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蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫) 文庫 – 1968/11/19
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地獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ一条の救いの糸。ところが自分だけが助かりたいというエゴイズムのために、またもや地獄に落ちる「蜘蛛の糸」。
大金持ちになることに愛想がつき、平凡な人間として自然のなかで生きる幸福をみつけた「杜子春」。
魔法使いが神の裁きを受ける神秘的な「アグニの神」。
少年少女のために書かれた、健康で明るく、人間性豊かな作品集。
目次
蜘蛛の糸
犬と笛
蜜柑
魔術
杜子春
アグニの神
トロッコ
仙人
猿蟹合戦
白
注解 神田由美子
芥川龍之介 人と文学 三好行雄
『蜘蛛の糸・杜子春』について 吉田精一
年譜
本書収録「蜘蛛の糸」より
幸(さいわい)、側(そば)を見ますと、翡翠のような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけております。御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、玉のような白蓮の間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれを御下しなさいました。
本書収録「杜子春」より
或(ある)春の日暮です。
唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。
若者は名を杜子春といって、元は金持の息子でしたが、今は財産を費(つか)い尽して、その日の暮しにも困る位、憐(あわれ)な身分になっているのです。
本書「芥川龍之介 人と文学」より
龍之介の短篇小説は新技巧派の名で呼ばれたように、技巧にたけ、感情の自由な流露を知性で統御しようとする傾向が強い。一作ごとに語りくちを変え、趣向を凝らした作品の完成度は当代に比類がなく、文体も高雅に洗練され、明晰な知性のとらえた人生の諸相を、あるいは辛辣な批評をこめ、あるいは洒脱な機知をこめた描いた。
――三好行雄(東京大学教授)
芥川龍之介(1892-1927)
東京生れ。東京帝大英文科卒。在学中から創作を始め、短編「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。その後今昔物語などから材を取った王朝もの「羅生門」「芋粥」「藪の中」、中国の説話によった童話「杜子春」などを次々と発表、大正文壇の寵児となる。西欧の短編小説の手法・様式を完全に身に付け、東西の文献資料に材を仰ぎながら、自身の主題を見事に小説化した傑作を多数発表。1925(大正14)年頃より体調がすぐれず、「唯ぼんやりした不安」のなか、薬物自殺。「歯車」「或阿呆の一生」などの遺稿が遺された。
- ISBN-104101025037
- ISBN-13978-4101025032
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日1968/11/19
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ128ページ
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羅生門・鼻 | 地獄変・偸盗 | 奉教人の死 | 河童・或阿呆の一生 | 侏儒の言葉・西方の人 | |
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価格 | ¥407¥407 | ¥407¥407 | ¥473¥473 | ¥440¥440 | ¥473¥473 |
【新潮文庫】芥川龍之介 作品 | 王朝の説話物語にあらわれる人間の心理に、近代的解釈を試みることによって己れのテーマを生かそうとした”王朝もの”第一集。 | 地獄変の屛風を描くため一人娘を火にかけて芸術の犠牲にし、自らは縊死する異常な天才絵師の物語「地獄変」など”王朝もの”第二集。 | 殉教者の心情や、東西の異質な文化の接触と融和に関心を抱いた著者が、近代日本文学に新しい分野を開拓した”切支丹もの”の作品集。 | 珍妙な河童社会を通して自身の問題を切実にさらした「河童」、自らの芸術と生涯を凝縮した「或阿呆の一生」等、最晩年の傑作6編。 | 著者の厭世的な精神と懐疑の表情を鮮やかに伝える「侏儒の言葉」、芥川文学の生涯の総決算ともいえる「西方の人」「続西方の人」など4編。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1968/11/19)
- 発売日 : 1968/11/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 128ページ
- ISBN-10 : 4101025037
- ISBN-13 : 978-4101025032
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46,187位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
(1892-1927)東京生れ。東京帝大英文科卒。在学中から創作を始め、短編「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。
その後今昔物語などから材を取った王朝もの「羅生門」「芋粥」「藪の中」、中国の説話によった童話「杜子春」などを次々と発表、大正文壇の寵児となる。西欧の短編小説の手法・様式を完全に身に付け、東西の文献資料に材を仰ぎながら、自身の主題を見事に小説化した傑作を多数発表。1925(大正14)年頃より体調がすぐれず、「唯ぼんやりした不安」のなか、薬物自殺。「歯車」「或阿呆の一生」などの遺稿が遺された。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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昔は古書店で購入していましたが、出向かなくても、読みたい!と思った翌日にはポストに届くなんて。本当に便利な時代になりました。
年齢を重ねてから読んでも、あの頃とは違った感想、面白さに気がつく一冊である。
母も読みたいと言ってました。
蜘蛛の糸、地獄に落ちた際に命ある蜘蛛を助けて観音様が大事にしたその清らかさから糸を垂らしたのに、自分だけ助かればいいと思い言葉に瞬間切られてしまう。本当に読みがいがあり、他のもこんなにすごい引き込まれるなんて思いもしなかっです。
本もとても綺麗です。