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おはん (新潮文庫) 文庫 – 1965/2/2

4.3 5つ星のうち4.3 23個の評価

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妻と愛人、二人の女にひかれる男の情痴のあさましさを、
美しい上方言葉の告白体で描き、幽艶な幻想世界を築いて絶賛を集めた代表作。


「人にもの問われても、ろくに返答もでけんような穏当な女」である主人公“おはん"は、夫の心がほかの女、芸妓“おかよ"に移ったとき、子供を身ごもったまま自分から実家に退いた。おはんとおかよ、二人の女に魅(ひ)かれる優柔不断な浅ましくも哀しい男の懺悔――。
頽廃的な恋愛心理を柔軟な感覚と特異な語り口で描き尽し、昭和文学の古典的名作とうたわれた著者の代表作。

宇野さんはこの小説を書くのに十年の時間をかけたという。時間をかけた仕事のいみじさを、はっきり感じる。しかも十年まえ十年あとの記述にむらがない。一つの作にこれだけ打ち込んだ宇野さんに敬意を表したい。――
久保田万太郎
あくまで古風な、日本庶民の、或は凡夫の、懺悔心をひそめた〈かきくどく〉調子で全篇がつらぬかれている。――
亀井勝一郎
木で熟した果実は速成とは味が違う。二人の女にひかれる男の情痴の浅ましさを極度に抽象して、ほとんど観念的な美にまで昇華して描いている。――
河上徹太郎
近松でも読む様な一種の味わいがあって面白かった。特に初めの方がよいと思った。作者は、時も場所も不問に附し、不思議な魅力を持った話術を創案して、言葉が言葉だけの力で生き長らえたいと言っている様な、一種の小説的幻想世界を発明している。事実に屈服した現代小説界では珍しい事である。――
小林秀雄

著者の言葉
強いて言えば、この小説のモデルは私自身であるような気がしています。おはんの中にもおかよの中にも自分がいるように思われ、話し手のあの男の気持も、自分の心中を描いたように思われます。
最初に企図したと思っていた「ちゃんと最初にプランを立てた、」私自身、小説の第一作と思っているこの小説も、以上のような意味でやはり私小説の或る形態なのではないかとも思われます。
あるとき人に、「これくらいの小説を死ぬまでにあと十篇くらい書いておきたい、」と話しましたら、言下に、「もう遅いですよ、」と言われました。私の才能では、これがせい一ぱいの仕事かと思いますと、何を自慢にして好いのかと思います。(「あとがき」)

本書「解説」より
「おはん」は「操り人形」を真似たような姿で今後の星霜にも永く耐えうるだろう」と三好達治氏が述べているように、浄瑠璃の人形のような美しさがある。だがそれは決して生きた血が通っていない人形という意味ではない。文楽の太夫さんたちが使う人形が、生ま身の人形以上に人間の真実の姿を、極限の美を表現しているという意味である。この語り手の阿呆のような男は実は人形遣いではないか。
――奥野健男(文芸評論家)

宇野千代(1897-1996)
1897(明治30)年、山口県岩国生れ。岩国高等女学校卒業。1921年処女作『脂粉の顔』が「時事新報」の懸賞小説で一等に当選。1922年上京、尾崎士郎や東郷青児との恋愛・同棲のあと1939年北原武夫と結婚、1964年離婚。1957年『おはん』で野間文芸賞、女流文学者賞を、1982年「透徹した文体で情念の世界を凝視しつづける強靱な作家精神」によって菊池寛賞を受賞。著書に『色ざんげ』『風の音』『雨の音』など多数。現役の最長老作家として1996年6月10日急性肺炎で死去。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1965/2/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1965/2/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 128ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101027021
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101027029
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 23個の評価

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宇野 千代
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流麗な文章で女の熱情を謳いあげる
4 星
流麗な文章で女の熱情を謳いあげる
奥野健男氏による解説が付いています。「おはん」が木村荘八氏の凝った装釘と挿絵に飾られて中央公論社から刊行されたのは、昭和三十二年(一九五七)六月のことである。だがこの小説は作者があとがきで述べているように、戦後もまもない昭和二十一年の十一月頃から書きはじめられ、雑誌「文體」の一、二、三号にはじめの部分を連載し、後に改めて雑誌「中央公論」に断続的に連載を続け、約十年の歳月を閲みして完成した。・・・
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年10月22日に日本でレビュー済み
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良品でありがたかったです。老後に備えて購入しました。読むのを楽しみにしています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月13日に日本でレビュー済み
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戴いた本は新品同様で期待以上の商品でした。ページ内部も全く汚れもなく新品同様でした。
2011年2月5日に日本でレビュー済み
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音楽でいうとブルース。情けなくて弱い登場人物たちに自分を重ねた。
弱くて、情けなくて、自分でもわかっているけど、どうしても改められない。
独特のなまりで語られる調子が独特の世界を作っていて、ついつい引き込まれる。

最近は自己啓発本などをよく見かけるが、
本来日本人の価値観は、演歌の歌詞に見られるように、ネガティブな部分から発する部分が大きいのではないのかと思う。
マゾキスティックな美に触れたいかたにおすすめ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月25日に日本でレビュー済み
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おはんのおかよとの掛け持ち夫の地方弁の語りによるユニークな構成。息子の事故死に伏線を張り、その死がきっかけとなり、物語のラストへ展開。おはんの置き手紙の内容に、当時の日本の女の価値観や心情を巧みに表わされ、感激・感涙に浸ります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月9日に日本でレビュー済み
 別れた女房おはんと、芸妓のおかよとの間で揺れる男の懺悔。関西方面の言葉で語られる優柔不断男の語りが、呆れるがほほえましい。おはんとおかよが互いを憎み合わないところが潔く、じめじめとしていない。おかよの息子の存在が涙を誘う。
 吟味された言葉の数々。そのまま朗読すれば、見事な朗読劇になる。
 出版から50年以上の時を経て、朗読に耐えられる作品。古典としての地位を確立した作品である。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年6月23日に日本でレビュー済み
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宇野千代の本は中古で全部買わせていただきました。これだけは文体が難しくて駄目でした。でも幸福は幸福をよぶ。人生を謳歌されてそれも苦労したことを見せずにおしゃれし美しい日本語でかつ簡潔でわかりやすくかいてありました。題名をみてみて下さい。苦労を苦労と思わずにひたすら明るく人生を歩いた宇野千代さん。五十代の人にはよくわかるんじゃないかしら。お勧めです。
2011年5月20日に日本でレビュー済み
男女3人が3人とも悲しくて切ない。
なんでもない風景の場面にさえ胸がしめつけられそうになる。
終始切なさで涙ぐんでしまう。
人間ってなんて悲しい存在なんだろうと思う。
名作と言われる理由がわかる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年12月12日に日本でレビュー済み
正直、可もなく不可もなく、、、

女性である著者の女性としての立場からではなく
女に愛される男の立場から
優柔不断な踏ん切りに悪い男を、
そしてそんな男に夢中になる二人の女の心情を
10年の歳月を費やして書かれている

浮気がもとで、妻子が家をでて
愛人宅に居候しながら
数年後にまた妻とよりをもどそうとしながらも
それでも愛人との間を行き来する
そんな時に子供が死に、妻もその街をはなれる
男は相変わらず愛人のそばでくらしつづける。。

読み手としては、二人の女の間を行き来するいい加減な男に
イライラとしてしまう。
また、なんでこんな男に夢中になるのかという憤りもややあり。。
昭和の初期の作品としての女性像なのかもしれないのですが、
男女の愛欲だけが生きるすべのような印象をうけてしまい
なんだか後味がよくない