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武者小路実篤詩集 (新潮文庫) 文庫 – 1953/1/13
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たゞ何かかいている内、だんだん調子が高くなり、羽の生えた言葉が生れる。
その時自(おの)ずと詩が生れるのだと自分では思っている――。
平明な言葉、素朴な響きのうちに深い人生の知恵がこめられ、
“無心"へのあこがれを東洋風のおおらかな表現で謳い上げた代表詩117編。
『笛を吹く男』『泉』『役に立つか立たぬか』など、武者小路文学の独自性である〝偉大な小児の祈祷〟を最も端的に表わしている代表詩117編を収録。平明な言葉、簡素な響きのうちに深い人生の知恵がこめられ、祈祷は羽を得て飛翔し、東洋風に深くおおらかな表現の中にうたわれる〝無心〟へのあこがれは、心の声として結晶し、この思想的作家の生成の姿を表現している。
著者の言葉
散文は足で地面の上を歩くようなものだ。はう時も、歩く時も、馳(か)ける時もある。しかしまだ地面からはなれることが出来ない。飛行機が滑走していて、地面からはなれられないような時、まだ詩は生れない。しかし地面からはなれた時、詩になる。
少くも自分ではそう思っている。人間の挙動も詩になると舞踊になると思う。言葉に羽が生えると詩になる。(本書「解説」より)
本書「解説」より
実に率直に、不器用にさえみえる作品もあるが、この稚拙さが先生の詩のへんな魅力になっている。ユーモラスに感ぜられることもあるし、愛嬌にみえることもあって、この稚拙美が親しい感じをもたらすようである。小説や戯曲にもある童話性と言ってもよい。
子供の自由画、そんな印象を与えられる。しかしくりかえし読んでいると、技巧のすばらしさに気づく。おのずからのままにと言っても、決して書き放しているのではない。即興的にみえるが、事実即興的な詩もあるが、考えが煮つまっていて、言葉の使い方も繊細である。
――亀井勝一郎(文芸評論家)
武者小路実篤(1885-1976)
東京・麹町生れ。子爵家の末子。1910(明治43)年、志賀直哉らと「白樺」を創刊、「文壇の天窓」を開け放ったと称された。1918(大正7)年、宮崎県で「新しき村」のユートピア運動を実践、『幸福者』『友情』『人間万歳』等を著す。昭和初期には『井原西鶴』はじめ伝記を多作、欧米歴遊を機に美術論を執筆、自らも画を描きはじめる。戦後、一時公職追放となるが、『真理先生』で復帰後は、悠々たる脱俗の境地を貫いた。1951(昭和26)年、文化勲章受章。
その時自(おの)ずと詩が生れるのだと自分では思っている――。
平明な言葉、素朴な響きのうちに深い人生の知恵がこめられ、
“無心"へのあこがれを東洋風のおおらかな表現で謳い上げた代表詩117編。
『笛を吹く男』『泉』『役に立つか立たぬか』など、武者小路文学の独自性である〝偉大な小児の祈祷〟を最も端的に表わしている代表詩117編を収録。平明な言葉、簡素な響きのうちに深い人生の知恵がこめられ、祈祷は羽を得て飛翔し、東洋風に深くおおらかな表現の中にうたわれる〝無心〟へのあこがれは、心の声として結晶し、この思想的作家の生成の姿を表現している。
著者の言葉
散文は足で地面の上を歩くようなものだ。はう時も、歩く時も、馳(か)ける時もある。しかしまだ地面からはなれることが出来ない。飛行機が滑走していて、地面からはなれられないような時、まだ詩は生れない。しかし地面からはなれた時、詩になる。
少くも自分ではそう思っている。人間の挙動も詩になると舞踊になると思う。言葉に羽が生えると詩になる。(本書「解説」より)
本書「解説」より
実に率直に、不器用にさえみえる作品もあるが、この稚拙さが先生の詩のへんな魅力になっている。ユーモラスに感ぜられることもあるし、愛嬌にみえることもあって、この稚拙美が親しい感じをもたらすようである。小説や戯曲にもある童話性と言ってもよい。
子供の自由画、そんな印象を与えられる。しかしくりかえし読んでいると、技巧のすばらしさに気づく。おのずからのままにと言っても、決して書き放しているのではない。即興的にみえるが、事実即興的な詩もあるが、考えが煮つまっていて、言葉の使い方も繊細である。
――亀井勝一郎(文芸評論家)
武者小路実篤(1885-1976)
東京・麹町生れ。子爵家の末子。1910(明治43)年、志賀直哉らと「白樺」を創刊、「文壇の天窓」を開け放ったと称された。1918(大正7)年、宮崎県で「新しき村」のユートピア運動を実践、『幸福者』『友情』『人間万歳』等を著す。昭和初期には『井原西鶴』はじめ伝記を多作、欧米歴遊を機に美術論を執筆、自らも画を描きはじめる。戦後、一時公職追放となるが、『真理先生』で復帰後は、悠々たる脱俗の境地を貫いた。1951(昭和26)年、文化勲章受章。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1953/1/13
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101057125
- ISBN-13978-4101057125
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対象商品: 武者小路実篤詩集 (新潮文庫)
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友情 | 愛と死 | 武者小路実篤詩集 | 人生論・愛について | お目出たき人 | 真理先生 | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥407¥407 | ¥440¥440 | ¥539¥539 | ¥693¥693 | ¥572¥572 | ¥605¥605 |
