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或る「小倉日記」伝 傑作短編集1 (新潮文庫) 文庫 – 1965/6/30
松本 清張
(著)
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「松本清張傑作短編集」は、現代小説、歴史小説、推理小説各2巻の全6巻よりなる。
本書は現代小説の第1集。
身体が不自由で孤独な一青年が小倉在住時代の鴎外を追究する芥川賞受賞作『或る「小倉日記」伝』。旧石器時代の人骨を発見し、その研究に生涯をかけた中学教師が業績を横取りされる「石の骨」。功なり名とげた大学教授が悪女にひっかかって学界から顛落する「笛壺」。他に9編を収める。
目次
或る「小倉日記」伝
菊枕
火の記憶
断碑
笛壺
赤いくじ
父系の指
石の骨
青のある断層
喪失
弱味
箱根心中
解説 平野謙(文芸評論家)
【松本清張傑作短編集全6巻】
現代小説『或る「小倉日記」伝』『黒地の絵』
歴史小説『西郷札』『佐渡流人行』
推理小説『張込み』『駅路』
松本清張(1909-1992)
小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派"の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
本書は現代小説の第1集。
身体が不自由で孤独な一青年が小倉在住時代の鴎外を追究する芥川賞受賞作『或る「小倉日記」伝』。旧石器時代の人骨を発見し、その研究に生涯をかけた中学教師が業績を横取りされる「石の骨」。功なり名とげた大学教授が悪女にひっかかって学界から顛落する「笛壺」。他に9編を収める。
目次
或る「小倉日記」伝
菊枕
火の記憶
断碑
笛壺
赤いくじ
父系の指
石の骨
青のある断層
喪失
弱味
箱根心中
解説 平野謙(文芸評論家)
【松本清張傑作短編集全6巻】
現代小説『或る「小倉日記」伝』『黒地の絵』
歴史小説『西郷札』『佐渡流人行』
推理小説『張込み』『駅路』
松本清張(1909-1992)
小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派"の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
- ISBN-104101109028
- ISBN-13978-4101109022
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日1965/6/30
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ496ページ
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対象商品: 或る「小倉日記」伝 傑作短編集1 (新潮文庫)
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或る「小倉日記」伝 傑作短編集傑作短編集㈠ | 黒地の絵 傑作短編集㈡ | 西郷札 傑作短編集㈢ | 佐渡流人行 傑作短編集㈣ | 張込み 傑作短編集㈤ | 駅路 傑作短編集㈥ | |
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【新潮文庫】松本清張 作品 | 体が不自由で孤独な青年が小倉在住時代の鴎外を追究する姿を描いて、芥川賞に輝いた表題作など、名もない庶民を主人公にした 12 編。〈芥川賞受賞〉 | 朝鮮戦争のさなか、米軍黒人兵の集団脱走事件が起きた基地小倉を舞台に、妻を犯された男のすさまじい復讐を描く表題作など 9 編。 | 西南戦争の際に、薩軍が発行した軍票をもとに一攫千金を夢みる男の破滅を描く処女作の「西郷札」など、異色時代小説 12 編を収める。 | 逃れるすべのない絶海の孤島佐渡を描く「佐渡流人行」、下級役人の哀しい運命を辿る「甲府在番」など、歴史に材を取った力作 11 編。 | 平凡な主婦の秘められた過去を、殺人犯を張込み中の刑事の眼でとらえて、推理小説界に新風を吹きこんだ表題作など 8 編を収める。 | これまでの平凡な人生から解放されたい……。停年後を愛人と過ごすために失踪した男の悲しい結末を描く表題作など、 10 編の推理小説集。 |
半生の記 | 点と線 | 時間の習俗 | ゼロの視点 | 眼の壁 | 黒い画集 | |
