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天上の青〈上〉 (新潮文庫) 文庫 – 1993/9/29

4.5 5つ星のうち4.5 24個の評価

ある夏の朝、ふとしたことで知り合った一人の男。彼は自ら詩人と称して次々に女性を誘い、犯し、殺し続ける冷酷な悪魔だった……。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1993/9/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1993/9/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 421ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101146284
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101146287
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 24個の評価

著者について

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曽野 綾子
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東京生れ。1954(昭和29)年聖心女子大学英文科卒業。

同年発表の「遠来の客たち」が芥川賞候補となる。『木枯しの庭』『天上の青』『哀歌』『アバノの再会』『二月三十日』などの小説の他、確固たる人間観察に基づく、シリーズ「夜明けの新聞の匂い」などのエッセイも定評を得ている。他に新書『アラブの格言』などがある。1979年ローマ法王よりヴァチカン有功十字勲章を受ける。1993(平成5)年日本藝術院賞・恩賜賞受賞。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長。

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
24グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
曽野綾子の傑作
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと汚れてたのが欠点ですが、それ以外はよかったです。
2019年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そのあやこさんの作品はどれも皆
キリスト教の精神が感じられて
とても良い
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな男、
しかし自分もそのような人間なのかも…
自己中心は社会性がない
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年1月22日に日本でレビュー済み
「人間は自らの中に、自分自身の個人的特性ばかりでなく、あらゆる可能性を持つ人間性のすべてを持っている」ゲーテ
巻末の書評で「宇野富士夫にせよ、波多雪子にせよ、普通の生活の中ではなかなかお目にかかれないような極端な人間である。・・黒と白の対立が示され、・・獣性と聖性の対立、悪魔と天使の対立が示されている・・」とある。
人間がゲーテの言うような「あらゆる可能性」を内に孕んでいるとするなら、この二人の主人公は、私達人間と自称している者の内に宿っているはずである。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年7月29日に日本でレビュー済み
宇野富士夫は作中で結果的に殺人鬼になっていきますが32歳までは殺人、レイプに手を染めていない、異常性欲者でもない、快楽殺人犯でもない、勤労意欲に乏しいことを除いては普通の32歳である。しかし女子高生に金をせびられ保身のために一線を越えてしまう。女が非常にバカっぽく描
写されているため富士夫に感情移入してしまう。

第2の殺人の前に挿入されるレイプですが、これはすこし不自然。32歳まで犯罪に手を染めず生きてきた人間が保身のために女を殺しタガが外れたとはいえ団地妻にセールスマンを装い家に入り犯すなんてことをするかね?作者が「レイプで妊娠した場合の堕胎措置の是非」を後半で扱いたいがために強引にねじ込んだエピソードのように思える。

警察に別件で捕まってからも警察よりも富士夫に肩入れして読んでしまう。「埋めた女の事は隠しきってくれ〜」と。しかし、どんどん証拠を突きつけられ追い詰められていく富士夫。まるで自分が追い詰められているような錯覚すら覚える。怖い。人を殺して埋めて同じ街に知らぬ存ぜで生活するなどできるはずもないのだということを思い知らされる。刑事の「殺した人間はもう出て来たか?」という台詞も怖い。富士夫に殺されてもしょうがないように描写されていた女たちもどうして自分が死なねばならななかったを問いたいに違いない。そして波多雪子の手紙から描写される掘り出された女の死体の描写。感情まかせの軽率な行動の結果がこれだ・・・・。

人を殺すという行為をいろんな角度から考えさせられる作品
決して手を染めたくない行為。しかし決して縁遠いものではない。みなさん気をつけよう!!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月13日に日本でレビュー済み
何故かエルメスの鉛筆が眺めたくなり、カレーシュの香りを聴いてみたくなります。
『不在の部屋』と共に自分のルーツが走馬灯の如く。。。
言葉にならない賛辞をここに。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年11月16日に日本でレビュー済み
曽野綾子さんの作品は初めて読みましたが、見くびっていました。
ただものではないと思いました。
前半は、宮部みゆき真っ青の息もつかせぬサスペンス。
浮世離れした女性雪子と、ニート富士男の不思議な交流に、
読者もまた癒されつつ、話はどんどんと進みます。
話が進むなか、不思議と富士夫を憎めなくなっている自分に気づきます。私は、これが作者の狙ったことではないかと思います。
罪とはなにか、神の前の平等とは何か?
この小説では、すべての登場人物がやがて相対化することを
狙っているのではないでしょうか。
あなたと殺人犯の違いはなに?という質問をぶつけられたような感じがしました。
私はキリスト教徒でないですが、深く考えさせられ、ラストのほうでは
わけもわからず涙があふれていました。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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