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空のオルゴール (新潮文庫) 文庫 – 2005/1/28

3.9 5つ星のうち3.9 13個の評価

「伝説の奇術師ロベール・ウーダンの足跡をたどれ」。教授の指令でパリを訪れた大学院生トキトモは、現地で後輩のリカと再会する。ウーダンに詳しいマジシャンを紹介され、調査は順調に進むかに見えたが、知り合った奇術師たちが次々に殺されていく。残された犯行声明には「反奇術同盟(U・M・A)」の文字が……。奇術と格闘の融合が生み出す不滅の“らもワールド"! 傑作長篇小説。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2005/1/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/1/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 318ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101166412
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101166414
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 13個の評価

著者について

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中島 らも
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1952年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。コピーライターを経て小説家デビュー。作家活動のほかに、劇団「リリパットアーミー」主宰、俳優、ミュージシャンなど意欲的に活動。享年52(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『クマと闘ったヒト』(ISBN-10:4840135010)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中島らもは割と読んでますが、自分の中では1.2を争う面白さです。
確かに、「このネタはあのエッセイにも出てきたな〜」とか色々とありますが、それはこの本に限らない笑 
空気の軽やかさ、力の抜け感、笑いの軽妙さ、1つの集大成といってもいいんじゃないかと思います。
レビューを見てみたら意外と評価されてないことに驚きました。それを見て読まない人がいたらもったいないな、と思いレビューします。
1つ言うと、中島らもを色々読んで最後の方に読むといいんじゃないかなー、と思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月5日に日本でレビュー済み
作者本人が面白いと書いていたので、図書館で読んでみましたが、個人的には非常に退屈でつまらないものでした。山田風太郎を意識したような怪人たちの絡みを描こうとしているのかなという感じですが、戦いの描写は奇想天外さがなく、背景描写もありきたりでまるで作家志望の素人が書いたような内容です。

らもさんはやはり日常を淡々と述べたような文章の中にセンスを感じますが、こうしたエンターテイメント性のあるものは無理があるように思いました。小説はガダラの豚あたりがまだ面白く読めましたが、とにかく出てくる小話が別な場所で聞いたことがあるものばかりで、ネタとしての引き出しがすごく少ない人だったのかなと思ってしまいました。残念な作品だと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年1月3日に日本でレビュー済み
解説が町田康である。町田康がいかに中島らもを愛しているかが良く伝わってくる解説である。あまり余計なことは考えずに、手打ちうどんを打つ代わりにこの本を読んでみれば良い。
この本は愚行のオンパレードである。奇術や格闘、エロやグロをスパイスに中島らもの愛をたっぷり詰め込んだこの小説。今は亡き彼を忍びながら読むべし。
でも、ガダラの豚にはちょっと劣るので星4つ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年5月1日に日本でレビュー済み
中島らもさんは、その作品もさることながら、人物としての味わいという点で、とても大好きでしたし、今も大好きですので、『空のオルゴール』の、ちからの抜け具合のようなものに、ああ、やはり遺作なのだ、という感覚がしてしまいました。
だからと言って暗くはなく、どこまでも明るくて、軽いんですが。片足は、もうあちらの世界へ行ってしまっているような、そういう、これまでのような力みのない突き抜け感に、あの人はまだ生きているような、でも死んでしまったんだなぁ、と、不思議な気分がしている読後であります。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年2月11日に日本でレビュー済み
 中島らもの長編小説には大きく分けて二つの型があり、ひとつは『頭の中がカユいんだ』『今夜、すべてのバーで』のような、自身の家出や入院などの私的体験をモデルにして創られた半ノンフィクション的な小説、もう一方は『酒気帯び車椅子』『ガダラの豚』といった完全なフィクションである。本作品『空のオルゴール』は後者に属し、パリのマジシャン&大学院生と彼らを敵対視するプロの殺し屋集団:U・M・Aとの間の死闘を描いている。
 フランスの植民地下にあったアルジェリアでの暴動を、奇術一つで鎮圧してみせた伝説的な奇術師:ロベール・ウーダン。近代奇術の父と称される彼の足跡を辿りにパリへ赴いた大学院生トキトモは現地で大学の後輩リカと再会し、リカの奇術の師であるフランソワ師の奇術師グループと行動をともにするようになるが、間もなくフランソワ師は惨殺され、狂信的キリスト教ファンダメンタリズムの団体U・M・A(反奇術師同盟)から犯行声明が出される。「手品は神の御技を愚弄するもの」とするU・M・Aから送られた刺客、青龍・朱雀・白虎・玄武に、仲間の復讐に燃えるがまったくの非力である奇術師が機転と知恵で立ち向う。繰り広げられる死闘。次々に弊されて行く仲間。手に汗握る展開と、最後の最後での逆転劇。やや過剰とも思える説明的台詞&記述もすべて含めて、これはまぎれもなくエンターテイメントを志向して書かれ、かつその企みを成功させた一冊である。
 解説で書かれているように、それはひとえに「愛」の賜物である。作者の『甲賀忍法帖』をはじめとする山田風太郎作品・娯楽小説への愛、格闘技・異種格闘技戦への愛、マジックへの愛、作中人物への愛が見事に炸裂している。そして解説では、町田康のらもへの愛が、やはり見事に炸裂している。本作は「殺し合い」というテーマを、中島らもが「愛」をもって見事に纏め、一気に読ませる展開のあと、心地よい読後感をもたらす100%ピュアのエンターテイメント小説である。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月5日に日本でレビュー済み
かなりまとまりが悪い作品です。
らもさんの作品は読みやすいので、最後までスラスラ
読めるのですが、この作品は最後まで読むのに苦労しました。
晩年の作品は体力、特に脳の体調が悪い時期のためか
時折かなり出来の悪い作品がありますが、
この作品もその一つになるでしょう。

恐らく構想を考えていた時期は執筆にかなり意欲
があったのでしょうが、いざ執筆をはじめてみると
作品をまとめる力が無くなっていたのでしょう。
また、この作品は口述筆記で書かれた作品のためか
表現が歪になっているところがあります。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほとんどがガダラの豚の余りネタ。ガダラの豚のクオリティーの高さには到底及ばない。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月3日に日本でレビュー済み
なんだこれっ。
参考文献の量に涙が出るほど、意味がわからなかった。
こんなに何かを調べた甲斐はあったのだろうか――ない。
覚せい剤でもやりながら書いたんじゃなかろうかという結末への持って行き方。
放り投げ方に驚いた。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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