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金も学問も希望もなく、印刷所の版下工としてインクにまみれていた若き日の姿を回想して綴る〈人間松本清張〉の魂の記録である。 | 一見ありふれた心中事件に隠された奸計!列車時刻表を駆使してリアリスティックな状況を設定し、推理小説界に新風を送った秀作。 | 相模湖畔で業界紙の社長が殺された!容疑者の強力なアリバイを『点と線』の名コンビ三原警部補と鳥飼刑事が解明する本格推理長編。 | 新婚一週間で失踪した夫の行方を求めて、北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子がまき込まれた連続殺人!『点と線』と並ぶ代表作品。 | 白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形サギ。責任を負った会計課長の自殺の背後にうごめく黒い組織を追う男を描く。 | 身の安全と出世を願う男の生活にさす暗い影。絶対に知られてはならない女関係。平凡な日常生活にひそむ深淵の恐ろしさを描く 7 編。 |
蒼い描点 | Dの複合 | 死の枝 | 喪失の儀礼 | 共犯者 | 渡された場面 | |
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女流作家阿沙子の秘密を握るフリーライターの変死──事件の真相はどこにあるのか?代作の謎をひめて、事件は意外な方向へ……。 | 雑誌連載「僻地に伝説をさぐる旅」の取材旅行にまつわる不可解な謎と奇怪な事件!古代史、民俗説話と現代の事件を結ぶ推理長編。 | 現代社会の裏面で複雑にもつれ、からみあう様々な犯罪──死神にとらえられ、破滅の淵に陥ちてゆく人間たちを描く連作推理小説。 | 東京の大学病院に勤める医局員・住田が殺害された。匿名で、医学界の不正を暴く記事を書いていた男だった。震撼の医療ミステリー。 | 銀行を襲い、その金をもとに事業に成功した内堀彦介は、真相露顕の恐怖から五年前に別れた共犯者を監視し始める……表題作等 10 編。 | 四国と九州の二つの殺人事件が、小さな同人雑誌に発表された小説の一場面によって結びついた時、予期せぬ真相が……。推理長編。 |
水の肌 | 憎悪の依頼 | 黒い福音 | 影の地帯 | 眼の気流 | なぜ「星図」が開いていたか 初期ミステリ傑作集 | |
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利用して捨てた女がかつての同僚と再婚していた──男の心に湧いた理不尽な怒りが平凡な日常を悲劇にかえる。表題作等 5編を収録。 | 金銭貸借のもつれから友人を殺した孤独な男の、秘められた動機を追及する表題作をはじめ、多彩な魅力溢れる 10 編を収録した短編集。 | 現実に起った、外人神父によるスチュワーデス殺人事件の顚末に、強い疑問と怒りをいだいた著者が、推理と解決を提示した問題作。 | 信濃路の湖に沈められた謎の木箱を追う田代の周囲で起る連続殺人! ふとしたことから悽惨な事件に巻き込まれた市民の恐怖を描く。 | 車の座席で戯れる男女に憎悪を燃やす若い運転手、愛人に裏切られた初老の男。二人の男の接点に生じた殺人事件を描く表題作等5編。 | 清張ミステリはここから始まった。メディアと犯罪を融合させた「顔」、心臓麻痺で急死した教員の謎を追う表題作など本格推理八編。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1965/6/30)
- 発売日 : 1965/6/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 496ページ
- ISBN-10 : 4101109028
- ISBN-13 : 978-4101109022
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,415位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
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はなしの流れの良さ、文体のこざっぱりした軽快さが、読んでいる者の想像力を引き出してくれる文章。やっぱり、素晴らしいと感動しきりでした。
2024年2月1日に日本でレビュー済み
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価格がお安く、敏速で丁寧な対応に感謝します。
2020年12月17日に日本でレビュー済み
松本清張の短編集です。
「或る「小倉日記」伝」「菊枕」「火の記憶」「断碑」「笛壺」「赤いくじ」「父系の指」「石の骨」「青のある断層」「喪失」「弱味」「箱根心中」がおさめられています。
「或る「小倉日記」伝」は、森鴎外の小倉時代を探る男の執念の話。「菊枕」は、「ぬい女」という俳人の執念の話。「断碑」は考古学の学徒が、ビッグにならんとするも挫折する話。「笛壺」は古代史の学徒が、身持ちを崩す話。「赤いくじ」は、終戦間際の朝鮮が舞台で、そこで一人の女をめぐって、軍医と参謀長が争う話。「父系の指」は、親戚のなかでの話。「石の骨」は、考古学の学徒の話。世間に認められない苦しさを描く。「青のある断層」は画壇の話で、荒削りの新人の下手な作品(しかしインスパイアされるもの)を、行き詰まった画家に示して、その画家が復活する機微。「喪失」は、OLの話。「弱味」は役場の人間が弱味を握られてしまう話。「箱根心中」は、横領して逃亡した人間が、心中を止める話。
