有吉先生のエネルギッシュさが
手に取るように伝わってくる
良作だと思いました。
セミドキュメンタリーですが
エンターテイメントとしての
配慮も忘れていない点に脱帽です。
内容については、
誤解や行き過ぎた懸念が
あるかもしれませんが
環境関係の仕事への従事者として
消費者が何を考え、我々のすべきことが何か
問題提起してくれています。
ぜひ、若い人に読んでいただき
ただの歯車にならない
バイタリティーのある社会人
になっていただきたいと思います
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複合汚染 (新潮文庫) 文庫 – 1979/5/29
有吉 佐和子
(著)
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新聞連載中から大きな話題に!
問題の本質は今でもひとつも変わらない。
稀代のストーリー・テラーが著した、恐ろしいまでの現実。
工業廃液や合成洗剤で河川は汚濁し、化学肥料と除草剤で土壌は死に、有害物質は食物を通じて人体に蓄積され、生まれてくる子供たちまで蝕まれていく……。
毒性物質の複合がもたらす汚染の実態は、現代科学をもってしても解明できない。おそるべき環境汚染を食い止めることは出来るのか?
小説家の直感と広汎な調査により、自然と生命の危機を訴え、世間を震撼させた衝撃の問題作!
著者の言葉
日本文学古来の伝統的主題であった「花鳥風月」が危機にさらされているとき、一人の小説書きがこういう仕事をしたのがいけないという理由など、あるでしょうか。DDTとBHCが規制されて、ホタルやドジョウが息を吹き返してきていますが、都会にも農村にも奇妙な病人が増発している現状で、私は何もせずにはいられませんでした。
(本書「あとがき」より)
本書「解説」より
『複合汚染』は型破りの小説である。美男美女も出て来ないし、恋愛もないし、だいいちストーリーもなく、主人公もいない。およそ小説の常識からかけはなれている作品である。(中略)
しかし『複合汚染』は、間違いなく文学作品なのである。単なる科学的啓蒙の書でも、公害の告発の書でも、まして科学の解説書でもない。この作品から受ける感銘は、まさに文学的感銘にほかならない。ひとりの文学者が、その人間的、文学的必然性により、やむにやまれぬ気持で、文学者としての全身全霊を傾けて表現した感動的な文学作品なのである。
――奥野健男(文芸評論家)
有吉佐和子(1931-1984)
和歌山生れ。東京女子大短大卒。1956(昭和31)年「地唄」が芥川賞候補となり文壇に登場。代表作に、紀州を舞台にした年代記『紀ノ川』『有田川』『日高川』の三部作、一外科医のために献身する嫁姑の葛藤を描く『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、老年問題の先鞭をつけた『恍惚の人』、公害問題を取り上げて世評を博した『複合汚染』など。理知的な視点と旺盛な好奇心で多彩な小説世界を開花させた。
問題の本質は今でもひとつも変わらない。
稀代のストーリー・テラーが著した、恐ろしいまでの現実。
工業廃液や合成洗剤で河川は汚濁し、化学肥料と除草剤で土壌は死に、有害物質は食物を通じて人体に蓄積され、生まれてくる子供たちまで蝕まれていく……。
毒性物質の複合がもたらす汚染の実態は、現代科学をもってしても解明できない。おそるべき環境汚染を食い止めることは出来るのか?
小説家の直感と広汎な調査により、自然と生命の危機を訴え、世間を震撼させた衝撃の問題作!
著者の言葉
日本文学古来の伝統的主題であった「花鳥風月」が危機にさらされているとき、一人の小説書きがこういう仕事をしたのがいけないという理由など、あるでしょうか。DDTとBHCが規制されて、ホタルやドジョウが息を吹き返してきていますが、都会にも農村にも奇妙な病人が増発している現状で、私は何もせずにはいられませんでした。
(本書「あとがき」より)
本書「解説」より
『複合汚染』は型破りの小説である。美男美女も出て来ないし、恋愛もないし、だいいちストーリーもなく、主人公もいない。およそ小説の常識からかけはなれている作品である。(中略)
しかし『複合汚染』は、間違いなく文学作品なのである。単なる科学的啓蒙の書でも、公害の告発の書でも、まして科学の解説書でもない。この作品から受ける感銘は、まさに文学的感銘にほかならない。ひとりの文学者が、その人間的、文学的必然性により、やむにやまれぬ気持で、文学者としての全身全霊を傾けて表現した感動的な文学作品なのである。
――奥野健男(文芸評論家)
有吉佐和子(1931-1984)
和歌山生れ。東京女子大短大卒。1956(昭和31)年「地唄」が芥川賞候補となり文壇に登場。代表作に、紀州を舞台にした年代記『紀ノ川』『有田川』『日高川』の三部作、一外科医のために献身する嫁姑の葛藤を描く『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、老年問題の先鞭をつけた『恍惚の人』、公害問題を取り上げて世評を博した『複合汚染』など。理知的な視点と旺盛な好奇心で多彩な小説世界を開花させた。
- 本の長さ624ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1979/5/29
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101132127
- ISBN-13978-4101132129
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【新潮文庫】有吉佐和子 作品 | 小さな流れを呑みこんで大きな川となる紀ノ川に託して、明治・大正・昭和の三代にわたる女の系譜を、和歌山の素封家を舞台に辿る。 | 世界最初の麻酔による外科手術──人体実験に進んで身を捧げる嫁姑のすさまじい愛の葛藤……江戸時代の世界的外科医の生涯を描く。〈女流文学賞受賞〉 | 多数の毒性物質の複合による人体への影響は現代科学でも解明できない。丹念な取材によって危機を訴え、読者を震駭させた問題の書。 | 鬼怒川のほとりにある絹の里・結城。戦争の傷跡を背負いながら、精一杯たくましく生きた貧農の娘・チヨの激動の生涯を描いた長編。 | 老いて永生きすることは幸福か?日本の老人福祉政策はこれでよいのか?誰もが迎える〈老 い〉を直視し、様々な問題を投げかける。 | 代々の長男を不慮の事故で失いながら、営々と家名を守る紀州の旧家垣内家。その四代におよぶ当主と嫁いだ女たちの壮大な歴史長編。 |
