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双頭の鷲〈下〉 (新潮文庫) 文庫 – 2001/6/28
佐藤 賢一
(著)
ついに大元帥の位まで登りつめた、ベルトラン・デュ・ゲクラン。国王シャルル五世との奇跡のデュオは、民衆に希望をもたらした。破竹の快進撃を続ける武将は、いつしか生ける伝説に。だが、フランスで、スペインで、強敵に打ち勝ってきた男にも、黄昏は訪れる。その日まで――、男は太陽のように、周囲を照らし続けた。不世出の軍人と彼を巡る群像を描く歴史小説、堂々の完結編。
- 本の長さ602ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2001/6/28
- ISBN-104101125325
- ISBN-13978-4101125329
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2001/6/28)
- 発売日 : 2001/6/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 602ページ
- ISBN-10 : 4101125325
- ISBN-13 : 978-4101125329
- Amazon 売れ筋ランキング: - 353,683位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1968年、山形県鶴岡市生まれ。東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年、『ジャガーになった男』で第六回小説すばる新人賞を受賞。99年、『王妃の離婚』で第一二一回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 フランス革命の肖像 (ISBN-13:978-4087205411)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テンプル騎士団の呪いか、フィリップ4世の3人の息子は男子を残さないまま早世しカペー朝は断絶する。フィリップ4世の弟ヴァロア伯の嫡子がフィリップ6世として王位を継ぐ。ヴァロア朝の始まりである。しかしフィリップ4世には王女イザベルがおり、イングランド王エドワード2世に嫁いでいた。その嫡子エドワード3世がフランス王位を主張してフランスにせめこむ。英仏100年戦争の始まりである。戦さ上手のフィリップ6世が没しジャン2世の代になってからはフランスは連戦連敗。ポワティエの戦いでは3万のフランス軍が6千のイングランド軍に大敗する、あまつさえジャン2世は捕虜にされてしまう。本ばかり読んでいた病弱の王太子シャルル命からがら逃げ帰るしかなかった。本書は後に「賢王シャルル」と呼ばれるシャルル5世と不世出の軍人ゲクランの物語である。ゲクランは丸顔て腕が膝まで届く異形の傭兵隊長。彼は口の利き方も知らず字も書けないが、戦さの天才。このゲクランと「学者殿下」と渾名されるシャルルは初対面の時からなぜかウマが合う。このデュオが破竹の快進撃を始める。痛快無比の傑作。
2009年7月16日に日本でレビュー済み
休日。朝なぜか早く目を覚ます。久しぶりに天気がよく、気持ちのいい朝だった。昨晩の飲み残しのワインを飲みながら、朝から読書三昧。
佐藤賢一『双頭の鷲(上・下)』新潮文庫を読み終えた。すごく面白い。北上次郎が解説で書いていたが、司馬遼太郎の戦国物に似ている。魅力的な登場人物、血沸き肉踊る戦闘シーン、一気に読ませた。
佐藤賢一の作品の中でも、読んだスピードは一番かも。『二人のガスコン』とは違い、主人公も知らなかったが、かえって先入観がなく、よかったのかもしれない。
佐藤賢一『双頭の鷲(上・下)』新潮文庫を読み終えた。すごく面白い。北上次郎が解説で書いていたが、司馬遼太郎の戦国物に似ている。魅力的な登場人物、血沸き肉踊る戦闘シーン、一気に読ませた。
佐藤賢一の作品の中でも、読んだスピードは一番かも。『二人のガスコン』とは違い、主人公も知らなかったが、かえって先入観がなく、よかったのかもしれない。
2005年1月20日に日本でレビュー済み
主人公に惚れた。
どの人物が実在したとか、歴史がどうとかは些細な事で
ひたすら魅力的なベルトラン・デュ・ゲクランという愛すべき傑物の
はためく裾になんとかつかまりふりまわされつつ
あきれてみたり怒ってみたり笑ったり唖然としたりするうちに
忘れがたい存在として心に居座っている事に
ラストで気づくのだった。
傑作。
どの人物が実在したとか、歴史がどうとかは些細な事で
ひたすら魅力的なベルトラン・デュ・ゲクランという愛すべき傑物の
はためく裾になんとかつかまりふりまわされつつ
あきれてみたり怒ってみたり笑ったり唖然としたりするうちに
忘れがたい存在として心に居座っている事に
ラストで気づくのだった。
傑作。
2013年12月8日に日本でレビュー済み
話自体は面白く、あまり退屈することもなく読めた。
ただ、この作者は時折日本語の意味を間違って使っている。
たとえば、「姑息」を卑怯、ずるい、といった意味で用いているとしか思えない部分が
何度も出てくること。
子供には正しい日本語を覚えてほしいので、読ませない。
ただ、この作者は時折日本語の意味を間違って使っている。
たとえば、「姑息」を卑怯、ずるい、といった意味で用いているとしか思えない部分が
何度も出てくること。
子供には正しい日本語を覚えてほしいので、読ませない。