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司馬遼太郎が考えたこと〈4〉エッセイ1968.9~1970.2 (新潮文庫) 文庫 – 2005/3/2
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- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/3/2
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101152462
- ISBN-13978-4101152462
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価格 | ¥990¥990 | ¥825¥825 | ¥990¥990 | ¥737¥737 | ¥880¥880 | ¥880¥880 |
【新潮文庫】『司馬遼太郎が考えたこと』 | 40 年以上の創作活動のかたわら書き残したエッセイの集大成シリーズ。第1巻は新聞記者時代から直木賞受賞前後までの 89 篇を収録。 | 新聞社を辞め職業作家として独立、『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』など、旺盛な創作活動を開始した時期の 11 9篇を収録。 | 「昭和元禄」の繁栄のなか、『国盗り物語』『関ケ原』などの大作を次々に完成。作家として評価を固めた時期の 129篇を収録。 | 学園紛争で世情騒然とする中、『坂の上の雲』の連載を続けながら、ゆるぎのない歴史観をもとに綴ったエッセイ 65 篇を収録。 | 大阪万国博覧会が開催され、日本が平和と繁栄を謳歌する時代に入ったころ。三島割腹事件について論じたエッセイなど 65 篇を収録。 | 田中角栄内閣が成立、国中が列島改造ブームに沸く中、『坂の上の雲』を完結して「国民作家」と呼ばれ始めた頃のエッセイ 39篇を収録。 |
司馬遼太郎が考えたこと 7─エッセイ 1973.2~1974.9─ | 司馬遼太郎が考えたこと 8─エッセイ 1974.10~1976.9─ | 司馬遼太郎が考えたこと 9─エッセイ 1976.9~1979.4― | 司馬遼太郎が考えたこと 10─エッセイ 1979.4~1981.6─ | 司馬遼太郎が考えたこと 11─エッセイ 1981.7~1983.5─ | 司馬遼太郎が考えたこと 12─エッセイ 1983.6~1985.1─ | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥781¥781 | ¥825¥825 | ¥825¥825 | ¥825¥825 | ¥781¥781 | ¥781¥781 |
「石油ショック」のころ。『空海の風景』の連載を開始、ベトナム、モンゴルなど活発に海外を旅行した当時のエッセイ 58篇を収録。 | ’74 年 12 月、田中角栄退陣。国中が「民族をあげて不動産屋になった」状況に危機感を抱き『土地と日本人』を刊行したころの 67 篇。 | ’78年 8 月、日中平和友好条約調印。『翔ぶが如く』を刊行したころの、日本と中国を対比した考察や西域旅行の記録など 73篇。 | ’80 年代を迎えて日本が「成熟社会」に入った時代。『項羽と劉邦』を刊行したころの、シルクロード長文紀行などエッセイ 55 篇を収録。 | ホテル=ニュージャパン火災、日航機羽田沖墜落の大惨事が続いた’8 0年代初頭。『菜の花の沖』を刊行、芸術院会員に選ばれたころの 55 篇。 | ’83 年 10 月、ロッキード裁判で田中元首相に実刑判決。『箱根の坂』刊行のころの日韓関係論や国の将来を憂える環境論など 63 篇。 |
司馬遼太郎が考えたこと 13─エッセイ 1985.1~1987.5─ | 司馬遼太郎が考えたこと 14─エッセイ 1987.5~1990.10─ | 司馬遼太郎が考えたこと 15─エッセイ 1990.10~1996.2─ | |
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価格 | ¥825¥825 | ¥825¥825 | ¥825¥825 |
日本がバブル景気に沸き返った時代。『アメリカ素描』連載のころの宗教・自然についてのエッセイや後輩・近藤紘一への弔辞など 54 篇。 | ’89 年 1 月、昭和天皇崩御。『韃靼疾風録』を刊行、「小説は終わり」と宣言したころの、遺言のように書き綴ったエッセイ 70 篇。 | ’95年 1 月、阪神・淡路大震災。’96 年 2 月 12 日、司馬遼太郎は腹部大動脈瘤破裂のため急逝。享年 72。最終巻は絶筆までの 95 篇。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/3/2)
- 発売日 : 2005/3/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4101152462
- ISBN-13 : 978-4101152462
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 186,533位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,310位近現代日本のエッセー・随筆
- - 3,734位新潮文庫
- - 7,836位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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例えば、
防衛のことを書いたり、
“世に棲む日々”についてだったり、
“織田軍団か、武田軍団か”だったり、
はては“女というもの”について
お手上げだとあっさり負けを認めていたり
と柔らかいのや、堅いのやらのエッセイが
納まっています。
しかし、その納まりつかない中にも
私が特に好きな所があります。
京都と東京の違いに言及したあたりが
面白いのではないかと思います。
既に3巻で、
“京”を説いておられます。
『京都というのは実に恐ろしい。
例えば寺田やなどもそうだが、歴史の
刀痕が残っている処を奇妙がるわけ
ではなく、観光の種にするわけでもなく、
平然とここに住んでいることである。』
と書きつつ、この4巻の
“京の味”では織田信長のコック長であった
坪内某の話しは面白い。
『不味かったら斬る!』
と言われたこの料理人は
命をかけて京の薄味を作るあたり、
京都人の誇りというもの。
そして、こういうことは
あの今で言う“京都人のイケズ”に
つながっていくのですねえ。
で、又、“むだばなし”のところで
京の公家について、その続きを
論じています。
『京の公家は保身だけではなく、
固有の言語習慣として、そういう明快さ
を持っていない。
明快でないことが礼だと思い、文化だと
思い、明快なものを野蛮だと思い、エビス
だと思っている連中なのである。』
さて、さてこの続きはどういうお話に
続いているのか。
興味はつきませんね。
一司馬ファンとして感動的なのが、「海音寺潮五郎氏のこと」の一篇。
私事をあまり語りたがらない司馬さんが、海音寺潮五郎全集月報によせて、作家「司馬遼太郎」誕生のいきさつを語っておられる。
当時の文壇でたったひとりで猛烈に司馬さんをプッシュし、かつ司馬さんを激励した海音寺氏がいなければ、
われわれに膨大な司馬作品を堪能できる幸せはなかった。
海音寺氏の人間としての凄さを感じるとともに、司馬さんの感謝の気持ちに満ちたこの篇には、ただ感動するばかり。
それに較べて、エッセイ類はなんと面白く読ませるのか!これはやはり著者が新聞記者の出身ということなのでしょう。この巻は昭和44年から45年の作物が中心に集められていますが、後の名エッセイ「アメリカ素描」の通じるような、見事な「呟き」とも言える言葉が紡がれています。久し振りの赤ペンで線を引きながら読んだ一冊でした。
「あとがき(坂の上の雲1)」では、近代国家を歩み始めた明治国家の哀愁を語られていますし、「過酷で妖しい漂流譚(井上靖著「おろしや国酔夢譚」)」では、大黒屋光太夫を通してロシアと国家を語られています。司馬さんは、後に同じような主題で「菜の花の沖」を執筆されましたが、このエッセイとは無縁ではないだろうと思います。
当時は、3億円強盗事件や東大安田講堂攻防戦などがあり、社会的に騒然としていた頃でしたから、司馬さんも当時の社会状況を見ながら、歴史を振り返っておられたようです。
「日本史から見た国家」では、義和団と三派全学連を比較しながら、日本人の国家観を論じられています。これは、東大安田講堂攻防戦など日本の学生運動を通じて、日本の将来を見つめられていたということなのでしょう。
司馬さんの作品は、この時期から、日本人と国家ということを主題にしたものが多くなっていくようですが、日本人が大きく変わろうとしていた時代の司馬さんを感じることができます。