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名将大谷刑部 (新潮文庫 な 20-16) 文庫 – 2004/9/1
南原 幹雄
(著)
- 本の長さ568ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/9/1
- ISBN-104101100268
- ISBN-13978-4101100265
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/9/1)
- 発売日 : 2004/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 568ページ
- ISBN-10 : 4101100268
- ISBN-13 : 978-4101100265
- Amazon 売れ筋ランキング: - 964,980位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月21日に日本でレビュー済み
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三成が秀吉に対し茶のもてなし方を助言したのは刑部であったことなど、新たな発見でありました。あまり注目されてなかった御仁であったが、むしろ三成よりも優れた才能と人徳があったことがわかりました。
2014年2月15日に日本でレビュー済み
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大谷吉継が好きで、彼にまつわる本を何冊か読んでいましたが、この作品ほど面白く読めたのはありません。我が家の保存版です。
2006年9月22日に日本でレビュー済み
この本は、わたしが大谷吉継に興味をもって1番はじめに読んだ吉継関連の本でした。
フィクションが多々織り交ぜられていますが、様々な人間関係やエピソードが書かれていてテンポよく読めますし、吉継という人物を魅力的に描き出している点はすばらしいと思います。吉継は資料が少なく、実際のところどんな人物なのかよくわかっていないのが現状なので、吉継が好きな方であれば、こういった本はうれしいと思います。しかし、完全なフィクションである妻との関係の描写があまりに露骨で、飛ばし飛ばし読むほどでした。わたしは高校生のときに読みましたが、これは中学生以下には読ませられないと思いました。本音を言うと、もっと、読んだ後さわやかな気持ちになりたかったです。吉継の小説でそういう描写を見ると思っていなかったので、ショックでした。
そのふたつの点を考えて、☆は3つにしました。
*追記
この小説でメインとなるのは、吉継とその家臣、妻の他には、石田三成、豊臣秀吉、徳川家康などですが、特に三成など一般的に好印象を持たれていない人物がとても魅力的に描かれています。「吉継の側から見ると、こんなにも周りが魅力的に見えるのか」と感じました。これは、この小説を読んでよかったと思った点のひとつなのですが、いつもと違った視点から見ると歴史がますますおもしろくなるのだな、と再認識させられました。
フィクションが多々織り交ぜられていますが、様々な人間関係やエピソードが書かれていてテンポよく読めますし、吉継という人物を魅力的に描き出している点はすばらしいと思います。吉継は資料が少なく、実際のところどんな人物なのかよくわかっていないのが現状なので、吉継が好きな方であれば、こういった本はうれしいと思います。しかし、完全なフィクションである妻との関係の描写があまりに露骨で、飛ばし飛ばし読むほどでした。わたしは高校生のときに読みましたが、これは中学生以下には読ませられないと思いました。本音を言うと、もっと、読んだ後さわやかな気持ちになりたかったです。吉継の小説でそういう描写を見ると思っていなかったので、ショックでした。
そのふたつの点を考えて、☆は3つにしました。
*追記
この小説でメインとなるのは、吉継とその家臣、妻の他には、石田三成、豊臣秀吉、徳川家康などですが、特に三成など一般的に好印象を持たれていない人物がとても魅力的に描かれています。「吉継の側から見ると、こんなにも周りが魅力的に見えるのか」と感じました。これは、この小説を読んでよかったと思った点のひとつなのですが、いつもと違った視点から見ると歴史がますますおもしろくなるのだな、と再認識させられました。
2008年12月13日に日本でレビュー済み
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本格的な吉継を読んだのは始めてである。
太閤崩御前後から登場が目立つ彼の生涯がつぶさに描かれている。
関ヶ原への西軍汲みの部分はあれだけ家康を買っておきながら最後の土壇場で三成に加勢する心境はただならむものがあったと思う。
真意はともかく茶会での挿話は吉継を語る上では定番ではあるが迫力に迫るものがある。
一般文学通算496作品目の感想。通算778冊目の作品。2008/12/13(in中国・山東省・青島)
