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海を見ていたジョニー (新潮文庫 い 15-12) 文庫 – 1981/6/1
五木 寛之
(著)
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1981/6/1
- ISBN-104101147124
- ISBN-13978-4101147123
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1981/6/1)
- 発売日 : 1981/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 245ページ
- ISBN-10 : 4101147124
- ISBN-13 : 978-4101147123
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,551,709位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛について (ISBN-13:978-4591117514)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
五木さん書の大河の一滴や他力等多くの本を読んでいますが、随筆以外に小説もいくつか読んでいます。
なにより読みやすい。この題名と著者の衝動買いで購入した本ですが、相変わらず読みやすい。
五木ファンならお勧めです。
なにより読みやすい。この題名と著者の衝動買いで購入した本ですが、相変わらず読みやすい。
五木ファンならお勧めです。
2021年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待していた通り面白かったです。
短編なので次は、長編を読もうと思ってます。
短編なので次は、長編を読もうと思ってます。
2006年2月20日に日本でレビュー済み
少年は男になるためになにかを越えなければならないのだろう。
男になるためには大人の男に出会わなければならないのだろう。
少年時代をすっぱりと切り裂くナイフのような、そんな小説だ。
ジョニーだけでなく少年も、その姉も、そのろくでなしのヒモも、店に集う兵士たちも、誰も彼もが重荷を背負ってやりきれない。
大人の男が見当たらない。だから大人になれない男の子ばかりが増えてきた。
ここにあるナイーブも失われて久しい。
若いときに一度読んでおくといいと思う小説のひとつ。
男になるためには大人の男に出会わなければならないのだろう。
少年時代をすっぱりと切り裂くナイフのような、そんな小説だ。
ジョニーだけでなく少年も、その姉も、そのろくでなしのヒモも、店に集う兵士たちも、誰も彼もが重荷を背負ってやりきれない。
大人の男が見当たらない。だから大人になれない男の子ばかりが増えてきた。
ここにあるナイーブも失われて久しい。
若いときに一度読んでおくといいと思う小説のひとつ。
2005年8月21日に日本でレビュー済み
ここで作者が示す問いはシンプルだ。人の心の良し悪しと、芸術の良し悪しとは重なるのか、という問いだ。心地良い音楽はよく「天上の音楽」などと形容される。では、地上に生きる者は、そこにただ憧れるしかないのだろうか。もしくはジョニーのように絶望し切ってしまう外ないのだろうか。芸術と倫理の問題は、冷めた目で「関係ないよ」と言ってしまうのがクレバーな対応であるかのような考え方が普及しているようだが、この本を読めば、かつてそのような考え方を疑問に感じた人がいて、その問いは今もまだ切実なのだということが分かるだろう。
2001年8月23日に日本でレビュー済み
五木寛之氏は最近『生きるヒント』『大河の一滴』などで脚光を浴び、自分なりの集大成に入ろうとしているような気がします。しかし、本来五木氏の作品のらしさは、大人の洒落気と色気にあったのではないでしょうか?登場するモチーフは当然、女性、車・旅(金沢、九州、北欧、ロシア、イスタンブール)。。。
正直言って、昔の作品の方が好き。そう思いながら、古本屋で買った本書を読んだら、『海を見ていたジョニー』で涙した。よく調べたら昭和49年の本だった。 ジャズピアニストでありベトナム戦争へ出兵したことのあるジョニーの心の葛藤。心は透明なのに、罪人にならざるを得ない戦争の惨さ。 心に染み入る、心の物語だ。
正直言って、昔の作品の方が好き。そう思いながら、古本屋で買った本書を読んだら、『海を見ていたジョニー』で涙した。よく調べたら昭和49年の本だった。 ジャズピアニストでありベトナム戦争へ出兵したことのあるジョニーの心の葛藤。心は透明なのに、罪人にならざるを得ない戦争の惨さ。 心に染み入る、心の物語だ。