【新潮文庫】武者小路実篤 作品 | あつい友情で結ばれていた脚本家野島と新進作家大宮は同じ女を愛してしまった──青春期の友情と恋愛の相剋を描く名作。 | 小説家村岡が洋行を終えて無事に帰国の途についたとき、許嫁夏子の急死の報が届いた。至純で崇高な愛の感情を謳う不朽の恋愛小説。 | 平明な言葉、素朴な響きのうちに深い人生の知恵がこめられ、”無心”へのあこがれを東洋風のおおらかな表現で謳い上げた代表詩 117 編。 | 人生を真正面から肯定し、平明簡潔な文章で人間の善意と美しさを表明しつづけてきた著者の代表的評論・随筆を精選して収録する。 | 口をきいたことすらない美少女への熱愛。その片恋の破局までを、豊かな「失恋能力」の持主、武者小路実篤が底ぬけの率直さで描く。 | 社会では成功しそうにもないが人生を肯定して無心に生きる、真理先生、馬鹿一、白雲、泰山などの自由精神に貫かれた生き方を描く。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1953/1/13)
- 発売日 : 1953/1/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 205ページ
- ISBN-10 : 4101057125
- ISBN-13 : 978-4101057125
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,873位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月16日に日本でレビュー済み
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弱くて去勢を張って、そして自分自身を許せる。これこそが人間だ。
2017年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やっぱり良いです。初めてであったのは中学1年生のとき。一つ一つの詩が「ストン」と、自分の心の奥底に響いたのを覚えています。
あれから40年。時を経て読み返しても、やっぱり心の深くに浸透して、素直に自分と向き合える作品でした。人間の内面を静かに語っているような、心の明暗や大切なことは何かを、やさしい言葉と短い文章の中で教えてくれます。
今回は、中学生の娘が読んで、何かを感じ取ってくれたらと思って改めて新規に購入しました。
あれから40年。時を経て読み返しても、やっぱり心の深くに浸透して、素直に自分と向き合える作品でした。人間の内面を静かに語っているような、心の明暗や大切なことは何かを、やさしい言葉と短い文章の中で教えてくれます。
今回は、中学生の娘が読んで、何かを感じ取ってくれたらと思って改めて新規に購入しました。
2010年11月30日に日本でレビュー済み
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『友情』で有名な日本の文豪・武者小路実篤の詩集です。実篤は職業的詩人ではないので、所謂詩の音律や構成に新しい工夫があるとか、技巧的上手さが際立っているというのではありませんが、読むものの心を叩くひたむきさ、誠意と感謝に満ちた素晴らしい詩集です。
前半は文学者としてなかなか芽が出ないまま年齢を重ねていく焦りや自信の喪失、しかし今にきっと自分もという気概との葛藤が歌われたり、詩人ダンテやホイットマン、画家ゴッホへの思いを表現した詩が歌われたりします。
後半は「新しい村」運動が軌道に乗り実篤も自信がついてきて、詩も明るく闊達な雰囲気になり、生きる歓喜や力強い使命感の表明、貧しさや不遇に苦しむ人たちへの愛情、また友人や家族、生への感謝が歌われます。
この詩集を読んで、実篤の小説『真理先生』の登場人物・真理先生や馬鹿一たちは、実篤自身の体験から生まれた彼の分身であったのだなとしみじみ分かりました。こういう自叙伝要素の濃厚な作風も、実篤が師と仰いだトルストイに似ていますね。
人生の最後を「感謝」で飾ることができた実篤は、足ることを知り、己の能う限りの力で己自身を生き抜いた素晴らしい賢人であり、苦しみと不幸の多いこの人間の世において死のその時まで愛を蒔き続けた、偉大な勝利者であったのだと思います。
前半は文学者としてなかなか芽が出ないまま年齢を重ねていく焦りや自信の喪失、しかし今にきっと自分もという気概との葛藤が歌われたり、詩人ダンテやホイットマン、画家ゴッホへの思いを表現した詩が歌われたりします。
後半は「新しい村」運動が軌道に乗り実篤も自信がついてきて、詩も明るく闊達な雰囲気になり、生きる歓喜や力強い使命感の表明、貧しさや不遇に苦しむ人たちへの愛情、また友人や家族、生への感謝が歌われます。
この詩集を読んで、実篤の小説『真理先生』の登場人物・真理先生や馬鹿一たちは、実篤自身の体験から生まれた彼の分身であったのだなとしみじみ分かりました。こういう自叙伝要素の濃厚な作風も、実篤が師と仰いだトルストイに似ていますね。
人生の最後を「感謝」で飾ることができた実篤は、足ることを知り、己の能う限りの力で己自身を生き抜いた素晴らしい賢人であり、苦しみと不幸の多いこの人間の世において死のその時まで愛を蒔き続けた、偉大な勝利者であったのだと思います。
2003年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何気に手にとった本なのですがひとつひとつの詩に
こめられたメッセージがこころに深く深く浸透して
くるような作品です。他の詩集と異なり人間の内面
をそのまま告白しているようで、「人間失格」の自
虐的告白になんとなく似ているようなところもあります。
それだけにとどまらず
馬鹿と思われないように謙遜する
ふりをしながら心から他人を冷笑している者よ
はやくみずからを冷笑せよ・・・
のような叱咤激励ともとれる作品も多く書かれています。
実篤が普段自分達が人に聞いたり話したりしないような内面を
ことごとく代弁してくれるようでした。偉人と語りあっている
ような気さえします。読みやすい本なのでちょっとした時間
にでも万人に読んでもらいたい作品です。先人の人徳に触れられる
ようなすばらしい詩集ですよ!
