この本はなぜか絶版になってるんですよね・・
北杜夫のベストだと思います。
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高みの見物 (新潮文庫 き 4-9) 文庫 – 1972/4/1
北 杜夫
(著)
- 本の長さ370ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1972/4/1
- ISBN-104101131090
- ISBN-13978-4101131092
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1972/4/1)
- 発売日 : 1972/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 370ページ
- ISBN-10 : 4101131090
- ISBN-13 : 978-4101131092
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,072,163位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月19日に日本でレビュー済み
大変面白かった。個人読書履歴。
一般文学通算3作品目の読書完。通算3冊目の作品。1972/05/01
一般文学通算3作品目の読書完。通算3冊目の作品。1972/05/01
2007年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今を去ること30年ほど前、図書館で借りて読んだ本。
実に面白かった。文章だけなのに、声を出して笑ったのは初めてだった。
最近、また読みたくて探してる。
今読むとそれほどでもないのかなぁ。
実に面白かった。文章だけなのに、声を出して笑ったのは初めてだった。
最近、また読みたくて探してる。
今読むとそれほどでもないのかなぁ。
2015年9月10日に日本でレビュー済み
夏目漱石の傑作『吾輩は猫である』に似ているが、決して単なるモノマネではない。”主人公”たるゴキブリ__名無しだ。この辺も『名前はまだない』を意識してるのだろうか。教養が高い辺りもそうかも知れない__はどうやら女?にモテるし、昆虫に詳しい北さんだからこそ、心理や行動を自然に描けたのだと思う。用い方によっては、猫よりも人間に密着した行動がとれ、そのくせ人間からはどうしたって嫌われ者にされる。こんなところは、猫よりもさらに奥深いキャストと言えよう。私には、いよいよ中盤から後半にかかる(要するに”たけなわ”ってこと)、「すし屋にて」「ゴキブリ騒動」「勝手な生物」の辺りが特に好きだ。日本での暮らしがひとまず落ち着き、二つの家庭で面白おかしく人間を観察し、彼(=作者)の思索も述べる(風刺的でしかも楽しい)。そうそう、”主人公”と恋人?ダストオデンが暮らすのは、眼科医と作家の家なのだ。この二人の人物は、明らかに作者・北さんを分けて描いた変則的自画像であろう。時代は古いけど(またも昭和よのーっ)、陰惨だの、悔しいだのって印象の全然ない、ひたすら楽しい小説です。