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風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫) 文庫 – 1951/1/29
堀 辰雄
(著)
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それは死の味のする幸福だった――。
サナトリウムで育まれた奇跡的な愛。繊細な心理を捉えた傑作2編。
風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実体を捉えた「風立ちぬ」は、生きることよりは死ぬことの意味を問い、同時に死を越えて生きることの意味をも問うている。バッハの遁走曲(フ-ガ)に思いついたという「美しい村」は、軽井沢でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。
ともに、堀辰雄の中期を代表する作品である。用語、時代背景などについての詳細な注解および年譜を付す。
【目次】
美しい村
序曲
美しい村
夏
暗い道
風立ちぬ
序曲
春
風立ちぬ
冬
死のかげの谷
注解 谷田昌平
堀辰雄 人と作品 中村真一郎
『風立ちぬ・美しい村』について 丸岡 明
年譜
【本書収録「風立ちぬ」より】
それは、私達がはじめて出会ったもう二年前にもなる夏の頃、不意に私の口を衝いて出た、そしてそれから私が何んということもなしに口ずさむことを好んでいた、
風立ちぬ、いざ生きめやも。
という詩句が、それきりずっと忘れていたのに、又ひょっくりと私達に蘇ってきたほどの、――云わば人生に先立った、人生そのものよりかもっと生き生きと、もっと切ないまでに愉しい日々であった。(「春」)
堀辰雄(1904-1953)
東京生れ。東大国文科卒。一高在学中より室生犀星、芥川龍之介の知遇を得る。1930年、芥川の死に対するショックから生と死と愛をテーマにした『聖家族』を発表し、1934年の『美しい村』、1938年『風立ちぬ』で作家としての地位を確立する。『恢復期』『燃ゆる頬』『麦藁帽子』『旅の絵』『物語の女』『菜穂子』等、フランス文学の伝統をつぐ小説を著す一方で、『かげろふの日記』『大和路・信濃路』等、古典的な日本の美の姿を描き出した。
サナトリウムで育まれた奇跡的な愛。繊細な心理を捉えた傑作2編。
風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実体を捉えた「風立ちぬ」は、生きることよりは死ぬことの意味を問い、同時に死を越えて生きることの意味をも問うている。バッハの遁走曲(フ-ガ)に思いついたという「美しい村」は、軽井沢でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。
ともに、堀辰雄の中期を代表する作品である。用語、時代背景などについての詳細な注解および年譜を付す。
【目次】
美しい村
序曲
美しい村
夏
暗い道
風立ちぬ
序曲
春
風立ちぬ
冬
死のかげの谷
注解 谷田昌平
堀辰雄 人と作品 中村真一郎
『風立ちぬ・美しい村』について 丸岡 明
年譜
【本書収録「風立ちぬ」より】
それは、私達がはじめて出会ったもう二年前にもなる夏の頃、不意に私の口を衝いて出た、そしてそれから私が何んということもなしに口ずさむことを好んでいた、
風立ちぬ、いざ生きめやも。
という詩句が、それきりずっと忘れていたのに、又ひょっくりと私達に蘇ってきたほどの、――云わば人生に先立った、人生そのものよりかもっと生き生きと、もっと切ないまでに愉しい日々であった。(「春」)
堀辰雄(1904-1953)
東京生れ。東大国文科卒。一高在学中より室生犀星、芥川龍之介の知遇を得る。1930年、芥川の死に対するショックから生と死と愛をテーマにした『聖家族』を発表し、1934年の『美しい村』、1938年『風立ちぬ』で作家としての地位を確立する。『恢復期』『燃ゆる頬』『麦藁帽子』『旅の絵』『物語の女』『菜穂子』等、フランス文学の伝統をつぐ小説を著す一方で、『かげろふの日記』『大和路・信濃路』等、古典的な日本の美の姿を描き出した。
- ISBN-104101004021
- ISBN-13978-4101004020
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日1951/1/29
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ240ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1951/1/29)
- 発売日 : 1951/1/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4101004021
- ISBN-13 : 978-4101004020
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 86,065位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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5 星
現在の軽井沢とはずいぶん違う?
写真の歯痛地蔵等一部は当時のままが残っているようだが、道も変わって、舗装もされており、車も多い。もっと寂しい感じだったろうが、雰囲気はもっとあったのでは?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真の歯痛地蔵等一部は当時のままが残っているようだが、道も変わって、舗装もされており、車も多い。もっと寂しい感じだったろうが、雰囲気はもっとあったのでは?
