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散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫) 文庫 – 1981/10/27

4.1 5つ星のうち4.1 210個の評価

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映画の試写そ観終えて銀座の〔資生堂〕に寄り、はじめて洋食を口にした四十数年前を憶い出す。
今、失われつつある店の味を克明に書留める。


映画の試写を観終えて、銀座の〔資生堂パーラー〕に立ち寄り、はじめて洋食を口にした40年前を憶い出す。外神田界隈を歩いていて、ふと入った〔花ぶさ〕では、店の人の、長年変らぬ人情に感じ入る。時代小説の取材で三条木屋町を散策中、かねてきいていた〔松鮨〕に出くわす。
洋食、鮨、蕎麦、どぜう鍋、馬刺から菓子にいたるまで、折々に見つけた店の味を書き留めた食味エッセイ。貴重な写真を多数収録。

【目次】
銀座・資生堂パーラー
室町・はやし
神田・連雀町
三条木屋町・松鮨
外神田・花ぶさ
藪二店
大阪ところどころ
京都・寺町通り
横浜あちらこちら
近江・招福楼
渋谷と目黒
京都・南座界隈
銀座界隈
信州ところどころ
浅草の店々
深川の二店
名古屋懐旧
京にある江戸
フランスへ行ったとき
あとがき

索引
解説:佐藤隆介

池波正太郎(1923-1990)
東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1981/10/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1981/10/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101156107
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101156101
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 210個の評価

著者について

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池波 正太郎
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大正12年(1923)、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤める。戦後、下谷区役所に勤務して長谷川伸の門下に入り新国劇の脚 本を書いて演出の腕も磨く。昭和35年(1960)、「錯乱」で直木賞を受賞。52年(1977)、吉川英治文学賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕 掛人・藤枝梅安」の三大シリーズが人気絶頂のさなか、急性白血病で逝去する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池波正太郎が書いたもうひとつの「鬼平」「剣客」「梅安」 (ISBN-13: 978-4270005859 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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5つのうち4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月13日に日本でレビュー済み
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雑誌で紹介されていて買い求めましたが、楽しくて一気に読みました!
これからも何度も読み返すと思います
2023年2月21日に日本でレビュー済み
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食に関するエッセイが多く楽しく拝読しております。
2013年3月9日に日本でレビュー済み
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池波正太郎の大ファンです。「散歩のとき何か食べたくなって」の文庫版は一冊目がぼろぼろになってしまい、二冊目を購入しましたが、それも痛んできたので、Kindle版を購入しました。ですから、中の文章は何度も読み返していて、文章の内容についてのコメントは特にありません。本来は星5つ付けたかったのですが、文庫版にある写真が入っていない。これはとても残念です。味のある、とても良い写真だったので、このために星を二つ減らしました。食卓の情景などは、作者の挿絵がとりこまれているのに、この本の持ち味のひとつでもある様々な写真がないのが寂しい。
40人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月24日に日本でレビュー済み
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庶民の中でのそばの歴史を感じる名著です。
2021年6月2日に日本でレビュー済み
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まったりと読めるのが魅力です。お薦めです🎵
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月8日に日本でレビュー済み
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あの有名な池波正太郎。
気難しいイメージがあったが、全然違った。
生きてたら会ってみたい人だったんだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"京都をはじめとして、地方の古い城下町へ出かけてみると、いまや破壊寸前にある『江戸』を見ることができる。この破壊は、天災によるものではない。まさに人災…現代の人間たちがあやつる【科学とマシンと錯覚による破壊】である。"1977年発刊の本書は食のエッセイを超えた示唆を与えてくれます。

個人的には特に『鬼平犯科帳』や『剣客商売』といった著者の時代小説の熱心なファンというわけではないのですが。【食のエッセイ】に関しては好きなことから久しぶりに手にとったのですが。

来年の東京オリンピックの為に再開発ラッシュの続く東京、観光客の増加で高層ホテルの建設ラッシュの続く京都や大阪と。素人目で眺めても近年【著しく姿を変えている街の景観)や消えゆく老舗店を思い出しながら、何とも【経済成長を必然とする為の破壊】を受け入れざるを得ないコスト高の資本主義システムについて、軽妙なタイトルとは別にずっしりと考えてしまう気持ちになりました。

。。さておき。本書では数多く写真や文章で紹介される料理の数々はもちろん【うまそう!!】なものばかりなのですが。そういった料理紹介にとどまらずに【調理された方々もしっかり紹介している】のも、何とも残された現場の声を聞いてるようで嬉しかった。どのような業界であれ洗練されたプロ意識は、やっぱり時代を超えて素晴らしいですね。清々しい気持ちになりました。

著者のファンはもちろん。外食のエッセイ好きな誰かに。あるいはひと昔前の風情を探して東京や京都を訪れる旅人のお供にオススメ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月3日に日本でレビュー済み
 1977年に平凡社から出た単行本の文庫化。

 『食卓の情景』に次ぐ、著者の二冊目の食べ物エッセイ。『食卓の情景』は未読なのだが、三冊目の『むかしの味』と重複する内容が多いのが気になった。おそらく、三分の一はかぶっているのではないか。

 たぶん、気に入った店に通いつめるタイプの人物なのだろう。そして、店の主人やウェイターと関係を築いていくのが好きなのだろう。ただし、その関係はベタベタせず、必要以上に親密なものにはならない。そして、その距離感の中で描かれる人間が魅力的なのである。

 どんな文章であれ、人間を描くことの上手い作家なのだと感じた。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート