共感できない。いかにも「作ったな」という感じがしてしまいます。その切り抜け方もあっさりしすぎている。面白くなってきたと思ったら、すぐに引っ込んでしまう。最後の和解のシーンも取って付けたような話で不満足でした。登場人物も味方側(自由恋愛賛成派)はいかにも啓蒙された進歩的な考え方を持つ人々というかんじで、反対側は(態度を変えるまでは)陰険で自分勝手、旧弊に惑わされ続ける愚鈍な人物と、描き分けがはっきりしすぎています。言い過ぎかもしれませんが、なにかパンフレットじみているような気さえしました。しかも討論のシーンではなんら論理的なことはお互いしゃべってはいないのに、投票したらいつのまにか味方が勝っている、変だと思います。
感想はタイトルの通りです。正直に言って素直に薦める気にはなりません。
一人の少女の恋愛をめぐって学校が二分し恋愛を認めるべきか否かと、意見を戦わせるという、少々リベラルな筋書き。たぶん著者は「青年達の自由な恋愛を認め、封建的な考え方は打破すべきだ!」とこの小説を通して言いたかったんでしょうね。読んでいて著者の熱意が伝わってきます。筋書きそのものも確かに他のレビューアーの方がおっしゃる通り、若者らしい情感や描写に溢れ、読んでいて気持ちよくはなります。特に問題となる男女の関係は非常に洗練されており、ボート乗り場で不良と戦う所は思わずハラハラさせられてしまいました。なんとかなってホッと胸を撫で下ろしたり。ただの青春小説として読めば何ら抵抗なく本当に気分よく読めるでしょう。これは本当にそう思います。
しかし、先述したように著者の主張が全面に押し出されていて物語が恣意的過ぎるきらいがあります。実際に意見を戦わせる場面では一応山場は用意されるのですが、その作り方がなんというか素直に共感できない。いかにも「作ったな」という感じがしてしまいます。その切り抜け方もあっさりしすぎている。面白くなってきたと思ったら、すぐに引っ込んでしまう。最後の和解のシーンも取って付けたような話で不満足でした。登場人物も味方側(自由恋愛賛成派)はいかにも啓蒙された進歩的な考え方を持つ人々というかんじで、反対側は(態度を変えるまでは)陰険で自分勝手、旧弊に惑わされ続ける愚鈍な人物と、描き分けがはっきりしすぎています。言い過ぎかもしれませんが、なにかパンフレットじみているような気さえしました。しかも討論のシーンではなんら論理的なことはお互いしゃべってはいないのに、投票したらいつのまにか味方が勝っている、変だと思います。
感想はタイトルの通りです。正直に言って素直に薦める気にはなりません。
2012年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国民学校同窓会に何度か出席し別れる時何時も歌い出す青い山脈は二八の春の頃を思いだす歌でした。出席する旧友も減り寂しくなりましたが会えば皆昔の顔 声でした。歌を知った頃未だ厳しい戦後でしたが映画を見 セーラー服の杉葉子さんに憧れ原節子さんは夢の中の人。気が付くと身近にセーラー服の人がいましたね。先日同映画を見ましたがその時原作を読んでいないのに気が付き急ぎ探しましたら既に絶版。貴店から入手し表紙の少女の後姿、遠くの山脈の絵に歌の通り 見れば涙が滲む思いでした。新聞連載小説と聞きましたが記憶が無いのです。新聞も頁の少ない時代でしたね。懐かしさと一緒に大事に保存図書にしておきます。新装、再版されると良いですね。
2016年10月18日に日本でレビュー済み
日本人なら誰でも口ずさんだことのあるあの歌。石原裕次郎と名前が紛らわしい作者名。ということで読んだ気になっていた『青い山脈』。むのたけじさん(の先生だったという)つながりで初読。面白い。昭和22年の作品ですが、本当に面白いものは滅びませんね。なお、島崎先生、沼田先生、新子、六助、ガンちゃんと役者は揃ってますが、私は「シャロック・ホルムス」ファンの笹井和子推し。