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項羽と劉邦(上) (新潮文庫) 文庫 – 1984/9/27

4.3 5つ星のうち4.3 388個の評価

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秦の始皇帝没後の動乱中国で覇を争う項羽と劉邦。
天下を制する“人望"とは何かを、史上最高の典型によってきわめつくした歴史大作。


紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。
――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚の猛将・項羽と天下を争って、百敗しつつもついに楚を破り漢帝国を樹立するまでをとおし、天下を制する“人望"とは何かをきわめつくした物語である。

【目次】
始皇帝の帰還
江南の反乱
沛の町の樹の下で
挙兵
楚人の冠
長江を渡る
楚の武信君の死
宋義を撃つ
鉅鹿の戦
秦の章邯将軍

司馬遼太郎(1923-1996)
大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観"とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1984/9/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1984/9/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 496ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101152314
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101152318
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 388個の評価

著者について

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司馬 遼太郎
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1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月15日に日本でレビュー済み
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こういうリーダーがいるのかと新鮮に思いました。話の規模が大きいので、ワクワクします
2023年12月31日に日本でレビュー済み
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キングダムから中国の歴史に興味を持ち読んでみました。上中下巻、一気に読んでしまいました。
面白かったです。
項羽に対し仲間や人民から慕われた劉邦の人物像に惹かれ、優れたリーダーとはと考えさせてくれました。
文中の言葉は自分にとっては難しいものもありましたが、当時の中国を知るには不可欠なものばかりです。
2023年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
始皇帝の死後、秦帝国は悪名高い宦官、趙高の専横に伴い内部から腐敗、滅亡も時間の問題になります。

上巻のクライマックスは、徹底的な戦略家・章邯の率いる「秦軍」と、後に覇王と謳われた項羽の率いる「楚軍」の対決です。

項羽は決戦前、死の覚悟を示す為、炊事道具を破壊して兵の士気を鼓舞することに成功します。
結果、秦の大軍に対して奇跡的な勝利を得るのです。

ただ、この「秦」に対する勝利の型。
後日の「漢」の劉邦に対する補給戦・兵糧戦による敗北をも暗示している様に思えます。

このような成功体験を経た項羽が、根幹をなす「補給」や「戦略」を軽んじ、その場しのぎの「気力」や「根性」を頼みとするようになったとしても、無理もないかもしれません。
現実を客観視して課題点と向き合う代わりに、何でも気力や根性などの精神論で解決しようとするのは破滅する人間のパターンなのですが。
2024年1月4日に日本でレビュー済み
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可もなく不可もなくでした。
2022年6月26日に日本でレビュー済み
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突然だが、小説を分解すると『地の文』『説明』『会話』の3つになる。
会話は会話であり、説明は説明である。
問題は、地の文である。
文体とも、言い換えられるが。
小説には、この文体なる物が、存在する。
新聞や雑誌などの媒体、あるいはノンフィクションには、文体は厳密に言って、存在しない。
文体とは、その人だけにしか書けない、文章だからである。
この文体が、合わないと、
ぼくは、ダメなのである。
小説が、読めなくなってしまう。
つまりは、地の文である。
前置きが長くなった。本題に入ろう。
今回、ご紹介する、本作品の文体が、
ぼくと、ぴったり合うのである。
含蓄があるというか、味わい深いというか。
さすが、司馬遼太郎、といった所か。
確かに、地の文は多い。
そして、会話は少ない。
読みにくい、と思う方もいるかもしれない。
でも、そもそも、小説に何を求めているか、である。
会話が読みたければ、それが多い、ライトノベルにすればいい。
マンガだって、いい。
小説を、読む必要など、どこにもない。
小説に、何を期待するかである。
物語性?
それは、マンガにだって、存在している。
マンガにおける、絵柄が、
小説における、文体だと、ぼくは思うのだが。
その意味で、本作品は、
小説を味わうとは、一体どういう事なのか、
考えさせられる、格好な素材と言える。
地の文を、積み重ね、
キャラクター造形をする。
ミステリーなら、伏線を張るとか。
色々とやり方は、ある。
そうして、ぼくは、地の文、文体を楽しんでいますが。
皆さんは、いかがでしょうか?
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月16日に日本でレビュー済み
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漫画『キングダム』と並行して『項羽と劉邦』を一から読み始めました。

