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グッド・バイ (新潮文庫) 文庫 – 2008/9/1

4.4 5つ星のうち4.4 72個の評価

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妻と偽った絶世の美女を連れ、男は愛人たちに別れを告げる。
未完の絶筆である表題作を含む、戦後太宰の到達点を示した短編十六編。


被災・疎開の極限状況から敗戦という未曽有の経験の中で、我が身を燃焼させつつ書きのこした後期作品16編。太宰最後の境地をかいま見させる未完の絶筆「グッド・バイ」をはじめ、時代の転換に触発された痛切なる告白「苦悩の年鑑」「十五年間」、戦前戦中と毫も変らない戦後の現実、どうにもならぬ日本人への絶望を吐露した2戯曲「冬の花火」「春の枯葉」ほか「饗応夫人」「眉山」など。

目次
薄明
苦悩の年鑑
十五年間
たずねびと
男女同権
冬の花火
春の枯葉
メリイクリスマス
フォスフォレッセンス

饗応夫人
美男子と煙草
眉山
女類
渡り鳥
グッド・バイ
解説 奥野健男

著者の言葉
 唐詩選の五言絶句の中に、人生足別離の一句があり、私の或る先輩はこれを「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と訳した。まことに、相逢った時のよろこびは、つかのまに消えるものだけれども、別離の傷心は深く、私たちは常に惜別の情の中に生きているといっても過言ではあるまい。
 題して「グッド・バイ」現代の紳士淑女の、別離百態と言っては大袈裟だけれども、さまざまの別離の様相を写し得たら、さいわい。
(新潮文庫『もの思う葦』より)

本書「解説」より
自殺にいたるこの後期の三年間(注・本書収録作品が書かれた時期)は、自ら「排除と反抗」の時代と呼んだ前期の再来を思わせる、いやそれ以上に激しい疾風怒濤の時代であり、太宰文学の声価を決定したすぐれた作品を次々に産み出した充実の時期であり、また無頼派の旗手として、華々しい流行作家の時期でもあった。
つつましい小市民生活、家庭生活を願い、職業作家として生きようとした中期の安定と平和は破られ、再び自己の主観的真実にのみ生き、たたかい、破滅し、負の十字架につこうという、誰もとどめることのできぬ宿命の道を進んでいた。
――奥野健男(文芸評論家)

太宰治(1909-1948)
青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。


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【新潮文庫】太宰治 作品 妻の裏切りを知らされ、共産主義運動から脱落し、心中から生き残った著者が、自殺を前提に遺書のつもりで書き綴った処女創作集。 ”斜陽族”という言葉を生んだ名作。没落貴族の家庭を舞台に麻薬中毒で自滅していく直治など四人の人物による滅びの交響楽を奏でる。 新生への希望と、戦争の後も変らぬ現実への絶望感との間を揺れ動きながら、命をかけて新しい倫理を求めようとした文学的総決算。 著者が故郷の津軽を旅行したときに生れた本書は、旧家に生れた宿命を背負う自分の姿を凝視し、あるいは懐しく回想する異色の一巻。 生への意志を失い、廃人同様に生きる男が綴る手記を通して、自らの生涯の終りに臨んで、著者が内的真実のすべてを投げ出した小説。 人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な文体で表現した「走れメロス」など、中期の安定した生活の中で、多彩な芸術的開花を示した9編。
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昔話のユーモラスな口調の中に、人間宿命の深淵をとらえた表題作ほか「新釈諸国噺」「清貧譚」等5編。古典や民話に取材した作品集。 被災・疎開・敗戦という未曾有の極限状況下の経験を我が身を燃焼させつつ書き残した後期の短編集。「苦悩の年鑑」「眉山」等 16 編。 麻薬中毒と自殺未遂の地獄の日々──小市民のモラルと、既成の小説概念を否定し破壊せんとした前期作品集。「虚構の春」など7編。 仙台留学時代の若き魯迅と日本人学生との心あたたまる交友を描いた表題作と「右大臣実朝」──太宰文学の中期を代表する秀作 2 編。 風変りな結核療養所で闘病生活を送る少年を描く「パンドラの匣」。社会への門出に当って揺れ動く中学生の内面を綴る「正義と微笑」。 西洋の古典や歴史に取材した短編集。原典「ハムレット」の戯曲形式を生かし現代人の心理的葛藤を見事に描き込んだ表題作等5編。
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著者の最も得意とする、女性の告白体小説の手法を駆使して、破局を迎えた画家夫婦の内面を描く表題作など、秀作 14 編を収録する。 初期の「もの思う葦」から死の直前の「如是我聞」まで、短い苛烈な生涯の中で綴られた機知と諧謔に富んだアフォリズム・エッセイ。 疎開先の生家で書き綴られた表題作、『短篇集』としてくくられた中期の作品群に、”黄村先生”ものと各時期の連作作品を中心に収録。 地獄の日々から立ち直ろうと懸命の努力を重ねた中期の作品集。乳母の子供たちと異郷で思いがけない再会をした心温まる話など 15 編。 小説好きの五人兄妹が順々に書きついでいく物語のなかに五人の性格を浮彫りにするという野心的な構成をもった表題作など 16 編。 生誕百年記念出版。才気と野心の原点がここにある。中学生津島修治から作家太宰治へ、文豪の誕生を鮮やかに示す初期作品集。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (2008/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 400ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101006083
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101006086
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 72個の評価

