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青梅雨 (新潮文庫) 文庫 – 1969/5/19

4.3 5つ星のうち4.3 39個の評価

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一家心中を決意した家族の間に通い合うやさしさを描いた表題作など、人生の断面を彫琢を極めた文章で鮮やかに捉えた珠玉の13編。

事業に失敗した一家が、服毒心中を決意するが、冷たい雨のそぼ降る決行の宵、それぞれの心に悲壮な覚悟をひそめながらも、やさしくかばい合う、その心情を描いた『青梅雨』。肉親の絆のはかなさ、もろさというものを巧みに暗示した『冬の日』。他に『枯芝』『一個』など繊細な感覚で、鋭利に切り取られた人生の断面を彫琢を極めた文章で鮮やかに捉えた永井文学の精髄を収める。

【目次】

そばやまで
枯芝
名刺
電報
私の眼
快晴

蜜柑
一個
しりとりあそび
冬の日
青梅雨

解説:河盛好蔵

永井龍男(1904-1990)
東京生れ。高等小学校卒業後、16歳で書いた「活版屋の話」が菊池寛に注目される。1924(大正13)年、小林秀雄らと「山繭」を創刊。文藝春秋社に入り、1932(昭和7)年「オール読物」の編集長となる。戦後、公職追放を受けたのを機に文筆生活に入る。短編小説を本領とし、短編集『一個その他』(1965年刊)により野間文芸賞、芸術院賞を受賞。1969年に芸術院会員となり、1973年、『コチャバンバ行き』で読売文学賞、1975年、『秋』で川端康成賞を受賞。1981年に文化勲章受章。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1969/5/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1969/5/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101075018
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101075013
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 39個の評価

著者について

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永井 竜男
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月12日に日本でレビュー済み
古い作品ですよね。
読み難かったり、時代遅れだったりしないかと心配しながら読み始めました。

面白かったです。
ユニークな視点と余韻を残すエンディング。

新鮮でした。
2023年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ショートショートな短編集。

盛り上がったところで、プツンと唐突に終わるという、ややストレスが溜まるものの、文章が巧いゆえ読みやすい。作品間に繋がりがあるようなないような…。著者周辺の出来事をヒントに、視点を変えてというのが正解だろうか。

ちょっと酷い展開は好み。

・五人の子がいながら酒に溺れ自堕落な男に愛想を尽かした妻「狐」、
・引き揚げ者の家族と同居するはめになった夫婦が耳にした醜聞「そばやまで」、
・妻を捨て若い女と一緒になった男に一物を抱く御用聞き「枯芝」、
・危ない金策を勧誘した知人の死の顛末「名刺」、
・列車の食堂で見かけた昔の女が伝えたのは「電報」、
・通夜の夜のイカれた男「私の眼」、
・「私の眼」の続き、火葬場での噂話し「快晴」、
・碁石に悪戯をする教授のこと「灯」、
・別れを切り出したい男と拒む女の車中の出来事「蜜柑」、
・電車内でのひと時を経て「一個」、
・主婦たちの噂「しりとりあそび」、
・子を残して死んだ娘の夫の再婚話し「冬の日」、
・借金苦の高齢夫婦ら家族の自殺の顛末「青梅雨」。

タイトル作が一番インパクトが強い。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たぶん、その時代を生きていないとその本当の雰囲気はわからないのかもしれないと思う。戦後すぐから高度成長期ぐらいだろうか。ただ、時代を超えて人の人生を切り取る鋭さはこの著者ならではだと思う。どの短編からもその独特の切り口が見えてくる。誰にも迷惑をかけないように自死を選ぶ青梅雨。これが本当に正解だったのか、だれにもわからないだろう。第三者的な冷めた目線からは、もっと助けを求めればよかったのではないかと簡単に言うかもしれない。でもそんなことはよくわかっているはず。だからそれは答えではないのだと思う。ではどうしたらよいのか。どうしていたらよかったのか。答えはもちろん書かれていない。そして、無数の答えがあるのだろうと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容よりも文章の美しさが印象に残る作品集でした。小林秀雄さんが絶賛されるのも納得。書き写してみたい作品でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月4日に日本でレビュー済み
よくこんな風に考える。
ある短篇が大変な評価を確立していて、レヴュにもやたら似たような褒辞が並ぶとする。
短篇の名手、名文家の手になる珠玉の作品だと。

では仮にそんな『青梅雨』が、いま文学界新人賞なりに投稿されたらどうなるのか、と。
(当然、下読みの段階で「盗作だ」とはなるのだが、ここではあくまでも仮定)
一次予選は通過するだろう。が、とてもじゃないが、二次は無理であろう。そう思う。
万一、最終にまで残ったとしても、たとえば円城塔なんかなら「文学すぎる、いまの文芸誌を見てみろ。こういうのは最早どこにも載ってないよ」とでも評するだろう(確かにSFばっかりだ)。

そんな、「いま」の文学状況に引きよせるまでもなく、大江健三郎と古井由吉も、対談『文学の淵を渡る』のなかで『青梅雨』を論じて、大江「高い評価に留保を持っています」、古井「あまり得心がいきません」と高い世評に疑義を呈しているようだ。

ああそうだろうなあとも思う。大江はともかく、古井には全然物足らないだろうなあと。三面記事をヒントにしたような奇妙な取り合わせの心中事件、その決行の様子を虚構して見せた作品、自殺を前に絶望に沈むはずという読者の予想を裏切るような「穏やかな家族愛」とそれで覆いきれない人の情を描いた「名短篇」と解するならば、確かにそう思うだろう。「だから、なに」と (だからこそ『反時代的毒虫』の車谷長吉が小説を書くきっかけになった作品でもあるのだろうが)。