写真の歯痛地蔵等一部は当時のままが残っているようだが、道も変わって、舗装もされており、車も多い。もっと寂しい感じだったろうが、雰囲気はもっとあったのでは?
このレビューの画像
2023年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まったく興味が持てず、最後まで読み切れなかった。私には鑑賞力が欠けているようだ。
2020年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容、装丁、共に大好きです。
手軽に注文できてよかった。
リーディンググラス(老眼鏡)を使うようになると
活字が大きな単行本が出版されるようになると
もっと本を読みたくなりますね。
手軽に注文できてよかった。
リーディンググラス(老眼鏡)を使うようになると
活字が大きな単行本が出版されるようになると
もっと本を読みたくなりますね。
2013年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
風立ちぬ いざ生きめやも
幸福を味わいつつ、著者はこのフレーズを口づさむ。どうして、口づずむのか。
「こうやってあなたのお側にさえいれば、私はそれで好いの。」と、節子は病床で、彼を見つめる。その時、幸福が信じられた。だが、節子の死期が近づくにつれて、(私たち自身の「幸福」をもう完全に味わえない)不安で、焦燥にかられた。
節子を亡くして一年、彼は未だに幸福を見失っていた。そんな、ある日、道で迷子になった。すると、背後から足音がするような気がする。ふと、リルケの「レクイエム」が、口をついた。
「私に助力はしておくれ….しばしば遠くのものが私に助力をしてくれるように…」
彼は、足音に節子を感じたのだろうか。
風立ちぬ いざ生きめやも
節子は風になったのだろう。風に気配を感じつつ、生きていくと言うのだろう。だから、
「お前はおれにはなんにも求めずに、おれを愛してくれたのだろうか?」と、見えない節子に問う。すると、遠くから風がざわめいて答えてくれるのだろう。
本書は、人並み以上に幸福でも不幸でもなく、忘れていようと思えば忘れていられる幸福に満ちている。
幸福を味わいつつ、著者はこのフレーズを口づさむ。どうして、口づずむのか。
「こうやってあなたのお側にさえいれば、私はそれで好いの。」と、節子は病床で、彼を見つめる。その時、幸福が信じられた。だが、節子の死期が近づくにつれて、(私たち自身の「幸福」をもう完全に味わえない)不安で、焦燥にかられた。
節子を亡くして一年、彼は未だに幸福を見失っていた。そんな、ある日、道で迷子になった。すると、背後から足音がするような気がする。ふと、リルケの「レクイエム」が、口をついた。
「私に助力はしておくれ….しばしば遠くのものが私に助力をしてくれるように…」
彼は、足音に節子を感じたのだろうか。
風立ちぬ いざ生きめやも
節子は風になったのだろう。風に気配を感じつつ、生きていくと言うのだろう。だから、
「お前はおれにはなんにも求めずに、おれを愛してくれたのだろうか?」と、見えない節子に問う。すると、遠くから風がざわめいて答えてくれるのだろう。
本書は、人並み以上に幸福でも不幸でもなく、忘れていようと思えば忘れていられる幸福に満ちている。
2019年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
買った本がとても良い状態だったのはもちろんですが、本屋さんの案内冊子が素晴らしく、本が大好きで大切にされてるのがよく伝わって、またこちらの本屋さんで買いたいと思いました。
2019年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み進めるにつれ、ざわざわしていた自分の心がしんと落ち着いてくる。ありていに言えば癒される。というか純粋な気持ちになれる。軽井沢や八ヶ岳高原から立ちのぼる冷涼な空気にいつの間にか包まれているような、そんな美しい物語だ。自然描写が優れている、とはよく言われていることだけれども、それだけじゃなく、やはり堀辰雄の自己抑制の効いた文体が読む者を透明で静謐な世界へと誘ってくれるのだろう。でも主題はとても重い(『風立ちぬ』について言えば)。死が目前に迫った許嫁の女性と過ごす最後の日々。その中で「皆がもう行き止まりだと思っているところから始まっているようなこの生の愉しさ(P147)」を主人公(堀自身)は綴ってゆく。堀辰雄は華奢で繊細なセンチメンタリストだと思っていたが、とんでもない間違いであった。作品の端々から感じられるのは、生と死を真っ向から見据える勇気、男らしさである。作品中、一人称が地の文では私、会話文では「おれ」となっているところなどにも力強さが感じられる。ティーンエイジャーに人気の作家かと思うが、幅広い年代の人たちにもっと読まれていい作家だと思う。
2018年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の小説家には出せない文章です。小説の好きな若者は、たとえ古い小説でもきっと感動されるのではないかと思います。