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文壇放浪 (新潮文庫 み 7-28) 文庫 – 2001/3/1

4.2 5つ星のうち4.2 13個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2001/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101141282
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101141282
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 13個の評価

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水上 勉
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(1919-2004)福井県生れ。

少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年11月24日に日本でレビュー済み
 78歳になった水上勉が思い出すままに「ずらずらと」書きついだ懐古談。

 ・・心筋梗塞後、クスリとコンピューターで寿命をようやく保ち得ている
  昨今の身辺を思ってみると、はるばる来つるものかな、との感懐を
  ひとしお深めるのである。・・

 水上は60年間文壇に関わってきたという。最初の25年間は出版社の編集子と
して。あとの35年間は直木賞をとった売れっ子の小説家として。
でもこの本にある思い出は前半部の水上勉の貧しい時代のほうが圧倒的に
こころに沁みる。

 昭和10年代のいなかの古本屋では芥川龍之介と谷崎潤一郎の本は別格に
扱われていたとか、宇野浩二の口述筆記を手伝って自分の言葉で
ありのままに書くことのむずかしさを痛感するところとか興味深い。
 一枚の写真から過去のときが甦るように、著者のことばの切れ端の
なかに過去の一瞬の出来事が鮮明に浮かび上がる。それぞれはとりたてて
どういうこともないものだが、でもなぜかなつかしく感じられる。
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