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夕映え天使 (新潮文庫) 文庫 – 2011/6/26
浅田次郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性があらわれ……「夕映え天使」。定年を目前に控え、三陸へひとり旅に出た警官。漁師町で寒さしのぎと喫茶店へ入るが、目の前で珈琲を淹れている男は、交番の手配書で見慣れたあの……「琥珀」。人生の喜怒哀楽が、心に沁みいる六篇。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/6/26
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101019266
- ISBN-13978-4101019260
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【新潮文庫】浅田次郎 作品 | 父子の絆は、庭の美しい薔㝿。船長の父へ息子の手紙が伝えた不思議な出来事とは……。人間の哀歓を巧みに描く、愛と涙の6短編。 | 別所彦四郎は、文武に秀でながら、出世に縁のない貧乏侍。つい、神頼みをしてみたが、あらわれたのは、神は神でも貧乏神だった! | 廃刀令、廃藩置県、仇討ち禁止──。江戸から明治へ、己の始末をつけ、時代の垣根を乗り越えて生きてゆく侍たち。感涙の全6編。 | ふいにあらわれそして姿を消した天使のような女、時効直前の殺人犯を旅先で発見した定年目前の警官、人生の哀歓を描いた六短篇。 | 三人共に戻れば無罪、一人でも逃げれば全員死罪の条件で、火の手の迫る牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人。傑作時代長編。 |
ブラック オア ホワイト | 母を待つ里 | |
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スイス、パラオ、ジャイプール、北京、京都。バブルの夜に、エリート商社マンが虚実の狭間で見た悪夢と美しい夢。渾身の長編小説。 | 上京して四十年、一度も帰ろうとしなかった郷里で私を温かく迎えてくれたのは、名前も知らない〈母〉でした――。家庭も故郷も持たない人々の元に舞い込んだ〈理想のふるさと〉への招待。半信半疑で向かった先には奇跡の出会いが待っていた。雪のように降り積もる感動、全く新しい家族小説にして永遠の名作誕生! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2011/6/26)
- 発売日 : 2011/6/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4101019266
- ISBN-13 : 978-4101019260
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,388位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1951年、東京都出身。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、それぞれ受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 終わらざる夏 上 (ISBN-13: 978-4087713466 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小品に味わい。捏ねくり廻さない巧さです。
2020年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
到着に時間がかかりましたが、丁寧な対応に感謝です。本の状態も新品童謡で満足です。
2011年7月25日に日本でレビュー済み
浅田次郎を読み出したのは「蒼穹の昴」からだ。これが当りで、次の「鉄道員(ポッポヤ)」もレベルが高く、以後、シリーズものでは「きんぴか」・「プリズンホテル」・「天切り松」などを読み、「日輪の遺産」・「地下鉄(メトロ)に乗って」・「活動寫眞の女」・「霞町物語」・「天国までの100マイル」と初期の作品は一通りあたり、浅田次郎の何たるかは概ね判ったので一先ず離れた。
今回読もうと思ったのは、ベタでくさくても浅田節というか、市井の庶民の哀歓というか、そういうものを久しぶりに読みたくなったのだ。
本書は6篇からなる短編集だが、残念ながら初期の瑞々しさはない。確かに文章は老練でテクニックも巧くなっているが、ストーリーそのものに感動がないのだ。
具体的に入ろう。「特別な一日」題材的には星新一だろう。ならば、ショートショートで書いてほしかったし、浅田次郎にこのようなドンデン返しは期待していない。
「切符」祖父の年齢が判らない。東京オリンピックの年で主人公が10歳なら、父は35歳としよう。その父(祖父)が60歳としたなら、フィリピンのレイテで足を失ったのは40歳の頃になる。一般的にこんな老兵がいるだろうか。
「琥珀」老警察官と老犯人。東北の寂れた喫茶店。いつもの浅田なら、この二人の会話の中で、グイグイと読者を引っ張り、やがて静かな余韻を残して、ちょうど刑事コロンボの「別れのワイン」のような幕切れを期待したのだが。
「丘の上の白い家」最後の遺書がつくりもの過ぎて興醒め。
「樹海の人」小説としての体が成されていない。
辛うじて浅田らしかったのが冒頭の「夕映え天使」軽井沢へ身元確認に行った時、予想外にもう一人の人物が居た時の驚きと、さもありなんという現実を巧く活写している。
今回読もうと思ったのは、ベタでくさくても浅田節というか、市井の庶民の哀歓というか、そういうものを久しぶりに読みたくなったのだ。
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具体的に入ろう。「特別な一日」題材的には星新一だろう。ならば、ショートショートで書いてほしかったし、浅田次郎にこのようなドンデン返しは期待していない。
「切符」祖父の年齢が判らない。東京オリンピックの年で主人公が10歳なら、父は35歳としよう。その父(祖父)が60歳としたなら、フィリピンのレイテで足を失ったのは40歳の頃になる。一般的にこんな老兵がいるだろうか。
「琥珀」老警察官と老犯人。東北の寂れた喫茶店。いつもの浅田なら、この二人の会話の中で、グイグイと読者を引っ張り、やがて静かな余韻を残して、ちょうど刑事コロンボの「別れのワイン」のような幕切れを期待したのだが。
「丘の上の白い家」最後の遺書がつくりもの過ぎて興醒め。
「樹海の人」小説としての体が成されていない。
辛うじて浅田らしかったのが冒頭の「夕映え天使」軽井沢へ身元確認に行った時、予想外にもう一人の人物が居た時の驚きと、さもありなんという現実を巧く活写している。
2020年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎度のことながら笑いと感動があり、読んでて素直に心が洗われます。
2022年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
泣くことは心のカタルシスと読んだことがありますが
無性に涙を流したくて、本屋で見た泣けるというポップに惹かれて購入しました。
しかし一話として泣けたものはなく
読後に自分の感性がおかしいのか?と疑ってしまう有様でした。
文庫が2011年出版なので、時代背景が古くなってしまったのかもしれません。
無性に涙を流したくて、本屋で見た泣けるというポップに惹かれて購入しました。
しかし一話として泣けたものはなく
読後に自分の感性がおかしいのか?と疑ってしまう有様でした。
文庫が2011年出版なので、時代背景が古くなってしまったのかもしれません。
2020年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
忙しくて、未だ読んでいませんが、ポッポやの作者ですから、キッと満足させてくれるものと、思って評価を星五つとしました。
2011年8月19日に日本でレビュー済み
誰がどのセリフをしゃべってるのか分からないときが・・・。
また、時間が飛んでいることに気づかずに読み続けて意味がわからないことも。
(この人の小説を読み慣れていないからか?)
婉曲的すぎて何が訴えたいのか理解できず、泣き所もいまいちよくわからない。
「切符」は途中まではおもしろかったが、祖父の告白シーンの孫の態度で急に気持ちが萎えてしまった。
いくら苦労しているとは言え、あんな小学校低学年が存在するわけがない。
また、時間が飛んでいることに気づかずに読み続けて意味がわからないことも。
(この人の小説を読み慣れていないからか?)
婉曲的すぎて何が訴えたいのか理解できず、泣き所もいまいちよくわからない。
「切符」は途中まではおもしろかったが、祖父の告白シーンの孫の態度で急に気持ちが萎えてしまった。
いくら苦労しているとは言え、あんな小学校低学年が存在するわけがない。
2020年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一編一編に味わい有り
哀愁極まる短編集❗
哀愁極まる短編集❗