小説を読むと、ひっくり返るやら呆れるやら。←驚き通り越してるので。
あまり本を読まない私だけれど、今、実在してる作家の方たちは、
こんなお話をいくつも、わんさかと創造してたりするんですか?
(誰か教えて・・・私が知らないだけなの? そうなの?( ̄□ ̄;))
ほんとに、どこまで読み込めるだろうか?と思う作品ばかりだけど、
森をみて木をみて枝をみて葉をみて・・・、
という読み方をしては、それこそ、もったいない気持ちが膨らむので、
素直に無理せず、作品そのもののかたまりを読ませてもらってます。
あぁ、でも、細かいところも読んでいきたーい!(笑)
作家・いしいしんじさんの日々の暮らしぶりを、
この本を通して、こうして読めるなんて、嬉しくてならない。
子供たちのハッとする発言や、仏像を観ての感想や、ほら貝の話など。
作家の放つ正気さと狂気さの綱渡り的な静かな興奮が感じられて、
おもしろコワー。もう、読みながらワーワー言うてしまいます。
「プラネタリウムのふたご」などの創作過程も読めて、
こんな風にして、あの作品は出来上がり、私は読むことが出来たのかと思うと。
そりゃあ、あなた、驚き、もものき、さんしょのき!
鹿だか、トナカイだかの着ぐるみで、ぐったりしてる姿などは、
拍手もんです。
ほかの方も書かれてましたが、この作家と同時代に生きてるのか〜。
どきどきしますね。
もう、それが不思議だわ。
いろんなところに何かが隠されている、込められているように、
見えて、感じられてくるから、たまらないわ。ε〜( ̄、 ̄;)ゞフー
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いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫) 文庫 – 2006/7/28
いしい しんじ
(著)
住みなれた浅草に別れを告げ、三浦半島の港町・三崎へと発作的に引越したのが2001年。買物かごを提げて毎夕おつかいにでかけ、おいしい魚、おいしい野菜を丁寧簡単に料理して食べる日々が始まった。三崎の人たちとの親戚みたいなつきあいと、間近に海を望む暮らしから、じっくり練られたいくつもの作品が誕生した。ごはんの話と創作秘話が一体となった人気のネット連載ついに文庫化!
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/7/28
- ISBN-104101069247
- ISBN-13978-4101069241
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/7/28)
- 発売日 : 2006/7/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 334ページ
- ISBN-10 : 4101069247
- ISBN-13 : 978-4101069241
- Amazon 売れ筋ランキング: - 100,208位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 219位日本文学(日記・書簡)
- - 2,113位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年1月25日に日本でレビュー済み
「奇書」という呼び名がこれくらいふさわしい本は珍しいと思いました。この人、フツーじゃありません。日々のごはんをたんたんと(?)書き連ねるだけで、ここまで充実した文が書けるとは。二十一世紀初頭の生活記録として、300年後の歴史家は熟読するでしょう(そのころ「歴史家」がひとりでもいれば)。そしてすでにいろんなことが、そのころにはわからなくなっているでしょう(犬だのトナカイだのの「着ぐるみ」って何、とか)。ごはんを書けば当然、生活を書き、それは逃れようもなく「仕事と日々」の話になっていきます。そしてそれは、モンテーニュのエッセーがおもしろかったり「ピープス氏の日記」がおもしろかったりするのとおなじく、別にいしいさんの小説を読んだことがない人にもおもしろいもんです。「園子さん」の正体も謎ですが、毎日毎日(ときには一日に二度も)そこで買い続ける「まるいち魚店」が異常に魅力的に見えてきます。これをもって二十一世紀初頭人の消費生活を未来の人に論じられても困りますけれど。巻末、魚屋のご主人との特別対談も抱腹絶倒。夏に三崎になんとなく遊びに行って、磯遊びをして、できればトコブシなど密漁して、足りない分はまるいちで買って、なんとなく焼いて缶ビールでも飲めたら、楽しいだろうなあ。いしいさん、ぜひ招待してくださいね、といってもそうはいかないか。このごはん日記、いまもインターネット上で続いているようですが、わざと読まないようにしてます。いつか紙媒体に載ったときの楽しみとして。この本は、醤油のはねや油じみをたくさんつけながら読みたいので!
