桶狭間の合戦、長篠の合戦、本能寺の変
これらすべてに梅雨がからんでいたというのは
わりびいて考えても大変含蓄に富む。
理系だからこそかけた小説。
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梅雨将軍信長 (新潮文庫) 文庫 – 1979/11/25
新田 次郎
(著)
織田信長は、土砂降りの桶狭間を急襲して今川義元を倒し、雨の晴れ間を狙って長篠に武田勝頼を破った。大勝するのはいつも雨の時季。その陰には「気」を見る男がいた――。表題作の他、算法に惹きつけられた侍たちの悲劇を描いた「算士秘伝」、言い争いから富士登山に挑むことになった大奥下女の物語「女人禁制」など、自らも科学、技術、山岳の人であった著者の異色歴史小説全9編。
- 本の長さ444ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1979/11/25
- ISBN-104101122199
- ISBN-13978-4101122199
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1979/11/25)
- 発売日 : 1979/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 444ページ
- ISBN-10 : 4101122199
- ISBN-13 : 978-4101122199
- Amazon 売れ筋ランキング: - 177,695位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1912-1980)1912(明治45)年、長野県上諏訪生れ。無線電信講習所を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。1956(昭和31)年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、1974年『武田信玄』等で吉川英治賞を受ける。1980年、心筋梗塞で急逝。没後、その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年7月25日に日本でレビュー済み
信長が幸運に恵まれるのは不思議と梅雨に関連した時期であった。その関連の不思議を描く表題作「梅雨将軍信長」。江戸時代に空を飛ぼうとした一庶民幸吉の物語「鳥人伝」。日本初の時計開発物語である「時の日」など9編が収録された新田次郎氏による異色短編集。
2009年11月21日に日本でレビュー済み
戦国時代の小説が好きなので、織田信長を描いた小説は、けっこう読んでいる方だと思っている。
しかし、織田信長を雨男(ちょっと意味が違うが)とは思わなかった。
『梅雨将軍信長』は、梅雨の運気を味方に付けたときは幸運で、損気を味方に付けたときに明智光秀に討たれたという仮説の元に描かれた小説だ。
明智光秀は、信長と逆で、晴れの日は快活で、雨の日は憂鬱だったそうだ。
快活だった明智光秀! 初耳だけれど。
かなり、元となる設定に無理があるようで。。。
それよりは、『女人禁制』が面白い。オチはないというか、予定枚数を超えたので強引に終わらせたみたいだが。
しかし、織田信長を雨男(ちょっと意味が違うが)とは思わなかった。
『梅雨将軍信長』は、梅雨の運気を味方に付けたときは幸運で、損気を味方に付けたときに明智光秀に討たれたという仮説の元に描かれた小説だ。
明智光秀は、信長と逆で、晴れの日は快活で、雨の日は憂鬱だったそうだ。
快活だった明智光秀! 初耳だけれど。
かなり、元となる設定に無理があるようで。。。
それよりは、『女人禁制』が面白い。オチはないというか、予定枚数を超えたので強引に終わらせたみたいだが。
2021年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題作だけ読みました。武田勝頼であれだけ巧みな分析をしていた著者が、実にがっかりな短編を書いていました。
2010年10月11日に日本でレビュー済み
元々新田次郎の小説は大好きで色々読んできましたが、先日本屋の店頭で復刊としてこの文庫が出ていたので
、早速買って読みました。
短編が9編収載されています。
表題の作品は戦国時代の話で内容も普通ですが、2−8作は江戸時代の科学にスポットを当てている秀逸な作品群で、あっと言う間に読んでしまいました。
江戸時代の科学、特に数学のことなどあまり考えたことがなかったのですが、日本にはそういう素地があったから江戸時代末期から明治にかけて植民地にならずに済んだのかな、とすら思えてきます。
最後の「隠密海を渡る」は科学とは関係ないですが、いわゆる江戸時代の遠島流しもので面白いです。
この様な本が埋もれるのは本当にもったいないので、興味のある人は是非読んでみてください。
、早速買って読みました。
短編が9編収載されています。
表題の作品は戦国時代の話で内容も普通ですが、2−8作は江戸時代の科学にスポットを当てている秀逸な作品群で、あっと言う間に読んでしまいました。
江戸時代の科学、特に数学のことなどあまり考えたことがなかったのですが、日本にはそういう素地があったから江戸時代末期から明治にかけて植民地にならずに済んだのかな、とすら思えてきます。
最後の「隠密海を渡る」は科学とは関係ないですが、いわゆる江戸時代の遠島流しもので面白いです。
この様な本が埋もれるのは本当にもったいないので、興味のある人は是非読んでみてください。