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毎日の言葉 (新潮文庫) 文庫 – 1993/3/30
柳田 国男
(著)
「有難ウ」「モシモシ」など日常生活の最も基本的な言葉をとりあげ、その言葉の本来の意味と使われ方の変遷を平易に説いた名著。
- 本の長さ170ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1993/3/30
- ISBN-104101047057
- ISBN-13978-4101047058
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1993/3/30)
- 発売日 : 1993/3/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 170ページ
- ISBN-10 : 4101047057
- ISBN-13 : 978-4101047058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,100,264位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,484位日本の思想(一般)関連書籍
- - 4,002位日本語研究
- - 11,808位新潮文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月31日に日本でレビュー済み
1946年に創元社から出たものの復刻。
「すみません」「ありがとう」「お礼をする」など、普段、何気なく使っている言葉の源を探ろうとした一冊。試みとしては面白いし、納得させられることしきりなのだが、同時にかなりの欠点を抱えた本でもある。
戦中、『婦人口論』に連載されたもので、柳田自身も若い女性のために書いたと述べている。本文のあちこちにも、日本語を乱していくのは女性であるという意識が垣間見えて、ちょっとどうかと思う。
戦中ということもあり、「正しい日本語」を押しつける姿勢も強硬。現代の日本に重なる部分もあり、色々と考えさせられる。
まあ、逆に、本書のテーマである「変わる言葉」を実感させられたりもするのだが。
そして、最大の欠点は読みにくさ。1946年当時の言葉の用法や乱れが俎上に上げられているのだが、60年たった現在では、その言葉づかいにも問題意識にもついていけない。
研究者か老世代向け。
「すみません」「ありがとう」「お礼をする」など、普段、何気なく使っている言葉の源を探ろうとした一冊。試みとしては面白いし、納得させられることしきりなのだが、同時にかなりの欠点を抱えた本でもある。
戦中、『婦人口論』に連載されたもので、柳田自身も若い女性のために書いたと述べている。本文のあちこちにも、日本語を乱していくのは女性であるという意識が垣間見えて、ちょっとどうかと思う。
戦中ということもあり、「正しい日本語」を押しつける姿勢も強硬。現代の日本に重なる部分もあり、色々と考えさせられる。
まあ、逆に、本書のテーマである「変わる言葉」を実感させられたりもするのだが。
そして、最大の欠点は読みにくさ。1946年当時の言葉の用法や乱れが俎上に上げられているのだが、60年たった現在では、その言葉づかいにも問題意識にもついていけない。
研究者か老世代向け。
2013年10月6日に日本でレビュー済み
少し難解で読むのに苦労するというイメージがあった柳田国男さんの作品の中では とても読みやすいと思います。若い女性に向けて書かれたということでうなずけました。
面白い一例として 食う と 食べる という表現について。食べる という言葉の語源は「たぶ」という与えるという語の受身形だそうです。給料として食物をもらっていた時代の名残、謙譲語なので身分が高い人は使わなかった。食う というのは ただ、唇の間にものを挟むというそのままを表現しているので別に乱暴な言葉ではなく、「おんなのくせに」食う という言葉を使うのははしたないという風潮は本当はおかしいし、相手に向かって「お食べなさい」と食物をすすめるのは本当は大変失礼なことなのだ というようなことが書いてありました。
目からうろこで興味深いなあと思いました。
私は 当時の若い女性でもないし 今の若い女性でもないので 日本語を乱していると責められているような気にはなりませんでしたし、毎日少しずつ読むのにちょうどいい格調の高い文章だなあと思っています。
面白い一例として 食う と 食べる という表現について。食べる という言葉の語源は「たぶ」という与えるという語の受身形だそうです。給料として食物をもらっていた時代の名残、謙譲語なので身分が高い人は使わなかった。食う というのは ただ、唇の間にものを挟むというそのままを表現しているので別に乱暴な言葉ではなく、「おんなのくせに」食う という言葉を使うのははしたないという風潮は本当はおかしいし、相手に向かって「お食べなさい」と食物をすすめるのは本当は大変失礼なことなのだ というようなことが書いてありました。
目からうろこで興味深いなあと思いました。
私は 当時の若い女性でもないし 今の若い女性でもないので 日本語を乱していると責められているような気にはなりませんでしたし、毎日少しずつ読むのにちょうどいい格調の高い文章だなあと思っています。
2002年3月17日に日本でレビュー済み
普段なにげなく使っている言葉や、日本各地の方言を比較検討して、その語源と本来の意味を探り、それらがどのように変化・普及していったのかを調べる、という本書の主旨はよくわかったのですが、とても読みづらかった。その上、「読者は当然わかっていること」としてしまっていて、説明されないままのものがあって、主旨はわかるものの、いまひとつ納得できないままでした。「当然わかっていること」なのに、知らないことがかなりあったので・・・。
知識と読解力が足りないと言われれば、返す言葉もありませんが。
知識と読解力が足りないと言われれば、返す言葉もありませんが。