著者について

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太宰 治
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(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。

在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

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2016年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グッドバイ他16編の太宰治の短編を読んでみたくなりました。ありがとうございました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グッドバイは遺作として価値があるのであり,文学性としては作者の過去の作品と比べても極めて質の低いものである.
展開の軽薄さ,体言止めを乱用した文体...
大衆小説を意識していた点を考慮しても質の低さが目立つ.

文学的に質の高い処女創作集「晩年」と質の低い遺作「グッドバイ」を比して見えてくるものは,
作者の破綻である.

それは過去の破綻とは比べ物にならないほど大きかった.
結核の進行による衰弱,長男の健康問題..自殺未遂では解決出来ない問題ばかりであった.

「斜陽」は太田静子に向けた別れのメッセージ,
「グッドバイ」は山崎富栄に向けた別れのメッセージであった.
しかし太田と違い,山崎は懐柔されない.
むしろ懐柔されたのは作者であった.
自ら校正しかけた遺稿を残して死に導かれてしまう.

この事実の基に「グッドバイ」という作品の価値がある.
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間失格が非常におもしろかったので、別の太宰の作品も読んでみようと思って買った。

太宰は人間の光と影の部分をかなり敏感に捉えていると感じる。
「走れメロス」のように友情、信頼という人間のすばらしい部分、そして「人間失格」で描いた失望、欺きという人間の愚かさ。

この短編小説集には戦後の日本で多くのものを失いながらも、生きていこうとする人間の姿が光と影を交えて描かれている。途中、戦争に対する太宰自身の考えととれるストレートな表現(ex.日本は無条件降伏をした。私はただ恥ずかしかった。ものも言えないくらいに恥ずかしかった)も垣間見えて興味深い。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月23日に日本でレビュー済み
『薄明』
『苦悩の年鑑』
『 十五年間』
『たずねびと』
『男女同権』
『冬の花火』
『春の枯葉』
『メリイクリスマス』
『フォスフォレッセンス』
『朝』
『饗応夫人』
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『眉山』
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『渡り鳥』
『グッド・バイ』
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「人格障害者」とされている太宰が書いた文章とは思えないほど明るい作品。読みやすい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年11月27日に日本でレビュー済み
太宰さん、ダメ人間を書かせたら世界一。『男女同権』伏し目がちに拍手。『グッド・バイ』続きが読みたかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太宰といえば、当然「斜陽」「人間失格」が君臨していると言えるのですが(もちろん強くお薦め)、
意外に見逃されているのが、この「グッド・バイ」ではないかと思います。
実はこれこそが太宰の本質的な一冊、と言っても過言ではないのでは?
とにかく読んでみて絶対に損はない一冊です。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月11日に日本でレビュー済み
男女同権を目当てに再読。
前は読みやすいものしか読んでなかったが、今回はすべてよんだ。

男女同権
女はか弱い存在だから男は女に優しくしろ、と言うと思えば、男には男らしくいてほしい、と言い
男らしさとやらを発揮してみれば乱暴だといわれる
この理論は、昔から変わらないのだな、とおもった。
男女同権ということに新憲法でなったのだから、女性の悪事を糾弾していく、と宣言しているのだが、
糾弾できたのだろうか??? 想像するだけで、笑けてくる。

ほかに、フォスフォレッセンス、メリイクリスマス、眉山、十五年間、苦悩の年間、表題作などが
収録されている。

いずれも、戦後の混乱を生き抜こうとする人々の微かな希望が記されている。
いやー、おもしろかった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート