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寝ぼけ署長 (新潮文庫) 文庫 – 1981/8/27

3.9 5つ星のうち3.9 110個の評価

寝ぼけ署長と世間はいうが
ところがどっこい、超絶な推理と
熱い人情のスーパー署長だったのだ
山本周五郎、唯一の警察小説!

五年の在任中、署でも官舎でもぐうぐう寝てばかり。他県への転任が決るや、別れを悲しみ留任を求める市民たちが大勢押し寄せて大騒ぎ……。「罪を憎んで人を憎まず」を信条とする“寝ぼけ署長"こと五道三省は、明晰な頭脳、幅広い教養、鋭い推理力、そして広範な人脈を以て数々の難事件を解決していく。本書では、

「中央銀行三十万円紛失事件」

「海南氏恐喝事件」

「一粒の真珠」

「新生座事件」

「眼の中の砂」

「夜毎十二時」

「毛骨屋親分」

「十目十指」

「我が歌終る」

「最後の挨拶」

の全十件の事件を扱う。

いずれも人情味溢れる、貧者や正直者に優しい卓抜奇抜なアイディアを駆使した驚くべき方法を以てして解決に導いたのであった。山本周五郎唯一の警察小説。文字を大きく組み直し、カバーを新装し、登場人物表と語注を付した新編集でお届けする。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1981/8/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1981/8/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 400ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101134359
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101134352
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 110個の評価

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山本 周五郎
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カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
110グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久々に気持ちがスカッとしました
こんな人が今いたら良いのにと思いました
2023年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特にありません。
2016年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態良く、支障有りませんでした。また機会があれば宜しくお願いします。
2017年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
めずらしや山本周五郎の探偵小説である。主人公は、とある地方都市の警察署長。
5年間の在任中は署でも官舎でも寝てばかりいるので「寝ぼけ署長」という綽名が
ついた。しかし在任中は犯罪件数が大幅に減り、転任するときは留任騒動が持ち上
がったほど市民から敬愛された。舞台設定は戦前であるが、ヒューマニズム溢れる
寝ぼけ署長がかかわった10件ほどの事件が署長秘書官によって語られる。

寝ぼけ署長の特色は罪を憎んで人を憎まないところにある。銀行から大金が消えた
事件では、お金は無事に見つけたが、犯人はあえて検挙しない。市の有力者の殺人
未遂事件さえ見逃し、資産家令嬢の不法行為も不問に付した。犯罪件数が減るはず
だ。この署長は、一見愚鈍な風貌にもかかわらず、鋭い人間観察力と人情味あふれ
る人柄の持ち主。その捜査手法はなかなか味わい深いが、推理小説としては物足り
ないかもしれない。推理らしい推理を楽しめるのは、最終話「最後の挨拶」だろう
か。凄腕の時計職人が謎の失踪を遂げる。署長は、職人が店に残した 13個の修繕
中の時計を見て職人失踪のナゾを解く。さわやかな読後感の残る傑作だ。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほのぼのとしていて、人として忘れかけた大切なものを思い出させてくれる一冊です👌
2018年6月19日に日本でレビュー済み
山本周五郎が昔の有名な作家だということを全く知らず、書店での表紙と帯(上司にしたい男No.1デス!!)が気になって買ったものだから読んでみて舞台背景の古さにびっくり。そこから山本周五郎について調べてようやく1967年没である事を知った。今になって販売されてるのは単に没後50年で著作権が切れてるからなのね・・・。

冒頭から時代の古すぎる話にびっくりはしたが、主人公である “寝ぼけ署長” のとぼけっぷりや、毎話ハッピーエンドで終わるほのぼのとした感じは今の人間でも楽しく読めると思う。

“寝ぼけ署長” のイメージとしては小林亜星が浮かんでいたのだが、読んでるとどうも違う。恰幅良く、とぼけた感じだが実は情に熱くデキる男。帯のとおり上司にしたい男No.1だ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつての昭和の良き時代を思いながら読ませて頂きました。現在の世相では、考えられない小説で山本周五郎の思い、理想が良く表われ、将に著者の人間観察の真骨頂が随所に感じられます。犯罪に対する姿勢(罪を憎んで人を憎まず)、そして、解決策、いままでこんな刑事ものの小説は、読んだことがありませんでした。驚きです。新たな目が開かれた思いがあります。又、最終話で寝ぼけ署長の転任が決まった後の署長留任の運動の下り、
大衆の直感は、鋭いが、又、愚かという姿をみごとにさりげなく描いているところ、頭が下がる思いで読ませて頂きました。
一読の価値有り
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代物は普段あまり読まないので、周五郎の小説とは縁が無かった。
本書は一応探偵小説、であるが、人情話でもある。50年も前の世相など興味深く、しかし古さは感じなかった。
同じくらいの時期のチャンドラーと比べると随分違うのも面白い。