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本居宣長(上) (新潮文庫) 文庫 – 1992/5/29
小林 秀雄
(著)
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理屈じゃなくて「宣長さん」の肉声を聞きたい――。
時空を超えた巨人との対話。
「とにもかくにも人は、もののあはれを知る、これ肝要なり……」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。
著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。用語、人名、時代背景などについての詳細な注解を付す。
【目次】
本居宣長 一章―三十章
注解
【本文より】
本居宣長について、書いてみたいという考えは、久しい以前から抱いていた。戦争中の事だが、「古事記」をよく読んでみようとして、それなら、面倒だが、宣長の「古事記伝」でと思い、読んだ事がある。それから間もなく、折口信夫氏の大森のお宅を、初めてお訪ねする機会があった。話が、「古事記伝」に触れると、折口氏は、橘守部の「古事記伝」の評について、いろいろ話された。浅学な私には、のみこめぬ処もあったが、それより、私は、話を聞き乍(なが)ら、一向に言葉に成ってくれぬ、自分の「古事記伝」の読後感を、もどかしく思った。……
小林秀雄(1902-1983)
東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。以後、「アシルと亀の子」はじめ、独創的な批評活動に入り、『私小説論』『ドストエフスキイの生活』等を刊行。戦中は「無常という事」以下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。1967年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(1977年刊)で日本文学大賞受賞。2002(平成14)年から2005年にかけて、新字体新かなづかい、脚注付きの全集『小林秀雄全作品』(全28集、別巻4 )が刊行された。
時空を超えた巨人との対話。
「とにもかくにも人は、もののあはれを知る、これ肝要なり……」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。
著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。用語、人名、時代背景などについての詳細な注解を付す。
【目次】
本居宣長 一章―三十章
注解
【本文より】
本居宣長について、書いてみたいという考えは、久しい以前から抱いていた。戦争中の事だが、「古事記」をよく読んでみようとして、それなら、面倒だが、宣長の「古事記伝」でと思い、読んだ事がある。それから間もなく、折口信夫氏の大森のお宅を、初めてお訪ねする機会があった。話が、「古事記伝」に触れると、折口氏は、橘守部の「古事記伝」の評について、いろいろ話された。浅学な私には、のみこめぬ処もあったが、それより、私は、話を聞き乍(なが)ら、一向に言葉に成ってくれぬ、自分の「古事記伝」の読後感を、もどかしく思った。……
小林秀雄(1902-1983)
東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。以後、「アシルと亀の子」はじめ、独創的な批評活動に入り、『私小説論』『ドストエフスキイの生活』等を刊行。戦中は「無常という事」以下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。1967年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(1977年刊)で日本文学大賞受賞。2002(平成14)年から2005年にかけて、新字体新かなづかい、脚注付きの全集『小林秀雄全作品』(全28集、別巻4 )が刊行された。
- 本の長さ482ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1992/5/29
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101007063
- ISBN-13978-4101007069
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モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、ルノアール、ドガ、ピカソ等、絵画に新時代をもたらした天才達の魂の軌跡を描く歴史的大著。〈野間文芸賞受賞〉 | 近代批評の確立者、批評を芸術にまで高めた小林秀雄22歳から30歳までの鋭くも瑞々しい論考。今文庫で読めない貴重な52編を収録。 | ゴッホの絵の前で、「巨(おお)きな眼」に射い竦すくめられて立てなくなった小林。作品と手紙から生涯をたどり、ゴッホの精神の至純に迫る名著。〈読売文学賞受賞〉 | 酒の味から、本居宣長、アインシュタイン、ドストエフスキーまで。文系・理系を代表する天才二人が縦横無尽に語った奇跡の対話。 | 湯川秀樹、三木清、三好達治、梅原龍三郎……。各界の第一人者十二名と慧眼の士、小林秀雄が熱く火花を散らす比類のない対論。 | 小林秀雄が学生相手に行った伝説の講義の一部と質疑応答のすべてを収録。血気盛んな学生たちとの真摯なやりとりが胸を打つ一巻。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1992/5/29)
- 発売日 : 1992/5/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 482ページ
- ISBN-10 : 4101007063
- ISBN-13 : 978-4101007069
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,531位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15位日本思想史
- - 49位日本の思想(一般)関連書籍
