プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥605¥605 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥22¥22 税込
配送料 ¥257 6月12日-13日にお届け
発送元: 古本買取本舗 ※通常24時間以内出荷。 販売者: 古本買取本舗 ※通常24時間以内出荷。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) 文庫 – 2003/6/28
購入オプションとあわせ買い
五年生の夏休みの第一日目、私はユウカイ(=キッドナップ)された。犯人は二か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなおとうさんに連れ出されて、私の夏休みは一体どうなっちゃうの? 海水浴に肝試し、キャンプに自転車泥棒。ちょっとクールな女の子ハルと、ろくでもない父親の、ひと夏のユウカイ旅行。私たちのための夏休み小説。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/6/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101058210
- ISBN-13978-4101058214
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
キッドナップ・ツアー | おやすみ、こわい夢を見ないように | しあわせのねだん | 12星座の恋物語 | くまちゃん | よなかの散歩 | |
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
145
|
5つ星のうち3.7
28
|
5つ星のうち4.1
178
|
5つ星のうち3.7
27
|
5つ星のうち4.2
158
|
5つ星のうち4.4
59
|
価格 | ¥605¥605 | ¥1¥1 | ¥649¥649 | ¥649¥649 | ¥737¥737 | ¥539¥539 |
【新潮文庫】角田光代 作品 | 私はおとうさんにユウカイ(=キッドナップ)された!だらしなくて情けない父親とクールな女の子ハルの、ひと夏のユウカイ旅行。 | もう、あいつは、いなくなれ……。いじめ、不倫、逆恨み。理不尽な仕打ちに心を壊された人々。残酷な「いま」を刻んだ7つのドラマ。 | 私たちはお金を使うとき、べつのものも確実に手に入れている。家計簿名人のカクタさんがサイフの中身を大公開してお金の謎に迫る。 | 夢のコラボがついに実現!12の星座の真実に迫る上質のラブストーリー&ホロスコープガイド。星占いを愛する全ての人に贈ります。 | この人は私の人生を変えてくれる?ふる/ふられるでつながった男女の輪に、恋の理想と現実を描く共感度満点の「ふられ小説」。 | 役に立つ話はないです。だって役に立つことなんて何の役にも立たないもの。共感保証付、小説家カクタさんの生活味わいエッセイ! |
今日もごちそうさまでした | まひるの散歩 | 私のなかの彼女 | 笹の舟で海をわたる | 平凡 | 真昼の花 | |
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
93
|
5つ星のうち4.5
42
|
5つ星のうち4.0
140
|
5つ星のうち4.0
1,199
|
5つ星のうち3.8
44
|
5つ星のうち3.5
10
|
価格 | ¥572¥572 | ¥572¥572 | ¥693¥693 | ¥825¥825 | ¥649¥649 | ¥484¥484 |
苦手だった野菜が、きのこが、青魚が……こんなに美味しい!読むほどに、次のごはんが待ち遠しくなる絶品食べものエッセイ。 | つくって、食べて、考える。『よなかの散歩』に続き、小説家カクタさんがごはんがめぐる毎日のうれしさ綴る食の味わいエッセイ。 | 書くことに祖母は何を求めたんだろう。母の呪詛。恋人の抑圧。仕事の壁。全てに抗いもがきながら、自分の道を探す新しい私の物語。 | 不思議な再会をした昔の疎開仲間は、義妹となり時代の寵児となった。その眩さに平凡な主婦の心は揺れる。戦後日本を捉えた感動作。 | 結婚、仕事、不意の事故。あのとき違う道を選んでいたら……。人生の「もし」を夢想する人々を愛情込めてみつめる六つの物語。 | 私はまだ帰らない、帰りたくない──。アジアを漂流するバックパッカーの癒しえぬ孤独を描いた表題作ほか「地上八階の海」を収録。 |
予定日はジミー・ペイジ | 【単行本】林芙美子 女のひとり旅 | 私的読食録 | もう一杯、飲む? | 月夜の散歩 | |
---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
71
|
5つ星のうち4.4
6
|
5つ星のうち4.0
18
|
5つ星のうち3.6
22
|
5つ星のうち4.4
17
|
価格 | ¥693¥693 | ¥1,540¥1,540 | — | ¥605¥605 | ¥693¥693 |
妊娠したのに、うれしくない。私って、母性欠落?運命の日はジミー・ペイジの誕生日。だめ妊婦かもしれない〈私〉のマタニティ小説。 | あゝやっぱり淋しい一人旅だ——尾道、屋久島、門司、パリほか、芙美子が人生の節目で旅し、愛した場所を、心はずむ彼女の紀行文を読みながらたどる。 | 小説、エッセイ、日記……作品に登場する様々な「食」を、二人の作家は食べ、味わい、読み尽くす。全ての本好きに贈る極上の散文集。 | そこに「酒」があった――もう会えない誰かと、あの日あの場所で。九人の作家が小説・エッセイに紡いだ「お酒のある風景」に乾杯! | 炭水化物への渇望、深夜料理の幸福、若者ファッションとの決別――。“ふつうの生活”がいとおしくなる、日常大満喫エッセイ! |
もう一杯だけ飲んで帰ろう。 | 【単行本】方舟を燃やす | |
---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
29
|
5つ星のうち4.1
70
|
価格 | ¥693¥693 | ¥1,980¥1,980 |
西荻窪で焼鳥、新宿で蕎麦、中野で鮨、立石ではしご酒――。好きな店で好きな人と、飲む酒はうまい。夫婦の「外飲み」エッセイ! | 恐怖の大王は来なかったけど、今日も戦争は続いている。昭和平成コロナ禍を通じ、この世界で何かを信じて生きる意味を問う傑作長篇。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/6/28)
- 発売日 : 2003/6/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4101058210
- ISBN-13 : 978-4101058214
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,682位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
これが書いていないので、多くの人にはわけのわからない話になってしまったのではないでしょうか?
