プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥924¥924 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥19¥19 税込
配送料 ¥240 6月13日-15日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
華麗なる一族(中) (新潮文庫) 文庫 – 1980/5/25
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ640ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1980/5/25
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101104131
- ISBN-13978-4101104133
よく一緒に購入されている商品
この著者の人気タイトル
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1980/5/25)
- 発売日 : 1980/5/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 640ページ
- ISBN-10 : 4101104131
- ISBN-13 : 978-4101104133
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 130,272位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1924(大正13)年、大阪市生れ。京都女子大学国文科卒。
毎日新聞大阪本社学芸部に勤務。当時、学芸部副部長であった井上靖のもとで記者としての訓練を受ける。勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957(昭和32)年に『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。
1963(昭和38)年より連載をはじめた『白い巨塔』は鋭い社会性で話題を呼んだ。『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』の戦争三部作の後、大作『沈まぬ太陽』を発表。1991(平成3)年、菊池寛賞受賞。2009(平成21)年には最新長編小説『運命の人』を刊行。同年10月より、「山崎豊子 自作を語る」シリーズ全三巻、『作家の使命 私の戦後』『大阪づくし 私の産声』『小説ほど面白いものはない』を刊行。
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
次は、下巻だ。
大介と鉄平の親子の嫉妬と争い。全く血が繋がらない訳ではないからこそ、骨肉の争いになってしまう。家族とは?血縁とは、互いの絶対的な安心感を生み出すモノでもあり、またその逆で切れない縁だからこその愛憎を生んでしまう。
親は子供だからと思い、子は親だからと思うからこそ、互いの存在をどう認めていくのか、そこに運命のイタズラではないかとも言える誰かの作為があるからこそ、憎しみがまた新たな憎しみを生んでしまう。
今のところ、鉄平の祖父が何故そのような行動に走ったのか?権力の誇示なのか、自身の欲望を追求した結果なのか、その点は凄く気になります。
と同時に、金融再編、銀行と日銀の関係。確か、私が小学生の頃だったかと思いますが、神戸と太陽が合併し、その後太陽神戸三井となり、さくら・・・と、当時はトマト銀行などと...金融再編がさかんに行われていた事を思い出します。
また、富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行の三行合併がみずほ銀行となった記憶も、10年前とはいえ記憶にまだ新しい。そんな事を回想しながら、読み進めていくと、当時は子供故に分からなかった事もしっくりと感じ得ます。
もちろん、小説の域は越えませんが、マンガで読む歴史のようにスイスイと読み進められる本だと思います。
新品同様のがすぐに届き感動しました。政界・金融界・産業界の内幕がのぞき見できて、庶民の幸せを再認識したことです。
文章はうまいし、構成も巧みで、ディテールも凝っている。
優れていることは確かだが、心ときめくような躍動感がない。
その原因の一つは、主人公が誰なのかはっきりしない上に、読者と主人公との同化を妨げる家庭内の事情だろう。
それぞれが屈折した家族像を持っているため、経済小説のようでありながら、ドロドロした主婦向けドラマの様相を呈している。
もう一つは、その家庭内の特殊事情や上流社会の生活を覗き見るという、昼ドラ風の趣向が不快である。
こんな話を延々と読んでいて何か意味があるのか、が最大の難関である。
くどい。
もっとも、この点は、TV版に限らずテレビドラマ好きにはかえって読みやすいかもしれない。
銀行家として堅い営利を見込めなければ簡単には財布のひもを緩めない堅実・冷酷な大介と、現状打開のために高炉建設に踏み切った熱血派の鉄平は親子といえども異人種である。豪壮なものが好きで大きな賭けのできた敬介の影を鉄平に観ることにより、敬介に対する複雑な感情(父に対する畏怖・疑念・敵視)がことあるごとに大介を捉える。鉄平の理想主義をあたたかく見守り支援を惜しまない大同銀行頭取の三雲と、三雲を快く思わない大同銀行専務の綿貫の確執が「大介の策」を生む。
銀行立入検査や、三十代のエリート官僚の処世術、市中銀行に対する日銀(=金融の法王庁)の存在感、など、昭和の話でありながら「単なる昔話」とは言い切れないような、どこか現代もそうなんじゃないかと思わせるリアルさはあいかわらず。預金者の大切なお金を使うのだから堅いところにしか融資しない、ひたすら国内序列という枠のなかで生き残りを必死に画策する「銀行というもの」に批判的な物語。