- - 56位東洋哲学入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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1902‐1983。東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。戦中は「無常という事」以 下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。’67年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(’77年刊)で日 本文学大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 人間の建設 (ISBN-13: 978-4101007083)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月11日に日本でレビュー済み
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日本の学問とは何かを探求した求道者の宣長の姿を描いているのですが、それが小林秀雄氏の姿と重なるようです。
2020年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
谷崎源氏と交互に読むとおもしろい
2022年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『本居宣長』の初版本を持っていましたが、訳あって持っていません。
読み返したく、購入しました。
小林秀雄氏は好きな著者の一人です。
読み返したく、購入しました。
小林秀雄氏は好きな著者の一人です。
2022年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代では難解だとか衒学的だとか言われる小林秀雄の著作だが、氏の本ほど難解や衒学から離れたものはない。難しい表現はある、確かに。だがそれは現代にありがちな難解のための難解な表現ではない。難しくとも正確な表現であれば、素直に読めばスンと心に入る。難解だから分かりやすく書けと言われても、数学で例えれば小学校の知識で因数分解やら微分積分やらを説明しろと言われるようなもので、必然的にxやインテグラルは必要なのである。素直に読む、とは詩心と言い換えても良いように思う。氏の評論に傍若無人な、尊大なものを読み取る人は詩心がないのであろう。要するに、傍若無人な自身をそこに見ているだけである。この本のブックレビューで恐るべき無知を見た。真贋の判別が出来ない自分を棚に上げ、真それ自体が分かりにくいためであると糾弾しているのは、真味が分からない現代のインスタント食品になれた舌と同じである。そういう舌にはジャンクフードが相応しい。分かりやすく、強烈で、しかし栄養と中身は空っぽな。
美しいものを汚されたように思い、悪罵から始めた文章である。気を悪くされた方がいたら謝りたい。だが、私の意図するものは悪罵以上の、讃頌であり賛美なのだ。天才は必然的に誤解される。特に精神の高い所の天才はそうである。それは彼我の余りの違いにあり、真摯な精神が凡庸な精神に見せる矛盾にある。矛盾しない天才などあり得ないのだが、ただのミスと真実が見せる奥深さは一見判別し難いものだ。産湯と共に赤子を流すなという諺がある。高い精神は光と影の微妙なあわいを見分け、低い精神は明白な、分かりやすい善悪しか感知しない。低い精神では穢れの中の大切なものが分からない。赤子を流してしまうのだ。
「本居宣長」が小林氏の最高傑作と言われる所以は、その長さだけでは決してない。その密度、正確さ、高みを見た精神が高みに至ろうと努力する煩悶の過程。それらが美しい文章に結実されるからに他ならない。一見、この本は難物に見える。だが、素直な精神で繙けば、豊饒な精神が溢れる泉のごとく展開される。乱暴に言えば、それを理解するのに知識は要らない。寧ろ邪魔である。素直な心、真っすぐな柔らかい心で読むだけでいい。分からないところがあるのは当然で、全部が全部を理解しようとするのは傲慢であるとすら思う(そんなのは無理だから)。それらは枝葉の理解に過ぎない。美しいものを、美しいと言える心。それを努力する精神を見ることが出来たのが、私にとってのこの本の読書体験であった。賢しらな心なんて要らないのだ。
美しいものを汚されたように思い、悪罵から始めた文章である。気を悪くされた方がいたら謝りたい。だが、私の意図するものは悪罵以上の、讃頌であり賛美なのだ。天才は必然的に誤解される。特に精神の高い所の天才はそうである。それは彼我の余りの違いにあり、真摯な精神が凡庸な精神に見せる矛盾にある。矛盾しない天才などあり得ないのだが、ただのミスと真実が見せる奥深さは一見判別し難いものだ。産湯と共に赤子を流すなという諺がある。高い精神は光と影の微妙なあわいを見分け、低い精神は明白な、分かりやすい善悪しか感知しない。低い精神では穢れの中の大切なものが分からない。赤子を流してしまうのだ。
「本居宣長」が小林氏の最高傑作と言われる所以は、その長さだけでは決してない。その密度、正確さ、高みを見た精神が高みに至ろうと努力する煩悶の過程。それらが美しい文章に結実されるからに他ならない。一見、この本は難物に見える。だが、素直な精神で繙けば、豊饒な精神が溢れる泉のごとく展開される。乱暴に言えば、それを理解するのに知識は要らない。寧ろ邪魔である。素直な心、真っすぐな柔らかい心で読むだけでいい。分からないところがあるのは当然で、全部が全部を理解しようとするのは傲慢であるとすら思う(そんなのは無理だから)。それらは枝葉の理解に過ぎない。美しいものを、美しいと言える心。それを努力する精神を見ることが出来たのが、私にとってのこの本の読書体験であった。賢しらな心なんて要らないのだ。
2013年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小林秀雄著の此の本は『本居宣長の世界』への
水先案内をしてくれる格好の書です。
此の本に触発されて、和綴じ本の
『古事記傳』四十四巻を全部読もう
という気にさせてくれました。
他のレビューなどで
『原文の引用が多すぎる』という様な
書き込みがあるようですが、私個人と
しては、この原文の引用が多かった事に
感謝しています。
これほどの原文を目にする事がなかったら
『和綴じ本』の古事記傳を読む気には
成らなかった事と思っています。
また、以前持っていたハードカバーの
同名書がどうしても見つからなかった事
にも感謝すべきかな?とも思っています。
ハードカバーの時は、出だしの『墓所』の
文章で躓いてしまった。
今回は不思議とすんなりと読み進む事が
出来ました。寝転びながらでも読み続け
られた事が、幸いしたのかも知れません。
『紫文要領』も次なる本居宣長の世界への
挑戦の手立てと考えています。
これだけ『本居宣長』を自分と同じものとして
体感している著者は居ないと思います。
まず小林秀雄という船頭さんの船に
乗ってみませんか?
