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四捨五入殺人事件 (新潮文庫 草 168-13) 文庫 – 1984/6/1

3.9 5つ星のうち3.9 44個の評価

東北地方の山深い温泉町に講演に招かれた作家二人。大雨の中ようやくたどり着くが、町へ入ったとたんに唯一外へと連絡している橋が大水で流され、町の中に閉じ込められてしまう。そこで起こる殺人事件。 さまざまなジャンルで傑作をものしてきた著者が、ミステリにおいてもその腕の冴えを発揮した本格ミステリです。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1984/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1984/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 252ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410116813X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101168135
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 44個の評価

著者について

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井上 ひさし
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昭和9年(1934)、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒。浅草フランス座文芸部兼進行係などを経て、戯曲「日本人のへそ」、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」などを手がける。47年「手鎖心中」で直木賞受賞、54年「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞、翌年読売文学賞戯曲賞を受賞。56年「吉里吉里人」で日本SF大賞、翌年読売文学賞小説賞を受賞。平成11年、菊池寛賞受賞。平成16年、文化功労者。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ボローニャ紀行 (文春文庫) (ISBN-13:978-4167111281 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
44グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年1月2日に日本でレビュー済み
中村雅俊主演でNHKでドラマ化もされた、隠れた名作です。殺人事件と銘打っていますが、意外な展開に・・・
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和レトロなお話。井上先生らしいちょっとエロがいい味です。ノスタルジック。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説教は言いたいことを言うだけじゃなく
聞いてもらえる工夫をしなくちゃいけない。

物語とはもともとそういうものだったのだと思う。
それを教えてくれるいい本です。
2010年1月30日に日本でレビュー済み
昔、NHKの夜に1週間くらい連続でやってたのが本作品との出会いです。中村雅俊さんと故中条さんのコンビがよかったですね。あと大竹まこともいたような…。作品の内容は他のみなさんと同意見ですが、結末はおもしろいです!以来作者のファンになりました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月10日に日本でレビュー済み
劇作家でもある井上ひさしならではのミステリー。
終盤で「てがかりは散りばめられていました」と明かされるわけだが、これをありとするか、なしとするか。

○○と〇〇が○○である、という真相の一部は、「あれ、ひょっとして、」と思ったのだけれど、さすがに、この真相は見抜けませんでした。
2020年10月9日に日本でレビュー済み
久しぶりにシンプルなミステリーが読みたくなり「大雨で橋が流された孤立した村でおこる連続殺人」「 どんでん返しの極致」等の王道の触れ込みの本作を発見し興味を持ち購入しました

レトロチックな作品であり過去の忌まわしい村の歴史からくる怨念や憎悪が事件の発端となるのはいいですが………

まあ 単純に言うとイマイチ
読んでてなんというかゾクゾクする感じが全くないというか……
主人公の片割れの作家もなかなかの最低っぷりの大作家でちょくちょく挟む女性蔑視みたいな感じも読んでて不快でしたね

ラストも嫌な感じのどんでん返し…… ここは無理がないか? と思うところもたいした説明もなく作品は終わります
自分には 合わなかった
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月8日に日本でレビュー済み
ミステリーとしてではなく、井上さんの作品として読まないと「えっ」と思うと思います。殺人事件と銘打っていますが、場所が田舎と言うこともあり、なぜかのほほんとしている。そして、日本の農業についてなぜか考えさせるところが、井上さん作品です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月30日に日本でレビュー済み
春先に書店で面陳されていた『十二人の手紙』が、ミステリーとしても素晴らしくて、文豪はミステリーも楽々かけるんだ!と感動して、同じ出版社から7月に再販された本書を購入しました。
が、正直、ミステリーとしてのレベルは最低レベルでした。
もちろん、井上ひさし先生のライフワークとしていた農業問題、コメの問題を軸にした、井上先生にしか書けない小説だとは思いますし、こういう歴史があったんだ、という勉強にはなりました。農業問題を学ぶテキストにもなると思いますし、大学の図書館とかにも置いてあってもいいのではないかと思います。
しかし、ミステリーファンが期待して手に取るには、ミステリーの本筋そのものは手あかのついたトリックのパロディにしかすぎませんし、なにより事件が起こるのが遅くて、密室トリックも大したことはなく、登場人物も不愉快な人ばかりで、全体に女性蔑視も甚だしく、読み進めることさえ苦痛な内容でした。
同じ文豪がチャレンジしたミステリーの名作としては、筒井康隆先生の『ロートレック荘事件』がありますが、ミステリーとしての創造性の面では足元にも及ばないという印象です。あちらが100なら、こちらは1以下。1もつけたくないレベルです。
もともと新潮文庫オリジナルで出版されたというのも納得です。ミステリーファンにとっては、文庫オリジナルレベルの、いまでいうライトノベル感覚のひまつぶしミステリーくらいに思って、過度に期待しないほうがいいと思います。『十二人の手紙』を読んで本書を手に取る方、ご注意ください!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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