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ぼくは勉強ができない (新潮文庫) 文庫 – 1996/3/1
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勉強よりも、もっと素敵で大切なことがあると思うんだ。退屈な大人になんてなりたくない。17 歳の秀美くんが元気潑剌な高校生小説。
ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ――。17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪い。この窮屈さはいったい何なんだ! 凛々しくてクールな秀美くんが時には悩みつつ活躍する高校生小説。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1996/3/1
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101036160
- ISBN-13978-4101036168
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1996/3/1)
- 発売日 : 1996/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4101036160
- ISBN-13 : 978-4101036168
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 12,741位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1959(昭和34)年、東京生れ。明治大学文学部中退。’85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを 飾る。’87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。さらに、’89(平成元)年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、’91年 『トラッシュ』で女流文学賞、’96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、’05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞を 受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 熱血ポンちゃん膝栗毛 (ISBN-13: 978-4101036243)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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思春期の息子にも読ませたく、プレゼントするために購入しました。
自分は一般的には勉強ができる部類に入るのでしょうが、進学校の中では底辺の成績な生徒でした。
すごく救われて、学校以外の世界もあるんだって支えになった1冊です。
今でも定期的に読んでいます。
ためになりました。
ありがとうございました。
恐らく、この小説の時田秀美という主人公の事を理解するには、ある程度距離を置いて見ないとダメなのだと思う。近くで見ると、この主人公は眩し過ぎて、かえってその姿を捉え難い。だから同世代にとっては、この主人公に対しては共感では無く反発を感じてしまう。実際時田少年は、不良とまでは言わずとも、かなり不真面目な学生だ。サッカー部、女子にモテる、高校生なのに酒を飲む…最近の言い方をするなら、陽キャ、パリピと言ったところか。特に、ある種の人間ーいわゆるオタク、陰キャ、非リア充ーにとっては、不俱戴天の敵とすら言える。
しかし、そんな陽キャでパリピな時田少年の心の底の悲しみや苦しみを、この小説ではさり気なく、だが克明に描いている。彼は「片親」で「貧乏」で「勉強ができない」。だけど自分は「女にモテる」と、彼自身は開き直る。だが、本人すら半ば気付いていない所で、「片親」「貧乏」「勉強ができない」というコンプレックスは、彼の人格形成に強く影響している。そうでなければ、作中で繰り返し「片親」で「貧乏」で「勉強ができない」事に触れる必要も無い。だからこそ彼は、自分の弱みから目を背けるために、自分の強みである「女にモテる」事に拘っているように思える。(「その程度の不幸で甘えるな」という意見もあると思う。だが、人の不幸への感じ方を第三者がとやかく言うのはナンセンスだ。その事は、「番外編・眠れる分度器」で、時田以上に家が貧乏な赤間ひろ子と時田のやり取りで示されている)。一見リア充な時田の、精神的な弱さ・未熟さ・不安定さを感じ取る事が出来れば、後はもう彼の心の動きに素直に共感し、この小説の醍醐味を存分に味わう事が出来るだろう。
大事なのは、主人公の行為や考え方を「肯定」するのでは無く、ただ「共感」する事だ。ぶっちゃけ高校生なのに飲酒なんて言語道断だし、勉強も出来ないより出来た方が絶対に良い。しかし、そういった「良くない態度」の根底にある主人公の心境について考える事は、決して無駄では無い。そして、そうするためには、ある程度心に余裕が無いと難しい。だからこの小説は、大人になって、学生時代が懐かしい思い出となった世代の方が楽しめる。
そういう訳なので、もし高校生くらいの歳でこの小説を読んで、つまらなかった、不快だったと感じたら、今その感じ方を無理に改める必要は無い。ただ、こういう小説があったという事を、頭の片隅にでも留めておいて欲しい。そして、十年か二十年後くらいに、ふとこの小説を思い出した時に、もう一度読み返してみて欲しい。きっと新たな発見があると思うから。
やはり面白い本ですが、冒頭の教師の言動が、今読み返すとちょっとレトロなところがあるように感じられましたので、★-1です。