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浮雲 (新潮文庫) 文庫 – 1953/4/7
林 芙美子
(著)
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外地から引き揚げてきたゆき子は、食べるためには街の女になるしかなかった。
恋に破れ、ボロ布の如く捨てられ死んだ女の哀しみ……。
第二次大戦下、義弟との不倫な関係を逃れ仏印に渡ったゆき子は、農林研究所員富岡と出会う。一見冷酷な富岡は女を引きつける男だった。本国の戦況をよそに豊かな南国で共有した時間は、二人にとって生涯忘れえぬ蜜の味であった。そして終戦。焦土と化した東京の非情な現実に弄ばれ、ボロ布のように疲れ果てた男と女は、ついに雨の屋久島に行き着く。放浪の作家林芙美子の代表作。
本書「解説」より
「神は近くにありながら、その神を手さぐりでいる。私自身の生きのもどかしさを、この作品に描きたかったのだ。」「誰の眼にも見逃されている、空間を流れている、人間の運命を書きたかったのだ。」この作品について作者のかたっている、こういうはげしい、なにかぶっつけるような言葉からも、それは私の胸にひびいてくるのだ。(略)この作品には、なにか「説明の出来ない」女のかなしみというようなものが、しみわたっているように思う。『浮雲』とは、この作品の題名として、なにかあじわいぶかい。
――古谷綱武(評論家)
林芙美子(1903-1951)
福岡県門司区生れ。1918(大正7)年尾道高女に入学。1922年卒業すると愛人を追って上京。翌年婚約を破棄され、日記をつけることで傷心を慰めたが、これが『放浪記』の原形となった。手塚緑敏という画学生と結ばれてから生活が安定し、1928(昭和3)年「女人芸術」に「放浪記」の副題を付けた「秋が来たんだ」の連載を開始。1930年『放浪記』が出版されベストセラーとなる。他に「風琴と魚の町」「清貧の書」「牡蠣」『稲妻』『浮雲』等があり、常に女流作家の第一線で活躍しつづけた。
恋に破れ、ボロ布の如く捨てられ死んだ女の哀しみ……。
第二次大戦下、義弟との不倫な関係を逃れ仏印に渡ったゆき子は、農林研究所員富岡と出会う。一見冷酷な富岡は女を引きつける男だった。本国の戦況をよそに豊かな南国で共有した時間は、二人にとって生涯忘れえぬ蜜の味であった。そして終戦。焦土と化した東京の非情な現実に弄ばれ、ボロ布のように疲れ果てた男と女は、ついに雨の屋久島に行き着く。放浪の作家林芙美子の代表作。
本書「解説」より
「神は近くにありながら、その神を手さぐりでいる。私自身の生きのもどかしさを、この作品に描きたかったのだ。」「誰の眼にも見逃されている、空間を流れている、人間の運命を書きたかったのだ。」この作品について作者のかたっている、こういうはげしい、なにかぶっつけるような言葉からも、それは私の胸にひびいてくるのだ。(略)この作品には、なにか「説明の出来ない」女のかなしみというようなものが、しみわたっているように思う。『浮雲』とは、この作品の題名として、なにかあじわいぶかい。
――古谷綱武(評論家)
林芙美子(1903-1951)
福岡県門司区生れ。1918(大正7)年尾道高女に入学。1922年卒業すると愛人を追って上京。翌年婚約を破棄され、日記をつけることで傷心を慰めたが、これが『放浪記』の原形となった。手塚緑敏という画学生と結ばれてから生活が安定し、1928(昭和3)年「女人芸術」に「放浪記」の副題を付けた「秋が来たんだ」の連載を開始。1930年『放浪記』が出版されベストセラーとなる。他に「風琴と魚の町」「清貧の書」「牡蠣」『稲妻』『浮雲』等があり、常に女流作家の第一線で活躍しつづけた。
- ISBN-104101061033
- ISBN-13978-4101061030
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日1953/4/7
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ480ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1953/4/7)
- 発売日 : 1953/4/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 480ページ
- ISBN-10 : 4101061033
- ISBN-13 : 978-4101061030
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 41,383位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月8日に日本でレビュー済み
