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ハードだったー。世界各国の歴史・民族・宗教を、各国5~6ページで簡潔にまとめてあって、凄く情報が豊富で、一気に読むには消化しきれないですぅ。特にインド以西から東欧にかけては、小さい国が多くて、世界地図帳見ながらじゃないと位置関係がつかめなかったですはい。勉強にはなったけどね。
所々に「9・11」という文字が見られる。「キリスト教vsイスラム教」という見方をしちゃう9・11からの世界情勢だけど、あの事件は世界中に波紋を拡げてたというより、世界中の問題のしわ寄せがあの事件を引き起こしてしまったのかなぁ、と思ってしまう。
日々のニュースでも「今起きている事」は分かるし、「その事象自体の背景」も分かるんだけど、遠因が分かっていると理解度が違うと思う。フィリピンがイラクに軍を派兵せざるを得なく(キリスト教徒国)、かつ速攻で撤退してしまった(大衆迎合)理由とか、トルコ加入がEUから警戒される理由(イスラム大国ってだけじゃないのね)とか。
たまたま見つけた世界史系ジョーク集なんかもあわせて、いろんな角度から国際政治というモノを見ていくのも、楽しいと思った。2年おきくらいに新刊出して欲しい。途中眠かったのは、自分の知識不足って事で。
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民族世界地図 最新版 (新潮文庫 あ 40-4) 文庫 – 2004/4/1
浅井 信雄
(著)
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/4/1
- ISBN-104101160244
- ISBN-13978-4101160245
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/4/1)
- 発売日 : 2004/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 274ページ
- ISBN-10 : 4101160244
- ISBN-13 : 978-4101160245
- Amazon 売れ筋ランキング: - 444,660位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年4月27日に日本でレビュー済み
いろいろな国家について(ひとつにつき3~4ページで)、
さまざまな民族的諸事情(宗教、経済、人種などなど)を
コンパクトにまとめてある。
文章は簡素なんだけれど、
世界は複雑なんだなぁ~、、、。
とりわけ911テロ以降の状況についての
記述が多く、情報もあたらしい。
(文庫本はしばしば、情報が遅いけれど、これは例外)
新幹線のなかでの読書(2,3時間の軽い読書)
として最適です。
さまざまな民族的諸事情(宗教、経済、人種などなど)を
コンパクトにまとめてある。
文章は簡素なんだけれど、
世界は複雑なんだなぁ~、、、。
とりわけ911テロ以降の状況についての
記述が多く、情報もあたらしい。
(文庫本はしばしば、情報が遅いけれど、これは例外)
新幹線のなかでの読書(2,3時間の軽い読書)
として最適です。
2007年7月17日に日本でレビュー済み
普段、メディアが取り上げない世界事情を、幅広くぱらぱらと知るには良い。
世界は1国3ページで説明しきれるものではとてもないわけで、そこらへんは最初から腹をくくることをすすめる。
少し気になるのが、著者の姿勢について。
イスラムの扱い方と視点が気になるし、なぜデータの多くがCIAによるものなのだろうか。
ざっと世界を概観することの必要性もある。
しかし、やはりこれを見たからといって、世界について何かを知れるかというと、非常にびみょうなライン。
雰囲気としては、16ビットでできた写真を見て、対象を描写できているといえるかどうか、といった感じ。
解像度が粗い情報だが、これをどう判断するかは、読み手しだい。
なので、可もなく不可もない、3つ評価。
世界は1国3ページで説明しきれるものではとてもないわけで、そこらへんは最初から腹をくくることをすすめる。
少し気になるのが、著者の姿勢について。
イスラムの扱い方と視点が気になるし、なぜデータの多くがCIAによるものなのだろうか。
ざっと世界を概観することの必要性もある。
しかし、やはりこれを見たからといって、世界について何かを知れるかというと、非常にびみょうなライン。
雰囲気としては、16ビットでできた写真を見て、対象を描写できているといえるかどうか、といった感じ。
解像度が粗い情報だが、これをどう判断するかは、読み手しだい。
なので、可もなく不可もない、3つ評価。
2005年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者がアメリカ在住が長かったためか、結局アメリカの立場からみた、現在の世界情勢である。最後にかならずCAIの資料を引用するわけですね。独自の考えが無いようにかんじるわけですよ。
2004年5月3日に日本でレビュー済み
色々な国や地域に関して、昨今の問題や歴史の“一口解説”風内容を集めている。“通勤電車の友”的にも利用し易いものだと思うが、知っているようで知らない、世界の国々の話しがよく判り、非常に有意義である。この本に、イタリアの挿話が紹介されていた。ヴァカンスシーズンにミラノを訪ねた著者は、どこもかしこも休みで閑散としている様に驚いていたが、ある店が非常に賑わっていることに更に驚いた。賑わっていたのは本屋で、イタリア人は本を読んで何かを学ぶのも“休暇の一種”と見なしているらしいというお話しだ…「良い話し…」と思った。この『民族の世界地図-最新版』も、一寸した空き時間を利用して、“休暇”感覚で何かを学ぶ一助になりそうな一冊である…