劉邦は負けてばかりだが、不思議な愛嬌で人が集う。部下には惜しみなく与え、戦下手だが隠れず前線に出る。意見をすぐ変えるが、道理だとわかれば従順になる。悪口も言われる兄貴分として描かれ、豊臣秀吉の愛嬌とは全然違ってます。

うだつの上がらないキャラクターの劉邦が時流にのって覇権を争い、最後の最後で項羽に勝ってしまうのは、何が起こるかわからない歴史の面白さを感じます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年3月24日に日本でレビュー済み
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司馬遼太郎の作品は何冊か読んだことがあるのですが、中国史の小説は読んだことがありませんでした。

どこまで史実に基づいているか知りませんが、多少勉強にもなり面白かったです。

ただ、私が1番参考になったのは劉邦という人物像がおそらく理想のリーダーになると感じられたためです。

この小説を読んでない人からすると、理想のリーダーと聞くと、カリスマ性があるような、勢いがあるような人物を思い浮かべると思いますが、そんなリーダーではありません。

文中にも書いてあり、司馬遼太郎の意思でもあると思いますが、簡単に言うと、劉邦は部下となる各専門家の提言や指摘をすんなり受け入れ、最善の判断ができる、また部下が提言や指摘を言い易いような雰囲気、性格の人物がそれに当たります。

いや、それは優秀な部下を見極める能力があったからでしょ?と思ったアナタ。
ちょっと違います。確かにその能力が低いと言うわけではありませんが、より優秀な部下を別の部下が連れてきたりします。

つまり、リーダー自身が高い能力を発揮するわけでなく、普通のリーダーが優秀な部下達によって組織をより良い方向に導いています。
有能なリーダーでなくても、普通のリーダーで何か憎めないキャラ、もしくは「コイツの下にいれば、自分がリーダーになるよりも得だ」と思われるような人物であれば、リーダーのカリスマ性や能力がなくても、その部下達によって組織はより良くなる、そういうことをこの小説を読んで学びました。

また文中に、劉邦は普通のリーダーなので、たまに部下の見極めを間違って問題がある意見を信じたり、自分で考えてやったことが裏目に出たり、失敗もします。
もちろんそれも部下の提言によってリカバリーでき、漢の王様になります。

こういう物語を通じて、どういう人物像がリーダーとして良いのか、項羽と劉邦を読んで学びました。

なので、管理職を目指すサラリーマンにはおススメです。

まぁ…私はあまり頭が良くないので、中国人の名前を全然記憶できず、前に出てきた登場人物にコイツ誰だ?となったり、中国の場所の説明があるんですが、は?どっからどうやって動いてるんや?と思いながら、読んでました。

中国の場所については、確か「街道を行く」のような中国版を司馬遼太郎が書いてたと思うので、それを参考にすれば良いと思います。私は読んでないですが…
まぁ元新聞記者としてさすがですよね。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月15日に日本でレビュー済み
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この作品でもっとも説得力のあった部分は、「英雄とは食料を確保してくれる人のことだった」というところ。仁義あふれるロマンの世界ではなく、圧倒的にドライでシンプルだ。アリの社会と根本的には変わらないようにも思える。
項羽と劉邦の対比も面白い。項羽のカリスマは、現代の用語でいうところのヒーロー性もあるし、なるほど伝説になりうる「男」だったのだなと思う。一方で劉邦の描かれ方は、人々の思いを入れる器、偶像、アイドルである。決して、勇将でも智将でもなく、人格的に優れていたわけでもなく。司馬遼太郎のテキストは「〇〇だけが劉邦の優れた点であった」という表現が多く、〇〇の部分は、時に「人の意見をよく聴く」であったり「有能な人材を受け入れる」という趣旨が挿入される。
組織論としてとても参考になる。と、いうのは、現実に生きていると自分自身が項羽のようなカリスマや能力にあふれているとは思えないし、上司や部下も同様である。そういう状況下で、勝ったり負けたりしながら、壊滅を避けながら生き残っていくには「使える人材」に敏感になり、戦力としていくほかに活路は無い。それでも最後に勝ち残れるとは限らないし、途中で負けることの方が実際は多いとも思うが、劉邦が個としては圧倒的に項羽に劣後するにもかかわらず、人材を駆使して勝者になったことは、一筋の希望たりうると思って読んでいる。
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