プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥506¥506 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥506¥506 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥1¥1 税込
配送料 ¥256 5月30日-31日にお届け
発送元: 古本配達本舗 通常24時間以内に発送可能です。 販売者: 古本配達本舗 通常24時間以内に発送可能です。
¥1¥1 税込
配送料 ¥256 5月30日-31日にお届け
発送元: 古本配達本舗 通常24時間以内に発送可能です。
販売者: 古本配達本舗 通常24時間以内に発送可能です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。
OK
高円寺純情商店街 (新潮文庫) 文庫 – 1992/4/28
ねじめ 正一
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥506","priceAmount":506.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"506","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"ygj7WLroRFNEbtQFS%2BgHrxbG5u6u45OUgmjBSpe80Mq03UkwJozEUd6yimW5H%2F9HyiTxjB6Rv0SqMMxKGaX5hE56VdQ%2Bd%2BkNdSVTGXZ0Zpz3NtFZJM2Z297xS0jwjc06","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"ygj7WLroRFNEbtQFS%2BgHrxbG5u6u45OUu%2FRy9AIhLz6EVQG%2FyjB%2FwfcFlh1RDfhgfflbwuA7u1Yq7X3zw6O9lKGPatdVRPprX0qGUtXg3USFwER%2BXkPfKMWm2eX7NV0kq8lCVNuq9%2FUMI%2Fn908DssuUsKMBSOprqZoUDdvscJWuiGZKGfDTsHA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
高円寺北口にある商店街の「純情商店街」への名称変更は、この小説がきっかけ!
かつてあった「昭和」の時代の風景が甦る、心温まる連作短編集。
高円寺駅北口「純情商店街」。魚屋や呉服屋、金物店などが軒を並べる賑やかな通りである。正一少年は商店街の中でも「削りがつをと言えば江州屋」と評判をとる乾物屋の一人息子だった――。
感受性豊かな一人の少年の瞳に映った父や母、商店街に暮らす人々のあり様を丹念に描き「かつてあったかもしれない東京」の佇まいを浮かび上がらせたハートウォーミングな物語。
直木賞受賞作。
目次
天狗熱
六月の蠅取紙
もりちゃんのプレハブ
にぼしと口紅
冨士山の汗
真冬の金魚
あとがき
高円寺純情商店会 加盟店名簿(抜粋)
解説 秋山駿
江州屋乾物店…店構えは何の変哲もないありふれた乾物屋だが、母親が洗い、ばあさんがふかし、父親が削る「江州屋の削りがつを」といえば、わざわざ電車に乗って買いにくる人がいるほど評判の味だ。正一はここの一人息子で、削ったかつををふるいにかけて粉かつををつくる係である。
本文より
茶の間の掘ゴタツに足をつっ込む。コタツの上には朝食の用意がしてあって、大人たちはもう済ませたらしく残っているのは正一の分の食器だけである。
脇の、黒ずんだおひつから飯をよそい、正一は食べはじめた。おかずは梅干しと、きのうの残りの大根の煮たのと、おかかである。母親が磨き、ばあさんがふかし、父親が削り、正一がふるった粉かつをに醤油をまぶしたおかかを箸でつまみ、あったかい飯の上にのせると、ぷうんとかつをのいいにおいがした。(「天狗熱」)
本書「解説」より
作者の真っ直ぐな心が全編を貫き、そして温かい血が根底を流れている。つまり、作者が、どれほど深く生れ育った街に思いを籠め、どれほど強く商店街を愛したかが、よく顕われている。そのおかげで、ある時代の(昭和三十年代後半か)街が甦えり、生きた姿で呼吸を始める。街の人がそれを直覚する。
――秋山駿(文芸評論家)
ねじめ正一
作家、詩人。1948年6月16日、東京生まれ。青山学院大学経済学部中退。1981年処女詩集『ふ』で詩壇の芥川賞といわれる「H氏賞」を受賞。1989年、初めて手がけた小説『高円寺純情商店街』で直木賞受賞。熱狂的な長嶋茂雄信者としても知られ、『落合博満 変人の研究』で落合博満をその後継者とおもいっきり解いた。『熊谷突撃商店』『眼鏡屋直次郎』『天使の相棒』『荒地の恋』『ひゃくえんだま』等著書多数。
かつてあった「昭和」の時代の風景が甦る、心温まる連作短編集。
高円寺駅北口「純情商店街」。魚屋や呉服屋、金物店などが軒を並べる賑やかな通りである。正一少年は商店街の中でも「削りがつをと言えば江州屋」と評判をとる乾物屋の一人息子だった――。
感受性豊かな一人の少年の瞳に映った父や母、商店街に暮らす人々のあり様を丹念に描き「かつてあったかもしれない東京」の佇まいを浮かび上がらせたハートウォーミングな物語。
直木賞受賞作。
目次
天狗熱
六月の蠅取紙
もりちゃんのプレハブ
にぼしと口紅
冨士山の汗
真冬の金魚
あとがき
高円寺純情商店会 加盟店名簿(抜粋)
解説 秋山駿
江州屋乾物店…店構えは何の変哲もないありふれた乾物屋だが、母親が洗い、ばあさんがふかし、父親が削る「江州屋の削りがつを」といえば、わざわざ電車に乗って買いにくる人がいるほど評判の味だ。正一はここの一人息子で、削ったかつををふるいにかけて粉かつををつくる係である。
本文より
茶の間の掘ゴタツに足をつっ込む。コタツの上には朝食の用意がしてあって、大人たちはもう済ませたらしく残っているのは正一の分の食器だけである。
脇の、黒ずんだおひつから飯をよそい、正一は食べはじめた。おかずは梅干しと、きのうの残りの大根の煮たのと、おかかである。母親が磨き、ばあさんがふかし、父親が削り、正一がふるった粉かつをに醤油をまぶしたおかかを箸でつまみ、あったかい飯の上にのせると、ぷうんとかつをのいいにおいがした。(「天狗熱」)
本書「解説」より
作者の真っ直ぐな心が全編を貫き、そして温かい血が根底を流れている。つまり、作者が、どれほど深く生れ育った街に思いを籠め、どれほど強く商店街を愛したかが、よく顕われている。そのおかげで、ある時代の(昭和三十年代後半か)街が甦えり、生きた姿で呼吸を始める。街の人がそれを直覚する。
――秋山駿(文芸評論家)
ねじめ正一
