今まで吉原の専門的な本を読み漁っていましたが、
それほどページ数も多くはない(343ページ)のに情報量が多く、
本文の近くに注釈が載っている点がとても良いです。
本のタイトルで若干損をしている様な気もしますが、
簡単に目次を記載しておきますので購入時の参考になれば幸いです。
「江戸の華やぎ」
・新吉原の町筋 ・大見世・小見世 ・さまざまな女たち ・男たちも働きます
「吉原小史」
・家康と甚右衛門 ・元吉原から新吉原へ ・新吉原の時代
「遊びの作法教えます」
・吉原二十四時 ・遊女買いの作法 ・粋と野暮 ・遊女が女に戻るとき
「女たちを彩る「もの」」
・道中の履き物 ・髪と帯 ・衣服とアクセサリー
「名妓の誕生」
・高尾十一代 ・丹前勝山
「廓の四季」
「一口話」
以上になりますが本当に、「そんな事まで載っているの?!」といった感じなので、
豆知識が好きな方にも楽しく読み進められる内容ではないかと思います。
ただ、この本には索引がないので資料としてお使いになる場合は探すのが大変です。
後で確認等をするなら付箋を付けて読むことをお勧めします。
※メインは天保期(1830~1844年)です。
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お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫 き 27-2) 文庫 – 2005/8/1
北村 鮭彦
(著)
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/8/1
- ISBN-104101153329
- ISBN-13978-4101153322
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/8/1)
- 発売日 : 2005/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 343ページ
- ISBN-10 : 4101153329
- ISBN-13 : 978-4101153322
- Amazon 売れ筋ランキング: - 873,397位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2005年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉原の遊郭にいる人やその生活、建物の構造に決まりごとなどなど・・
いろいろと細かに書いてあったりして面白いです。
そのページ内に注が書いてあってわかりやすいし、本からの抜粋とか図も結構載っていたりするので、興味のある人は楽しめると思いますよ^^
いろいろと細かに書いてあったりして面白いです。
そのページ内に注が書いてあってわかりやすいし、本からの抜粋とか図も結構載っていたりするので、興味のある人は楽しめると思いますよ^^
2009年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉原の遊女・芸者などについて、こまごまと載っています。
参考になる。興味のある方には面白いと思います!
欲を言えば、もっと絵や写真がたくさんあったらなあ、と・・
文庫だから、欲を言ってはいけないかな・・
参考になる。興味のある方には面白いと思います!
欲を言えば、もっと絵や写真がたくさんあったらなあ、と・・
文庫だから、欲を言ってはいけないかな・・
2016年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変細かく吉原遊廓文化を書いてあり、色んな角度から吉原を知ることができます。当時の専門用語?をそのまま文書にしてありますが、ページの端にそれぞれの説明書きがしてあり、解りやすかったです。吉原を描いた浮世絵も掲載してあり、イメージしながら読むことが出来ます。
2010年10月2日に日本でレビュー済み
本当にものしり帖です。
歴史の中に生きた吉原の女性。彼女たちと吉原の町が活き活きと描かれており、とても面白く読みました。
吉原の女性はどうやって避妊していたのか、美しくヘアを整えていたのか、なんていう行は現代の私たちには想像できない常識でした。しかし、今も昔も女性は同じ女性ですね。女心も見えたりして。
そして、江戸時代の庶民が集う銭湯での常識。吉原での粋な遊び方などなど、江戸の生活も垣間見れる楽しい作品。歴史的な史料価値としても高いと思います。これだけの情報が詰まって文庫本価格は安い! お勧めの1冊です。
歴史の中に生きた吉原の女性。彼女たちと吉原の町が活き活きと描かれており、とても面白く読みました。
吉原の女性はどうやって避妊していたのか、美しくヘアを整えていたのか、なんていう行は現代の私たちには想像できない常識でした。しかし、今も昔も女性は同じ女性ですね。女心も見えたりして。
そして、江戸時代の庶民が集う銭湯での常識。吉原での粋な遊び方などなど、江戸の生活も垣間見れる楽しい作品。歴史的な史料価値としても高いと思います。これだけの情報が詰まって文庫本価格は安い! お勧めの1冊です。