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剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫) 文庫 – 2002/11/18
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母をも手をかけた血に狂う快楽殺人者を前に、秋山小兵衛の非情の剣が冴えわたる。
ますます快調、国民的大ベストセラー、その第五巻!
秋山小兵衛の若き日の愛弟子が斬り殺された事件と、江戸市中の三か所で女が殺され、陰所と左の乳房が抉られていた事件。二つの事件の接点に浮かび上がった異常な殺人鬼の正体を、復讐の念に燃えた小兵衛が追う「白い鬼」。
試合に負けたらその相手の嫁になるという佐々木三冬の話にうろたえる大治郎を描く「三冬の縁談」。もう一人の女剣士「手裏剣お秀」の登場など、シリーズ第5弾。
【テレビドラマ化常連作品】
加藤剛・山形勲(1973年4月7日 - 9月1日)
中村又五郎・加藤剛(1982年12月3日 - 1983年3月4日)
藤田まこと・渡部篤郎、山口馬木也(1998年10月14日‐2010年2月5日)
北大路欣也・斎藤工(2012年8月24日、2013年12月27日)
※佐々木三冬…音無美紀子、新井春美、大路恵美、寺島しのぶ
【目次】
白い鬼
西村屋お小夜
手裏剣お秀
暗殺
雨避け小兵衛
三冬の縁談
たのまれ男
解説:常盤新平
本文より
「なるほど……」
弥七の調べによると、殺された三人の女房に、いくつかの類似点がある。
先(ま)ず、三人とも肉置(ししお)きのゆたかな、大柄な女であるということ。ただし、顔だちに似通ったところはない。
つぎに、三人とも、はたらき者であるということ。
そして、三人とも気丈な性格で、夫や子供たちの身のまわりから家の中にいたるまで、垢(あか)ひとつ塵(ちり)ひとつ残すまいとするような、いわゆる「きれい好き」であること。
「なるほど、な……」
と、今度は秋山小兵衛がうなずいた。(「白い鬼」)
本書「解説」より
『剣客商売』もまた食べものが一話一話に魅力を添えている。シリーズの第一話「女武芸者」は、秋山大治郎が根深汁(ねぎの味噌汁)と大根の漬物だけで食事をしているシーンからはじまる。(略)
本書の「三冬の縁談」でも、女武芸者の佐々木三冬は大治郎の家で「茄子の角切に、新牛蒡のささがきを入れた熱い味噌汁で、飯を三杯も食べて」しまう。御用聞きの弥七は「暗殺」では大治郎や弟子の飯田粂太郎とともに、飯を「四杯」も食べている。
――常盤新平(作家)
池波正太郎(1923-1990)
東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2002/11/18
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101157359
- ISBN-13978-4101157351
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【新潮文庫】「剣客商売」シリーズ | 白髪頭の粋な小男・秋山小兵衛と巌のように㞖しい息子・大治郎の名コンビが、剣に命を賭けて江戸の悪事を斬る。シリーズ第一作。 | 闇の幕が裂け、鋭い太刀風が秋山小兵衛に襲いかかる。正体は何者か?辻斬りを追跡する表題作など全7編収録のシリーズ第二作。 | 隠された三百両をめぐる事件のさなか、男装の武芸者・佐々木三冬に芽ばえた秋山大治郎へのほのかな思い。大好評のシリーズ第三作。 | 「秋山先生に勝つために」江戸に帰ってきたとうそぶく魔性の天才剣士と秋山父子との死闘を描く表題作など全8編。シリーズ第四作。 | 若き日の愛弟子を斬り殺された秋山小兵衛が、復讐の念に燃えて異常な殺人鬼の正体を追及する表題作など、大好評シリーズの第五作。 | 密貿易の一味に監禁された佐々木三冬を秋山大治郎が救い出すと、三冬の父・田沼意次は嫁にもらってくれと頼む。シリーズ第六作。 |
剣客商売七 隠れ簑 | 剣客商売八 狂乱 | 剣客商売九 待ち伏せ | 剣客商売十 春の嵐 | 剣客商売十一 勝負 | 剣客商売十二 十番斬り | |
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盲目の武士と托鉢僧。いたわりながら旅を続ける年老いた二人の、人知をこえた不思議な絆を描く「隠れ簑」など、シリーズ第七弾。 | 足軽という身分に比して強すぎる腕前を持ったがゆえに、うとまれ、踏みにじられる侍の悲劇を描いた表題作など、シリーズ第八弾。 | 親の敵と間違えられた大治郎がその人物を探るうち、秋山父子と因縁浅からぬ男の醜い過去が浮かび上る表題作など、シリーズ第九弾。 | わざわざ「名は秋山大治郎」と名乗って辻斬りを繰り返す頭巾の侍。窮地に陥った息子を救う小兵衛の冴え。シリーズ初の特別長編。 | 相手の仕官がかかった試合に負けてやることを小兵衛に促され苦悩する大治郎。初孫・小太郎を迎えいよいよ冴えるシリーズ第十一弾。 | 無頼者一掃を最後の仕事と決めた不治の病の孤独な 中年剣客。その助太刀に小兵衛の白が冴える表題 作など全7編。シリーズ第十二弾。 |
剣客商売十三 波紋 | 剣客商売十四 暗殺者 | 剣客商売十五 二十番斬り | 剣客商売十六 浮沈 | 剣客商売番外編 黒白〔上〕 | 剣客商売番外編 黒白〔下〕 | |
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大治郎の頭上を一条の矢が疾った。これも剣客商売の宿命か──表題作他、格別の余韻を残す「夕紅大川橋」など、シリーズ第十三弾。 | 波川周蔵の手並みに小兵衛は戦いた。大治郎襲撃の計画を知るや、波川との見えざる糸を感じ小兵衛の血はたぎる。第十四弾、特別長編。 | 恩師ゆかりの侍・井関助太郎を匿った小兵衛に忍びよる刺客の群れ。老境を悟る小兵衛の剣は、いま極みに達した。シリーズ第十五弾。 | 身を持ち崩したかつての愛弟子と、死闘の末倒した侍の清廉な遺児。二者の生き様を見守り、人生の浮沈に思いを馳せる小兵衛。最終巻。 | 若き日の秋山小兵衛に真剣勝負を挑んだ小野派一刀流の剣客・波切八郎。対照的な二人の剣客の切り結びを描くファン必読の番外編。 |
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つぎつぎと縁者を暗殺された娘が、密かに習いおぼえた手裏剣の術と、剣客・秋山小兵衛の助太刀により、見事、仇を討ちはたすまで。 | 著者お気に入りの料理人が腕をふるい、「剣客商売」シリーズ登場の季節感豊かな江戸料理を再現。著者自身の企画になる最後の一冊。 | シリーズ全十九冊の醍醐味を縦横に徹底解剖。すりきれるほど読み込んだファンも、これから読もうとする読者も、大満足間違いなし! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2002/11/18)
- 発売日 : 2002/11/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 384ページ
- ISBN-10 : 4101157359
- ISBN-13 : 978-4101157351
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,505位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
大正12年(1923)、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤める。戦後、下谷区役所に勤務して長谷川伸の門下に入り新国劇の脚 本を書いて演出の腕も磨く。昭和35年(1960)、「錯乱」で直木賞を受賞。52年(1977)、吉川英治文学賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕 掛人・藤枝梅安」の三大シリーズが人気絶頂のさなか、急性白血病で逝去する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池波正太郎が書いたもうひとつの「鬼平」「剣客」「梅安」 (ISBN-13: 978-4270005859 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
・現在12番目の「十番斬り」を詠み始めるところ。
・「剣客商売」の全作を読みたいと思っている。
引退した剣豪の秋山小兵衛と息子、大治郎、女剣客の三冬が主として
荒事を引き受け、目明しの弥七が聞き込みをし、小兵衛の40も年下の
若い妻、おはるが色を添える。
この数人で、見事にひとつの世界が出来上がっていて、軽快なセリフ
回しも相まって、まるで芝居を見ているように写実的だ。
荒事があるからこそ、平穏な暮らしやこころが際立って見える。
40も年下の妻の設定も小兵衛の年齢を際立たせるためだろうし、
日常の静かな暮らしで荒事との対比がより鮮明になるように思う。
剣客だから、各章に切り合いが描かれ、人が死ぬ。
腕が飛び、足が斬られる。
実に血なまぐさい、阿鼻叫喚の坩堝の情景が、サラッと読めて
しまうのが不思議だ。
そのような描写が本来の著者の書きたいところではないから、
なのだろう。
もっと早くこの本を知っていれば良かった。