ざっと読んでみると、下から上に這い上がるぜ、というギラギラした昭和高度成長感といいますか、なんか夢があるよなぁ、という話ばかりですね。
また、世間的には「フン」と言われるものに、執着して、執念深くねっちょり絡んでいるところが、「いいね、いいね」と思っちゃいました。
個人的には「青の断層」が、創作というものの不思議さというか、玄妙さをよく描いていると思いました。
まあ、この中では「小倉日記」が一番よいのでしょうけど、どれもそれなりに面白いです。さすが松本清張ですな。
「或る「小倉日記」伝」「菊枕」「火の記憶」「断碑」「笛壺」「赤いくじ」「父系の指」「石の骨」「青のある断層」「喪失」「弱味」「箱根心中」がおさめられています。
「或る「小倉日記」伝」は、森鴎外の小倉時代を探る男の執念の話。「菊枕」は、「ぬい女」という俳人の執念の話。「断碑」は考古学の学徒が、ビッグにならんとするも挫折する話。「笛壺」は古代史の学徒が、身持ちを崩す話。「赤いくじ」は、終戦間際の朝鮮が舞台で、そこで一人の女をめぐって、軍医と参謀長が争う話。「父系の指」は、親戚のなかでの話。「石の骨」は、考古学の学徒の話。世間に認められない苦しさを描く。「青のある断層」は画壇の話で、荒削りの新人の下手な作品(しかしインスパイアされるもの)を、行き詰まった画家に示して、その画家が復活する機微。「喪失」は、OLの話。「弱味」は役場の人間が弱味を握られてしまう話。「箱根心中」は、横領して逃亡した人間が、心中を止める話。
ざっと読んでみると、下から上に這い上がるぜ、というギラギラした昭和高度成長感といいますか、なんか夢があるよなぁ、という話ばかりですね。
また、世間的には「フン」と言われるものに、執着して、執念深くねっちょり絡んでいるところが、「いいね、いいね」と思っちゃいました。
個人的には「青の断層」が、創作というものの不思議さというか、玄妙さをよく描いていると思いました。
まあ、この中では「小倉日記」が一番よいのでしょうけど、どれもそれなりに面白いです。さすが松本清張ですな。
2021年10月15日に日本でレビュー済み
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松本清張の作品はかなり読んでいましたが、初めて短編集を読んでそれぞれの話が深く読んでいく毎にその物語の世界に引き込まれていった。
2023年2月19日に日本でレビュー済み
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友達に頼まれて
2019年1月10日に日本でレビュー済み
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森鴎外の失われた小倉日記を再現する ー と云う価値ある(だがいささかマニアックな)仕事に生涯を捧げた田上耕作。障害を持つ身体で小倉、門司、福岡、久留米、柳川と北九州を歩き、まるで「砂の器」の今西刑事を思わせる執念で、鴎外の実相に迫っていく。しかし、彼の小倉日記が完成に近づいたとき・・・
悲しくも耕作の努力は報われなかった。しかしです・・・
耕作の死後◯年、松本清張が「或る小倉日記伝」を世に問い、芥川賞を受賞。その結果、「鴎外なんて知らんがな」と言う者(私)まで、多くの人が田上耕作の奮闘に声援を送ることになった。例え鴎外の本物の日記が発見されても、耕作の小倉日記は、少なくとも芥川賞分くらいの価値はあるのだ。
松本清張によって、 耕作の人生は最後に大逆転した 。(と言えないだろうか。)耕作自身はその果実を味合うべくもないけど、耕作をささえた美しい母と、彼の真価を正しく理解した友人のために、そう言えたらいいな。
悲しくも耕作の努力は報われなかった。しかしです・・・
耕作の死後◯年、松本清張が「或る小倉日記伝」を世に問い、芥川賞を受賞。その結果、「鴎外なんて知らんがな」と言う者(私)まで、多くの人が田上耕作の奮闘に声援を送ることになった。例え鴎外の本物の日記が発見されても、耕作の小倉日記は、少なくとも芥川賞分くらいの価値はあるのだ。
松本清張によって、 耕作の人生は最後に大逆転した 。(と言えないだろうか。)耕作自身はその果実を味合うべくもないけど、耕作をささえた美しい母と、彼の真価を正しく理解した友人のために、そう言えたらいいな。
2020年12月16日に日本でレビュー済み
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流行作家になると書かないような地味だが、じっくりと練り込んだ、味のある短編。コツコツと歴史を辿るくだりはどこか当時の清張に重なるところがあるように思える。
2023年2月18日に日本でレビュー済み
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とにかく興味深い一冊です。