元版は1980年出版だが、ここに移された歴史あるヴェニスの美術や建物はこれ以上古びることがない。今見ても決して時代遅れではない。
運河の夜景や海の夕焼けなど自然現象はこれからも不変なのだろうと想像させる。
むしろ現代のデジタル写真にないフィルム描写の緩さ(欠点ではない)に時代の流れを感じた。
吉行淳之介のやる気のなさには苦笑するが、こういう文章を素晴らしいとするファンが多いせいで1冊の本が成り立つのだろう。
出版当時、5000枚のフィルムから830枚をセレクトして上映会を開催したそうだが、この本に掲載されているのはわずか50枚。十分の1にも満たない。
吉行の文章を減らしてその倍くらい見せてもらいたかった。
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ヴェニス光と影 (新潮文庫 よ 4-15) 文庫 – 1990/8/1
- 本の長さ158ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1990/8/1
- ISBN-104101143153
- ISBN-13978-4101143156
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1990/8/1)
- 発売日 : 1990/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 158ページ
- ISBN-10 : 4101143153
- ISBN-13 : 978-4101143156
- Amazon 売れ筋ランキング: - 212,762位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 327位写真家の本
- - 471位日本文学(日記・書簡)
- - 2,084位紀行文・旅行記
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著者について
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東京都生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中より新進写真家として頭角を現し、第1回APA賞等数々の賞を受賞。広告制作会社「ライトパ ブリシティ」を経て、1968年よりフリーとして独立。山口百恵やジョン・レノンとオノヨーコ、宮沢りえなど、その時代を代表する人物を「激写」や「シノ ラマ」など新しい表現方法と新技術で常にその時代を撮り続けている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『KISHIN:BIJIN BIJIN of THE YEAR 2009』(ISBN-10:4255004897)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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