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高校生の頃、読んで以来、読んでおいたほうが良いかも、ぐらいの気持ちだったのをじっくり読み直し、林芙美子の代表作を味わった感じ。良かった
2018年9月21日に日本でレビュー済み
終戦後の日本を舞台にした一組の男女の物語。
主人公「ゆき子」の生き方には、現代の安定した社会の常識的な立場からはいろいろ言えるのかもしれないけれども、そのことにどれほど意味があるのだろう。
このたくましさはもちろん作者自身の反映であろうし、男性作家がけっして描けない生々しさだと思う。
主人公「ゆき子」の生き方には、現代の安定した社会の常識的な立場からはいろいろ言えるのかもしれないけれども、そのことにどれほど意味があるのだろう。
このたくましさはもちろん作者自身の反映であろうし、男性作家がけっして描けない生々しさだと思う。
2023年7月4日に日本でレビュー済み
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This must be Hayashi Fumiko's masterpiece. It details the life of a woman before and after the war and her travels in the Japanese colonies. She is both a colonist and a survivor of abuse.
2012年8月5日に日本でレビュー済み
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『浮雲』は映画(監督:成瀬巳喜男)も観たが、水木洋子の脚本がよい。男女の欲情の世界がやや抑えられた作品となっていた。
小説のゆき子は野性的な女とも言える。ゆき子の宿命的とも言える生き方、そして女の性(さが)と哀しみを感じとる。
富岡は女好き、女たらしのように、いろいろの女に惹かれ、女を弄ぶ。
この小説は読む分には面白いが、戦中、戦後の混乱した時代背景とはいえ、男と女の欲情の世界にやや理解しがたいものも感じる……特に富岡の振る舞いには。読ませる小説ではあるが、やや通俗に堕ちる。
小説のゆき子は野性的な女とも言える。ゆき子の宿命的とも言える生き方、そして女の性(さが)と哀しみを感じとる。
富岡は女好き、女たらしのように、いろいろの女に惹かれ、女を弄ぶ。
この小説は読む分には面白いが、戦中、戦後の混乱した時代背景とはいえ、男と女の欲情の世界にやや理解しがたいものも感じる……特に富岡の振る舞いには。読ませる小説ではあるが、やや通俗に堕ちる。
2021年3月5日に日本でレビュー済み
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実は、林芙美子は、いままで読んだことがありませんでした。今回の「浮雲」は、ベトナムのダラットという地名が出てきていたこと、また林芙美子を1つでも読んでおかねばと読み始めました。過去の思い出にこだわり続ける主人公ゆき子、読み始めたら止まりませんでした。
2017年10月4日に日本でレビュー済み
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32歳の今、読んでよかった。早くても遅くてもあかんかったと思う。どこかの書評か作中引用で見つけて読んだはずやけど、どこからか思い出せないのが悔やまれる。
戦中の安南、戦後直後の東京の生活描写に引き込まれるが、それ以上に女性の今を生きる強さに圧倒され、救いのない愛にすがる姿に涙できる。
男の描く身勝手な妄想でなく、女性が描く女性である点も男性には学ぶ点も多い。
「女って、お金をかけてくれる人がなくちゃ、綺麗にはならないもんなのね」
戦中の安南、戦後直後の東京の生活描写に引き込まれるが、それ以上に女性の今を生きる強さに圧倒され、救いのない愛にすがる姿に涙できる。
男の描く身勝手な妄想でなく、女性が描く女性である点も男性には学ぶ点も多い。
「女って、お金をかけてくれる人がなくちゃ、綺麗にはならないもんなのね」
2016年10月11日に日本でレビュー済み
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10月9日つくということでしたが、10月11日に着きました。待ちくたびれてキャンセルしようと思いました。10月3日に注文した商品です。Amazon買ってこんなに時間がかかったのは、初めてです。
2013年7月26日に日本でレビュー済み
「放浪記」を読んで、林芙美子の文章に魅せられ「浮雲」を手に取った。
恋愛小説という触れ込みに最初少なからず抵抗があったが、読み始めると一気に引き込まれてしまった。
時代が第二次大戦頃なので、私の年代ではその背景が想像の域を出ない。
現代で言えば、海外に赴任した背の高い女性を引きつけるような官僚とそこに派遣された男性に注目されない事務員との出会いといったところだろうか?