「嫁が離婚に同意しないので、子供を誘拐した」という結構エゲつない話なのに、勘違いして感動しましたとか言っている読者を見て、作者は何を思っているのでしょうか?
この物語同様、きっと心に闇を抱えた人間なのでしょうね。
作者の経歴を読んで納得はしました。
れ、数々の賞を勝ち取ってきたことが証明しているところである。
本書は、著者の初期の作品で、新潮文庫としては一冊目の本である。
「夏休みの第一日目、私はユウカイされた」で始まるこの小説。
ユウカイといっても、ユウカイしたのは二か月前から家にいなく
なったお父さん。だから「誘拐」ではなくて「ユウカイ」なので
しょうか。
ごく乱暴に言ってしまえば、小学校五年生の主人公ハルと父親の
ひと夏のユウカイ旅行をえがいた作品である。
お父さんのユウカイの目的と娘を「解放する」条件は、ハルをユ
ウカイした後にお母さんにのみ電話で度々伝えられ、2人の間で
妥結しないのでハルはお父さんについていく(連れていかれる)
ことが続く。
ちょっと斜に構えて冷めたハルと、だらしなく段取りの悪い定職
も持たない父が最初は合うわけがない。しかし、海水浴をしたり、
山の上にあるお寺まで歩いて行ったり、幽霊が出るという噂のお墓
で肝試ししたり、野宿に近いキャンプをしたりしていく中で、次第
にハルの気持ちは変化していく。そんな自分自身にハルも気づいて
いく。
このお話はハルの視点で語られていくため、結局最後までユウカイ
の目的はわからない。それもレビューの評価の分かれ目の一つにな
っているようにも感じる。しかしその分、子どもらしい平易な言葉
で、親の視点から語られる親子の愛や絆を説教くさく語っているわ
けではなく、瑞々しさを感じる作品である。
文庫版にある重松清氏による解説も素晴らしい。
父親と2人で、いろんな所へ行き、いろんな人と出合った。私の知らない別の顔を知り、もっと好きになった。
しょうもない父親だが、母親が出会った頃、ぴかりと光って見えたんだろう。大好きだ。
わたしは、父親と壁を感じていたし、別の顔(友人・兄弟のまえで笑ってる顔)を知らないまま、父親を亡くした。
ふだん父親と壁を感じてる人に、ぜひ読んで欲しい。
年月を経っても覚えているほどにこの本がお気に入りです。
忘れている描写や出来事もあり、懐かしさと新鮮さをまた味わいながら読みました。
あくまで主人公視点で続くお話。
大人の詳しい事情なんて雰囲気や予測でしかわかりません。
でもそれが同じ小学生だった私に親近感を抱かせ、忘れられなくなったのかもしれません。
父親の細かく後先を考えないところやしょうもなさは現実味がありすぎるwと苦笑してしまいます。
実際の大人にもいるよなぁって感じです。
最終的に父親の誘拐の動機などがはっきりわからない煮え切らないところがまた私のお気に入りです。
ある一種現実味しかないちょっといつもと違う日常のお話。
私は大好きです。
見ました。あまり面白かったので、
この本を購入し読んだら
すぐ映像がよみがえり大変気に入りました。
読みやすい文体で良かったです。
感情の起伏が激しく、早熟・生意気で手に負えない娘は、
父を散々てこずらせる。
最初は不満いっぱいの娘だが、逃避行が長くなるにつれて
順応し始め、逆に帰るのを恐れるようになっていく・・・。
現代社会の有り余る物資が子供の本来持つ純粋さ・単純さを
失わせているんだという気がした。
storyは淡々と進むが、親は子供に与えなければいけないものは
何かというのを考えさせられる。
好感をもち、「おやすみ、こわい夢をみないように」で
ちょっとがっかりしていたので恐れながらの3冊目が
すんなり染み込んできたからである。
「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。」
という一文から始まるこの小説。
お父さんに対して、イライラするし見ていてもどかしいし、
自分の気持ちと裏腹のことをいってみたりするハルと
ハルがなんで不機嫌なのか、なんでイライラしてるのか
わからなくてまたおろおろしてしまう不器用な父親。
どっちの気持ちも「あー、わかる」とうなってしまう。
いい旦那であることと、いい父親であることは、
また別のことなんだろうなあと思う。
ハルにとっては間違いなくいい父親に昇格しただろうが、
これが夫だとしたらちょっとやっぱりめんどくさい。
だけど願わくば、子どもに好かれる父親が増えてほしいなあと思う。
子どもが親を殺したりする、こんな時代だから特に。
最初のうちのぎこちないハルから、
ハルが5年生だと知ったときは少し驚いたが、
次第にきつくなる口調から、そんな一面もあるのか!と思った。
ハルも、この旅を通して大きく成長したんだろうな。
もう一度、子どもの頃の夏休みを体験したくなる1冊。