太閤崩御前後から登場が目立つ彼の生涯がつぶさに描かれている。
関ヶ原への西軍汲みの部分はあれだけ家康を買っておきながら最後の土壇場で三成に加勢する心境はただならむものがあったと思う。
真意はともかく茶会での挿話は吉継を語る上では定番ではあるが迫力に迫るものがある。
一般文学通算496作品目の感想。通算778冊目の作品。2008/12/13(in中国・山東省・青島)
2017年5月5日に日本でレビュー済み
この本を読んで石田三成より大谷形部のほうが好きになりました。
途中で読むのをやめることができなくて最後まで読んでしまいました。
ぜひ、おすすめします。
途中で読むのをやめることができなくて最後まで読んでしまいました。
ぜひ、おすすめします。
2007年4月16日に日本でレビュー済み
大谷吉継と言えば、らい病で盲目となりながらも、関が原合戦で奮戦し、壮絶な死を遂げたということが有名ですが、私は著者が述べているようにあらゆる面で「名将」であったと考えます。
彼は洞察力、分析力に優れ、目の前の利益にとらわれず、冷静な判断を下しました。何よりも事が起きる前から、徳川家康を警戒するよう朋友の石田三成に常々言っており、政権乗っ取りの口実を与えないようにとも戒めています。また、小早川秀秋の裏切りを早くから予想しており、警戒するよう進言しています。
彼は秀吉政権下で奉行職で、合戦に出ても後方支援の任務が多かったようですが、もし盲目でなければ、関が原合戦で西軍の司令官(西軍に司令官はいなかったとも言われていますが。)として采配を振るって欲しかったと思います。
彼は洞察力、分析力に優れ、目の前の利益にとらわれず、冷静な判断を下しました。何よりも事が起きる前から、徳川家康を警戒するよう朋友の石田三成に常々言っており、政権乗っ取りの口実を与えないようにとも戒めています。また、小早川秀秋の裏切りを早くから予想しており、警戒するよう進言しています。
彼は秀吉政権下で奉行職で、合戦に出ても後方支援の任務が多かったようですが、もし盲目でなければ、関が原合戦で西軍の司令官(西軍に司令官はいなかったとも言われていますが。)として采配を振るって欲しかったと思います。
2002年11月2日に日本でレビュー済み
戦国時代も統一へと向かい始めた時代、秀吉政権の下、石田三成らとともにその中枢にいて安定をはかり、将来を嘱望されながらも当時は不治の病だったライにかかり職を退き、後に関ケ原の合戦では西軍に組し、徳川軍と戦い戦死をとげた大谷吉継の一代記です。
槍働きで名を挙げることを望み、それだけの力を持っていながらも官吏としての才能にもたけ、官僚として仕えて重宝がられ出世はするものの、心の底ではどこか満たされない思いを持ち続け、まだ働き盛りのうちに不治の病におかされる。やりきれない思い、満たされない思いの全てを天下分け目の合戦にぶつけて凄絶な戦死をとげる。武者ぶり・男ぶりもよく、物語としてはきれいにまとまってはいるものの、果たして実際にそこまで潔かったのか、悟りきっていたのかと疑問に感じてしまいます。武将として名を挙げられなかった引け目、不治の病にたいする苦悩などを掘り下げて書いていたら、男ぶりは落ちるかもしれませんが、もっと人間臭さが伝わってきたのではないでしょうか。あまりにきれいに書かれすぎているように感じました。
槍働きで名を挙げることを望み、それだけの力を持っていながらも官吏としての才能にもたけ、官僚として仕えて重宝がられ出世はするものの、心の底ではどこか満たされない思いを持ち続け、まだ働き盛りのうちに不治の病におかされる。やりきれない思い、満たされない思いの全てを天下分け目の合戦にぶつけて凄絶な戦死をとげる。武者ぶり・男ぶりもよく、物語としてはきれいにまとまってはいるものの、果たして実際にそこまで潔かったのか、悟りきっていたのかと疑問に感じてしまいます。武将として名を挙げられなかった引け目、不治の病にたいする苦悩などを掘り下げて書いていたら、男ぶりは落ちるかもしれませんが、もっと人間臭さが伝わってきたのではないでしょうか。あまりにきれいに書かれすぎているように感じました。
2023年2月8日に日本でレビュー済み
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大谷刑部の本、2冊購入しました。レビューのよかった、こちらから読み始めた。4日で、少しづつ読み進めた。奉行としてだけじゃなく、武将としても高く評価されてた。石田三成と違って、武闘派の武将からも好かれていた。
石田三成との仲は、子供のころから生涯変わらず続いた。お茶会で、膿がお茶に落ちたとき、不治の病が自分にうつるかもしれないのに、三成は飲んだ。できることじゃない。 千絵もまた、醜い皮膚病にうつるかもしれないのに、寝所に忍び込み抱き合い、口づけまでした。感動した。
石田三成との仲は、子供のころから生涯変わらず続いた。お茶会で、膿がお茶に落ちたとき、不治の病が自分にうつるかもしれないのに、三成は飲んだ。できることじゃない。 千絵もまた、醜い皮膚病にうつるかもしれないのに、寝所に忍び込み抱き合い、口づけまでした。感動した。