日本語を研究する『本居宣長の研究態度』には
学ぶべき事が高産有ります。
音楽家として、著者と原著者のお二人から
『音楽との共通点』を色々学ばして戴きました。
水先案内をしてくれる格好の書です。
此の本に触発されて、和綴じ本の
『古事記傳』四十四巻を全部読もう
という気にさせてくれました。
他のレビューなどで
『原文の引用が多すぎる』という様な
書き込みがあるようですが、私個人と
しては、この原文の引用が多かった事に
感謝しています。
これほどの原文を目にする事がなかったら
『和綴じ本』の古事記傳を読む気には
成らなかった事と思っています。
また、以前持っていたハードカバーの
同名書がどうしても見つからなかった事
にも感謝すべきかな?とも思っています。
ハードカバーの時は、出だしの『墓所』の
文章で躓いてしまった。
今回は不思議とすんなりと読み進む事が
出来ました。寝転びながらでも読み続け
られた事が、幸いしたのかも知れません。
『紫文要領』も次なる本居宣長の世界への
挑戦の手立てと考えています。
これだけ『本居宣長』を自分と同じものとして
体感している著者は居ないと思います。
まず小林秀雄という船頭さんの船に
乗ってみませんか?
日本語を研究する『本居宣長の研究態度』には
学ぶべき事が高産有ります。
音楽家として、著者と原著者のお二人から
『音楽との共通点』を色々学ばして戴きました。
2015年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小林秀雄氏の文書は相当難しい。原典からの引用も多い。
一読では、無理。百篇読んでも無理かも。
本居宣長に関する他の文献、例えば岩波新書の本居宣長をも参考にしないと無理。
この本を読むには覚悟して読むべし、原典だけでなく、著者自身の衒学的文章であるので、理解するのは大変。
なんか騙されて買わされたみたいです。
この本を褒める人は頭が良いのでしょう。
彼のヒノモト日本の思想が国学の中心になって、幕末の尊王攘夷思想に影響を及ぼした。明治政府は力関係で攘夷はひっこめたが尊王はしっかり踏襲して天皇中心の中央集権国家を構築し、昭和になると攘夷も復活させて(例えば「鬼畜米英」。)無謀な戦争に突入する思想的背景になったと推論しております。本居宣長自身には罪はありませんが、後世、彼の思想は捻じ曲げられて伝えられた可能性が高いです。
逆に下巻でも述べましたが、天照大神の普遍性を強調してアジア大陸への進出、侵略に悪用されたように思えてなりません。
一般教養を超える本書ではありますが、本居宣長賛美、小林秀雄賛美の風潮にはついていけません。
両名支持者の読者の方も一度立ち止まって根本から問い直されると良いでしょう。
もう少し一般向けにやさしく書いてもらいたかったです。
一読では、無理。百篇読んでも無理かも。
本居宣長に関する他の文献、例えば岩波新書の本居宣長をも参考にしないと無理。
この本を読むには覚悟して読むべし、原典だけでなく、著者自身の衒学的文章であるので、理解するのは大変。
なんか騙されて買わされたみたいです。
この本を褒める人は頭が良いのでしょう。
彼のヒノモト日本の思想が国学の中心になって、幕末の尊王攘夷思想に影響を及ぼした。明治政府は力関係で攘夷はひっこめたが尊王はしっかり踏襲して天皇中心の中央集権国家を構築し、昭和になると攘夷も復活させて(例えば「鬼畜米英」。)無謀な戦争に突入する思想的背景になったと推論しております。本居宣長自身には罪はありませんが、後世、彼の思想は捻じ曲げられて伝えられた可能性が高いです。
逆に下巻でも述べましたが、天照大神の普遍性を強調してアジア大陸への進出、侵略に悪用されたように思えてなりません。
一般教養を超える本書ではありますが、本居宣長賛美、小林秀雄賛美の風潮にはついていけません。
両名支持者の読者の方も一度立ち止まって根本から問い直されると良いでしょう。
もう少し一般向けにやさしく書いてもらいたかったです。