こめられたメッセージがこころに深く深く浸透して
くるような作品です。他の詩集と異なり人間の内面
をそのまま告白しているようで、「人間失格」の自
虐的告白になんとなく似ているようなところもあります。
それだけにとどまらず
馬鹿と思われないように謙遜する
ふりをしながら心から他人を冷笑している者よ
はやくみずからを冷笑せよ・・・
のような叱咤激励ともとれる作品も多く書かれています。
実篤が普段自分達が人に聞いたり話したりしないような内面を
ことごとく代弁してくれるようでした。偉人と語りあっている
ような気さえします。読みやすい本なのでちょっとした時間
にでも万人に読んでもらいたい作品です。先人の人徳に触れられる
ようなすばらしい詩集ですよ!
2017年6月27日に日本でレビュー済み
中学生の頃に繰り返し読みました。
長い詩は苦手だし、いかにも「詩」という体裁を取らないことで、すっと入りました。
50歳近くになって読み返すと、そこには人間としての大切なメッセージがあり、13歳の頃に出会った自分は幸せだったのだと思いました。
どうしても届かなかった枝に
ふと
手を伸ばしてみると
楽に届くやうになってゐた
この詩は中学生の私にとって希望であり、その後も希望であり続けました。
謙虚な前向きさに感動します。
長い詩は苦手だし、いかにも「詩」という体裁を取らないことで、すっと入りました。
50歳近くになって読み返すと、そこには人間としての大切なメッセージがあり、13歳の頃に出会った自分は幸せだったのだと思いました。
どうしても届かなかった枝に
ふと
手を伸ばしてみると
楽に届くやうになってゐた
この詩は中学生の私にとって希望であり、その後も希望であり続けました。
謙虚な前向きさに感動します。
2013年5月28日に日本でレビュー済み
アメニモマケズの賢治の愚直さも好きだが、実篤の愚直さはもっと好きだ。
正直いってあまり彼の作品を読んだりしたことが無かったが、この本をよんで本当に感動した。
愚直と書いてしまったが、素直でシンプル、どんなに苦しくてもどうにか自分をポジティブに持っていこうとする姿勢。
いま、どうにもならないほど落ち込んでいる人にぜひ読んでほしい。
この本はそういった人を救ってくれる力がある。
正直いってあまり彼の作品を読んだりしたことが無かったが、この本をよんで本当に感動した。
愚直と書いてしまったが、素直でシンプル、どんなに苦しくてもどうにか自分をポジティブに持っていこうとする姿勢。
いま、どうにもならないほど落ち込んでいる人にぜひ読んでほしい。
この本はそういった人を救ってくれる力がある。
2012年12月6日に日本でレビュー済み
するりと胸に落ちてくる。
読みやすくて、同じ場所に立って情景を見ることができる、そんな詩集である。
武者小路実篤の90歳までの作品が集められているのですが、常に想いや信条といったものが一定で一貫しています。
真面目で…純粋で、文学者、画家としての彼の生き様が美しいと思ってしまいます。
美しいけど、儚くはない。
寧ろ、骨太で、力強さすら感じてしまう詩がたくさん並べられています。
武者小路実篤の確固たる信念が、ただ真っ直ぐ胸に響いてくる。
そんな言葉がたくさんあるのです。
読みやすくて、同じ場所に立って情景を見ることができる、そんな詩集である。
武者小路実篤の90歳までの作品が集められているのですが、常に想いや信条といったものが一定で一貫しています。
真面目で…純粋で、文学者、画家としての彼の生き様が美しいと思ってしまいます。
美しいけど、儚くはない。
寧ろ、骨太で、力強さすら感じてしまう詩がたくさん並べられています。
武者小路実篤の確固たる信念が、ただ真っ直ぐ胸に響いてくる。
そんな言葉がたくさんあるのです。