「名作、名作といったところで文学史を遡る、つまり、旧来の文学の価値や古い感性に立脚、擁護しなければ意義づけできないものなのか」という私の疑問にこたえ、それでもやはり『青梅雨』は読み継がれる価値ある短篇だと教えてくれたのは、荒川洋治だった。彼は『読んだような気持ち』という雑誌「海燕」での文芸時評をまとめた本の一章を、『青梅雨』の最後の最後の一節、ややもすれば、三面記事的な劣情を持ち込む役割程度しか果たしていないとみえる(あるいは「人間」の「真実」を「彫琢」し得た)以下の一節に注目して、(1990年12月号の)時評の骨格とする。

【検死に立ち会った ( 第一発見者で親戚の ) 梅本貞吉は、
「親類といっても、直接血のつながりはありません。私の父親が、十年ばかり前にこの家を世話しました。春枝という養女は、ここの小母が肺を患って、東京の病院へ入院した時の看護婦で、それが縁で養女にしたそうです。
睡眠薬は春枝が集めたものでしょうが、ここの主人と肉体的な関係があったかどうか、その辺のことは私は知りません」と、語っている。
肉体的関係云々の個所は、新聞記者側の質問に応じて云ったものであろう。
質問と応答を一連にして記事にするのは、このごろの新聞の悪い習慣である。】

荒川は、
「永井氏が亡くなったと聞いたぼくは、このくだりを思い浮かべた」
とまでいう。ここの「質問と応答を一連にして記事にする」が一体いかなる意味があるか。
荒川ほど突き詰めて考えた者がどれほどいるのだろうか、そう思わざるを得ないほどの筆が尽くされる。
ここではその詳細にはふれないが、虚構された心中の当事者の心性ではなく、その心性に向き合うことになる私たち読者と語り手の在り方、つまり、文学を介して生まれる具体的な生きることへの振る舞いを問題とする荒川の読みは、きわめて現代的(現在の文学状況を逆照射するという意味で)であり、また、「文学は実学だ」という荒川の言葉を裏切らないものだとおもえる。さらに、名作とは骨董品ではなく、つねに「いま」足りうる読みを成り立たせるものなのだと。

(追記。読み続けて『うねり』を発見。ぐうの音もでない。新人賞でなく特別賞がでるわ。「人間」の「存在」がもはや自明視されない「いま」にあって、「人間」を「描く」という旧来から文学に要請されていた課題のために仮構される古い物語におさまらない「運動=うねり」をスナップした傑作。『青電車』なんか目じゃない!)
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月14日に日本でレビュー済み
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とても良い状態の商品でした。値段の設定も良心的で、満足しました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年6月29日に日本でレビュー済み
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見上げれば星は天に満ちて―心に残る物語 日本文学秀作選 』(浅田次郎編)で『青梅雨』を読み、永井龍男という作家を知った。家族愛で優しく包みながらも人生の悲哀を静かに掴み出すようなこの作品が印象的で、もっと読み広げたく本書を購入した。

本書の中では、『青梅雨』は勿論のこと、『一個』と『冬の日』が良かった。定年を控えて気を病んだ男が自殺してしまう『一個』では、虚実が倒錯する様が見事。可笑しくも怖くもあるユニークな作品。

対して、禁忌を破った女主人が想いを断ち切って家を出て行く日を描く『冬の日』では、情念と邪な気持ちが精一杯の善意で覆い隠される様が伝わってくる。複雑な心情も直接表現されることはなく、情景描写と会話の行間だけで表される。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月27日に日本でレビュー済み
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 この二つは連作になっています。この連作にはおなじ主人公が登場します。
 この主人公の男が葬式に参加する・・・っていう、まぁそれだけの、なんてことない話です。
 でも問題なのはこの主人公、亡くなった故人と生前会ったこともなければ残された遺族ともなんのつながりもない、まったく無関係な男なんですよ。
 まったく知らない赤の他人の葬式に勝手に参列してるんです。
 そんで参列して、なにするかって言うと、「香典袋に靴べらを入れる」 
 ただ、それだけのことをして帰っていくんです。なんでそんなことするのかというと、単純に「頭おかしい」からです。読んでいくとわかりますが、この小説はその「頭おかしい奴」の一人称で進んでいきます。普通キチな人というのは外側にいて、我々を脅かしますが、この小説ではそのキチな人の脳内に入って、キチな人から見た世界っていうのを疑似体験できるような企みになっています。だから、こういう記述には納得させられます。
 「―――私というものが、彼らと異なって正気だということを覚られてはならない――。」
 そうですね。キチの人は、たしかに自分をキチ○イだと認識してる人はほとんどいないですね。こいつからしたらこっちが狂ってるんですから、もうどうしようもない事態です。
 しかし、この男の理屈は実は筋が通っています。作中でこういう言葉を男は投げかけます。
 ―――自分の思考力を疑ってみたことはありますか。なにかの機会にね。そういう時、人間というものは、何人かの人と自分とを比較してみて、安心するんです。あぁ、自分の頭は彼らと同じように正常だとね。比較の対象にした人間たちも、狂っているなどとは考えてもみない―――
 そう言われたら、どっちが正常で、どっちがキチかっていうのは、ただの多数派が決めているということがわかってきます。そういう意味でも怖い小説です。表題作の青梅雨もかなり怖いですが、こういう小説の怖さも味わい深いですな。
 
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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