悪女について | 開幕ベルは華やかに | 芝桜〔上〕 | 芝桜〔下〕 | 不信のとき〔上〕 | 不信のとき〔下〕 | |
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醜聞にまみれて死んだ美貌の女実業家富小路公子。男社会を逆手にとって、しかも男たちを魅了しながら豪奢に悪を愉しんだ女の一生。 | 「二億用意しなければ女優を殺す」。大入りの帝劇に脅迫電話が。舞台裏の愛憎劇、そして事件の結末は──。絢爛豪華な傑作ミステリ。 | 芸者の宿命に泣く一本気の正子。男を手玉にとりἛを本当と言いくるめる蔦代。二人の対照的な芸者の凄まじい愛憎の絡み合い。 | 浮気が露見してあわてる男の愚かしさ、愛が憎しみに変貌したときの女の凄まじさ!不信にみちた現代の男女の相剋を描いた問題作。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1979/5/29)
- 発売日 : 1979/5/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 624ページ
- ISBN-10 : 4101132127
- ISBN-13 : 978-4101132129
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,145位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
5 星
あれから40年、日本の農業、食への意識と役所の意識は変わったのか?
かなり昔から一度は読んでみたいと思いながらようやく読むことができた。冒頭の選挙活動部分で作品を間違えたかと誤解するほどであったが支援候補者の紀平悌子が突然農薬AF2の話を演説で始めたことから著者はこの作品の核心に迫っていく。主人公なき小説と解説にあるように一風変わった構成であるが40年前の日本の農林省をはじめとする無策官僚の実態が暴かれる。今の食はどうなったかが気がかりであり、果たして日本の農業に未来はあるのかを考えさせられる作品だった一般文学通算2029作品目の感想。2018/02/21 17:00
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申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月8日に日本でレビュー済み
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数十年前に読みたかった本を探してほしいと言われました。すぐに手に入れることができ、ありがたいです。
2023年8月1日に日本でレビュー済み
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この本は、この時代を反映する内容が記されています。私の手元に残したい本となりました。受け取った商品は納得のいく新品です。大切に本棚に残したいと思っています。
2023年7月7日に日本でレビュー済み
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知らないより少しでも知っていたほうが いいことが書いてあります。
2023年12月7日に日本でレビュー済み
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冒頭に市川房枝や青島幸男が出てきて、いつたいどないなるんやと心配したが、徐々に有吉佐和子の本来のリズムを取り戻し、この国が内包する問題が次々にあきらかにされてきます。戦前から延々とつづくこの国のダメさを痛感させられる、2023年に読んでも鮮烈かつ痛烈な印象を与へる良書。藤田早苗著『武器としての国際人権ーー日本の人権・報道・差別』(集英社新書)と合はせ読むと、この国の事態の深刻さに打ちのめされるだらう。
2021年7月18日に日本でレビュー済み
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新聞連載で社会問題を扱った(朝日?)新聞はすごいと思うがこれは文学ではない。汚染問題を知らずに読んだ人には新鮮だろうが今となってはおばさんの私は「私、何で買ったんだろうか?」と自分でも分からないし読むのも途中で投げ出した。で、村上春樹に立ち返り垢を落としました。でもSGDsに関心のある人には必読の書かも。
2023年3月23日に日本でレビュー済み
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現在でもここに書かれていることは大なり小なり継続していると思います。やはり消費者が変わるのが一番です。消費者が変われば結果的に企業も変わります。
2022年1月22日に日本でレビュー済み
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書かれた時代が古いため、今はどうなのかと気になった。横丁のご隠居というのは存在するのかしないのか、少なくともこの本の通りの会話はなかったと思うが、他がルポタージュ風のため少し違和感があった。(私が読み落としているだけできちんと文中に説明があったらすみません)
小説家としても技量のある作家が、こういった社会課題に目を向けて研究し、新聞に連載したというのはすごいことだと思う。
小説家としても技量のある作家が、こういった社会課題に目を向けて研究し、新聞に連載したというのはすごいことだと思う。