2006年8月11日に日本でレビュー済み
ちょっと褒めすぎかもしれないが、
「いしいしんじ」と同時代を生きていることが嬉しくてたまらない。
もちろん、私は直接お会いしたこともないし、友人でも何でもないが、
「ああ、こういう作家が日本にもいてくれて、ありがたいなぁ」と思わずにはおれないのだ。
柔らかな作家である、風のように。
で、この「ごはん日記」。マオマオさんのHP上でリアルタイムに読んでいたけれど、
こうして一冊になると、いやはや、また違った味わいがあって、よろしい。
「食」というテーマはしっかりと押さえながら、
作家・いしいしんじの日常が濃くかいま見られる。文庫本として手のひらのなかで!
さらに、あいだに挟まれたカラーページが、二次元を三次元に誘ってくれる。
巻末の対談で、一気に四次元へ。旅は続く……。
版元の新潮社さん、早く第二弾、第三弾を作ってください。
そして、いしいさん。これからもたくさん書いてください。
「いしいしんじ」と同時代を生きていることが嬉しくてたまらない。
もちろん、私は直接お会いしたこともないし、友人でも何でもないが、
「ああ、こういう作家が日本にもいてくれて、ありがたいなぁ」と思わずにはおれないのだ。
柔らかな作家である、風のように。
で、この「ごはん日記」。マオマオさんのHP上でリアルタイムに読んでいたけれど、
こうして一冊になると、いやはや、また違った味わいがあって、よろしい。
「食」というテーマはしっかりと押さえながら、
作家・いしいしんじの日常が濃くかいま見られる。文庫本として手のひらのなかで!
さらに、あいだに挟まれたカラーページが、二次元を三次元に誘ってくれる。
巻末の対談で、一気に四次元へ。旅は続く……。
版元の新潮社さん、早く第二弾、第三弾を作ってください。
そして、いしいさん。これからもたくさん書いてください。
2007年3月18日に日本でレビュー済み
おもしろかったですよ〜。園子さんを羨ましく思います。
「プラネタリウムのふたご」を書き上げるためにいろいろ取材に出かけたんだなぁと感心してみたりだとか、仕事の依頼に愚痴っていたりするいしいさんの日記を読んで幸せだなぁと思えました。
ちゃんとごはん日記になっていて読んでて楽しかったです。変な本だよな。この日記が読めてよかったです。続編まってます。
「プラネタリウムのふたご」を書き上げるためにいろいろ取材に出かけたんだなぁと感心してみたりだとか、仕事の依頼に愚痴っていたりするいしいさんの日記を読んで幸せだなぁと思えました。
ちゃんとごはん日記になっていて読んでて楽しかったです。変な本だよな。この日記が読めてよかったです。続編まってます。
2006年8月26日に日本でレビュー済み
いしいしんじの小説は読んだことがないけれど、食べ物の本が好きなので購入。
おいしいものを毎日きちんと食べ、飲み、いろんな人々と仲良く楽しく過ごす、ファンタジーのような日記がいくつも続く。すごく食べたくなる気持ちにさせる、三崎の魚の味の表現がよかった。
いしいさんて、素敵な人だと思うけど、どうして三崎の人と、こうまでも親しくできるのかが不思議。すごい能力だと思います。
おいしいものを毎日きちんと食べ、飲み、いろんな人々と仲良く楽しく過ごす、ファンタジーのような日記がいくつも続く。すごく食べたくなる気持ちにさせる、三崎の魚の味の表現がよかった。
いしいさんて、素敵な人だと思うけど、どうして三崎の人と、こうまでも親しくできるのかが不思議。すごい能力だと思います。