仏印に赴任した幸田ゆき子は、富岡謙吾を一目みて気になる存在となり、二人の関係が始まる。
物語は、大戦中に過ごした仏印での思い出を織り交ぜながら、引き上げ後の東京を中心にし展開し鹿児島で終わる。
人は、二つと同じものはなく、それぞれの価値観基づいて自己の欲望に従って生きている。
しかし、そこに愛があると相手を思いやって自己の欲望に沿わないことをしてしまう。私感。
ゆき子は富岡を愛していたのか?富岡はゆき子を愛していたのか?
私の感想は、NOである。
二人は、深い孤独感を持ちつつ自己の欲望に従って生きるために生きている。
同じ種類の人間であると無意識に嗅ぎ分け、それぞれの孤独感を埋めるため、平行線でありながら時々接点を持つといった離れられない関係なのではないか?
ゆき子、富岡は屋久島に何を求めたのか?
港で見送ってくれた医師、最後に官舎に集まった見ず知らずの人々。こういった無償の思いやりのある人達に出会いながらも富岡の孤独感は変わらない。
最後に、ゆき子は生きたいと願い、富岡は浮雲のような己の姿を考えている。
全編に渡る二人の言葉に時々立ち止まり読み返した。そこには埋めきれない深い孤独感を感じる。
林芙美子の若年の体験が昇華された後の晩年の作品を読みたい。
早世して読むことができないことが残念である。
恋愛小説という触れ込みに最初少なからず抵抗があったが、読み始めると一気に引き込まれてしまった。
時代が第二次大戦頃なので、私の年代ではその背景が想像の域を出ない。
現代で言えば、海外に赴任した背の高い女性を引きつけるような官僚とそこに派遣された男性に注目されない事務員との出会いといったところだろうか?
仏印に赴任した幸田ゆき子は、富岡謙吾を一目みて気になる存在となり、二人の関係が始まる。
物語は、大戦中に過ごした仏印での思い出を織り交ぜながら、引き上げ後の東京を中心にし展開し鹿児島で終わる。
人は、二つと同じものはなく、それぞれの価値観基づいて自己の欲望に従って生きている。
しかし、そこに愛があると相手を思いやって自己の欲望に沿わないことをしてしまう。私感。
ゆき子は富岡を愛していたのか?富岡はゆき子を愛していたのか?
私の感想は、NOである。
二人は、深い孤独感を持ちつつ自己の欲望に従って生きるために生きている。
同じ種類の人間であると無意識に嗅ぎ分け、それぞれの孤独感を埋めるため、平行線でありながら時々接点を持つといった離れられない関係なのではないか?
ゆき子、富岡は屋久島に何を求めたのか?
港で見送ってくれた医師、最後に官舎に集まった見ず知らずの人々。こういった無償の思いやりのある人達に出会いながらも富岡の孤独感は変わらない。
最後に、ゆき子は生きたいと願い、富岡は浮雲のような己の姿を考えている。
全編に渡る二人の言葉に時々立ち止まり読み返した。そこには埋めきれない深い孤独感を感じる。
林芙美子の若年の体験が昇華された後の晩年の作品を読みたい。
早世して読むことができないことが残念である。