作家、詩人。1948年6月16日、東京生まれ。青山学院大学経済学部中退。1981年処女詩集『ふ』で詩壇の芥川賞といわれる「H氏賞」を受賞。1989年、初めて手がけた小説『高円寺純情商店街』で直木賞受賞。熱狂的な長嶋茂雄信者としても知られ、『落合博満 変人の研究』で落合博満をその後継者とおもいっきり解いた。『熊谷突撃商店』『眼鏡屋直次郎』『天使の相棒』『荒地の恋』『ひゃくえんだま』等著書多数。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1992/4/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101021120
- ISBN-13978-4101021126
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 高円寺純情商店街 (新潮文庫)
¥506¥506
最短で5月29日 水曜日のお届け予定です
残り9点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1992/4/28)
- 発売日 : 1992/4/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4101021120
- ISBN-13 : 978-4101021126
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 240,551位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
昭和23(1948)年、東京都杉並区に生れる。青山学院大学中退。民芸店経営のかたわら詩を書く。56年、処女詩集「ふ」でH氏賞受賞。その後、性的語 彙を氾濫させた詩集「脳膜メンマ」、朗読のパフォーマンス等で言葉の臨床実験を行ない、現代詩にあらたな世界をもたらす。平成元年、自らの少年期を題材に した小説「高円寺純情商店街」で第101回直木賞、20年、「荒地の恋」で第3回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて いたものです)(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 荒地の恋 (ISBN-13: 978-4167559045 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ねじめ正一の自伝的な作品で直木三十五賞を受賞した作品。ずっとこどもの視線で描かれているところが美点なのですが、深い話にならないところです。このあと2冊続くシリーズ作品なので、人情の深さが表現されるのではないか期待しています。
2020年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和が舞台の映画を見たような読後感。暖かなお話です。
2019年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いです!
こんなに『ちんちん』を連呼する小説、初めて読みました(笑)
こんなに『ちんちん』を連呼する小説、初めて読みました(笑)
2013年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待通りの内容と世界観と登場人物で大満足でした。
何か、とっても大きな大事件が起こるわけではないのですが、
読んでるとほっとして、そしてどこか懐かしく、時におかしい。
裕福ではないけれど、家族や近所の人々とみんなで
助け合って、寄り添って生きていく。
いい時代だと思いました。
著者の実際の子供の頃の話なのかどうかは分かりませんが、
そうでないなら妙に話がリアルだし、
そうならば、よくこんなに覚えてるなぁ、と・・・
少年の父親が、あまり商売に熱心でないあたりに、
何だか親しみを覚えました
この時代の商売人にしては珍しい。
★4つなのは、思ったより本が薄かったので。
もっとどっしりよみたかったなぁ。
主人公の正ちゃんが憎めないいい奴です。
何か、とっても大きな大事件が起こるわけではないのですが、
読んでるとほっとして、そしてどこか懐かしく、時におかしい。
裕福ではないけれど、家族や近所の人々とみんなで
助け合って、寄り添って生きていく。
いい時代だと思いました。
著者の実際の子供の頃の話なのかどうかは分かりませんが、
そうでないなら妙に話がリアルだし、
そうならば、よくこんなに覚えてるなぁ、と・・・
少年の父親が、あまり商売に熱心でないあたりに、
何だか親しみを覚えました
この時代の商売人にしては珍しい。
★4つなのは、思ったより本が薄かったので。
もっとどっしりよみたかったなぁ。
主人公の正ちゃんが憎めないいい奴です。
2013年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
商店街の中で住んでいる人には当たり前の暮らしも、それ以外の人達にはどう感じられるのだろう?
商店街に暮らす人々を温かいまなざしで丹念に描いてるし、
個人的に主人公を取り巻くシュチュエーションが凄く似ているため、
感情移入して一気に読んでしまいました。面白い!よく雰囲気つかんでます(笑)
まだまだ、日本の中にはこの話に出てくるようなまちが残っています。
たまには、ご近所の商店街のおじちゃんおばちゃんとやり取りしながら買い物をしてみたらどうでしょう?
商店街に暮らす人々を温かいまなざしで丹念に描いてるし、
個人的に主人公を取り巻くシュチュエーションが凄く似ているため、
感情移入して一気に読んでしまいました。面白い!よく雰囲気つかんでます(笑)
まだまだ、日本の中にはこの話に出てくるようなまちが残っています。
たまには、ご近所の商店街のおじちゃんおばちゃんとやり取りしながら買い物をしてみたらどうでしょう?
2015年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和風情が漂う商店街の町並み乾物屋の佇まいなにか懐かしいほのぼのとさせられる舞台は高円寺だが自分の住む町にもこうした商店街がございました時代とともになくなりましたが昭和世代には懐かしい
2014年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽しく むかしをおもいだすさくひんでしたですよ なかなかでしたです。
2023年4月20日に日本でレビュー済み
商店街の乾物屋で家族やご近所さんと共に生きる中学生のお話。商店街の人々の、荒っぽいけれどもまっすぐな気質が見どころ。書名にちなんで名づけられた商店街が実際にある。巻末の「商店街加盟店名簿」が密かに面白い。